4th Secret
相互干渉のない回路基板
NIRO1000の基板レイアウトは従来のアンプとは大きく異なります。今回の基板レイアウトで最も重視した点は次の通りです。
- 配線において Input側と Output 側の線材が絶対に交差しないようにする。
- AC電源の入力からスピーカー端子の出力までを一方向に流れるようにする。
- 線材をできるだけ直線的に配置して、その位置を物理的なガイドによって位置決めし、アンプの固体差を無くすようにする。
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プリント基板は特殊ダンパーによって機構的、電気的にフローティングされた状態で配置されており、このレイアウトがNIRO1000開発思想の基本となっています。たとえば、Power Engineでは、プリアンプステージ基板のすぐ上にラインインプットのRCAコネクターが配置され、入力信号は最上部からすぐ下のプリアンプステージに最短で配線され、その出力はすぐ下のパワーステージに最短で供給されています。プリアンプステージは最上位に位置し、電源ステージやサーボステージ等のノイズ発生源から最も遠い位置に配置されています。
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電源の供給は、最下部の電源ステージからプリアンプステージへフェライトビーズステージを通過後、スピーカーブロックの配線から最も離れたセンタースリーブの反対側にあるシールドされたコーナーを通り、プリアンプステージに供給されています。
すべてのリスナーに、音楽の真の感動を。
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