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「Debut Reference DFR52」
ペア価格:220,000円(税込)
物理的にドライバー・ユニットの高周波レスポンスを向上させる
新開発ウェーブ・ガイドをトィータ周りに装着したことで、
歪みのない放射特性に優れたクリアな高音域が再現されます。
165mmアラミドファイバー・コーンウーハーは、
シャシーに剛性の高いアルミ・ダイキャストを採用した
新開発ドライバー・ユニットが搭載されています。
ドライバー・ユニットが発する振動を抑えバッフル強度の向上にも貢献しています。
分厚い底板を円筒上に刳り貫き、そこから貫通させたダクトを
フロントパネルにあるフレア型ポートに繋げています。
デビュー・リファレンス・シリーズで初めて採用されたこの方式は、
低域のダイナミクスの向上と低ノイズを達成しています。
※リア・パネルに2箇所 通常のバスレフ・ポートも備えています。
フル・ペリメター・ブレースと呼ぶトップパネルとサイドパネルを強固に接合する工法により、
エンクロージュアの強度を大幅にアップ。
振動の大幅な低減が、特に低音の解像度において大きな効果を上げています。
個性的なグレーのサランネットは、柔らかで落ち着いたイメージを演出しています。
マグネット装着タイプなので本体にダボ差し込み穴がなく、
フロント・バッフルはすっきりとしたデザインでまとめられています。
形式:3ウェイ・バスレフ型
周波数特性:42-35,000 Hz
インピーダンス:6Ω
能率:87 dB / 2.83 V / m
クロスオーバー周波数:90Hz / 2,200Hz
入力:140W(最大)
トィータ:25mm クロスドーム×1
ミッドレンジ:130mm アラミド・ファイバーコーン×1
ウーハー:130mm アラミド・ファイバーコーン×2
サイズ:H1016×W185×D242mm
重量:16.7 kg
仕上げ:ブラックバッフル / ウォールナット・キャビネット
「BS U5 SLIM」
ペア価格:132,000円(税込)
90周年を迎えたELACが
新たに挑むベンチマーク・スピーカー
「Uni-Fi SLIM LINE」に採用された
ドライバーは全て新たに設計。
スピーカー・ターミナルといった
細かい部分まで新たに設計されました。
カスタム設計 Uni-Fi COAXドライバー
Uni-Fiシリーズの代名詞である
同軸ユニットは、
繊細さと正確なハーモニクスを実現した
25mmのシルククロスドーム・トィータと、
100mmの高剛性アルミ・ミッドレンジによる
新開発ユニットです。
高域の再生を受け持つトィータと
中域を受け持つミッドレンジを
コイル内に同心円状に配置する
この手法は点音源化を狙いとし、
左右のスピーカーから出現する
音像の定位を正確なものにします。
マグネットには
この価格帯としては
異例とも言える強力な
ネオジウムマグネットを採用。
フラットな周波数特性と
高いパワー・ハンドリングと相まって、
Uni-Fiシリーズの高いイメージング能力を
引き出す重要なユニットです。
フルレンジ・ユニットを用いた
スピーカーにとって、
3ウェイの設計は
非常に多くのメリットがあると
ELACは考えています。
トィータ、ミッドレンジ、ベースウーハー、
高・中・低の帯域にそれぞれ、
専用ドライバーを割り当てる事により、
各ユニットが受け持つ
帯域の周波数に余裕を持たせ、
滑らかなつながりを得られるためです。
Uni-Fi
COAXドライバーは、
トィータの持つ高域特性をスポイルすることなく、
周囲に配置されたミッドレンジとの
スムースなつながりを確保。
それぞれのモデルで
低域の再生を受け持つ
135mmウーハーとのアッセンブルに、
音質を重視したシンプルな
ネットワークを用いることができ、
伸びのある低音を得られるのも、
この3ウェイ設計の利点です。
Uni-Fi SLIM LINEに採用される
135mmのウーハーは全て、
リニアリティに優れた
アルミニウム素材が用いられています。
良好な動的性能を得るため
39mmのボイス・コイルと
大型のフェライトマグネットが採用されており、
正確なロングストロークを実現。
パワー・ハンドリングに優れ、
フロア型、ブックシェルフ型問わず、
スピーカーにクリアで強靭な
低域再生をもたらしています。
不要な鳴きを排除する
強固な設計のキャビネット
Uni-Fi SLIM LINEの筐体は
オリジナルのUni-Fi LINE (USA仕様)に比べて、
厚みのあるMDF材を使用しており、
内部空間の強度アップを図り、
エアー・コントロールに
大きなメリットを持たせています。
厚みのあるMDF材を使用しながら
オリジナルUni-Fi LINEと同様の
内部容積を確保するための
キャビネットを新設計。
追加された専用のブレーシングは、
Uni Fi SLIM LINE だけの独自構造です。
ELACの上位機種である
260LINEや400LINEに採用された
クロス・フレームキャビネット技術で
その効果が実証された
このブレーシング加工は、
内部容量を確保しつつ
キャビネットの鳴きに由来する不要な振動や
再生音への色付けを大幅にカットすることを
可能にしています。
また、「SLIM」という名前の通り、
横幅を抑えて奥行きを多めに取った
キャビネットは300LINEに代表される
ELACの得意な手法であり、
外観の美しさに加え、
定位感と空間表現の良さに
大きなアドバンテージをもたらしています。
美しさを追求した
サテン・ブラック仕上げ
Uni-Fi SLIM LINEの
キャビネットの特徴は音質を追求した
厚みのあるMDF材を
使用しただけではありません。
オリジナルのUni-Fiに採用されている
ブラック・ビニール・ブラッシュド仕上げとは異なり、
かつて190LINEに用いられていたサテン。
ブラック仕上げを採用しました。
クロスオーバー回路
音質を決定づける
クロスオーバー回路には、
数多くのオーディオグレードの
高品質パーツを採用しています。
各ユニット間の滑らかな
つながりを実現する事によって、
音場感や3ウェイの最大のメリットである
下まで伸びた深い低域の再現を
獲得しています。
カスタム設計のスピーカーターミナル/
マグネット着脱式サランネット
Uni-Fi SLIMに併せて
新たにカスタム設計された
スピーカー・ターミナルは
接続のしやすさと
導電性に注目して設計されており、
安定した結線と信号伝送のために
最適化されています。
また、本体とサランネットは
マグネットを用いた着脱方式を採用。
ピンや差込み穴を持たない
フロントパネルは、
すっきりとした
Uni-Fi SLIM LINEのデザインを
より際立たせます。
<主な仕様>
形式 3ウェイ・バスレフ
ユニット
25mmソフト・ドーム/100mmアルミ同軸ユニット×1、
135mmアルミウーハー×1
能率 85dB/2.83V/1m
インピーダンス 4Ω(最低3.4Ω保証)
周波数特性 46-25,000Hz
クロスオーバー周波数 270Hz、2,700Hz
最大入力 140W
サイズ W178×H340×D293mm
仕上げ サテン・ブラック
マグネット式 サランネット付属