DENON
SACD / CD Player
「DCD-SX1
LIMITED」
「Vivid & Spacious」を体現するフラッグシップモデル |
アナログオーディオ回路、デジタルオーディオ回路、アナログ電源回路、そしてデジタル電源回路に至るまで、入念に一つ一つのパーツを吟味、カットアンドトライを繰り返しながら途方もない時間をかけてDCD-SX1
LIMITEDの音は研ぎ澄まされてきました。 オーディオ機器の開発期間としては異例とも言える4年に及ぶ歳月を経て、変更されたパーツは実に400点超。コンデンサー、抵抗、OPアンプなど、音質に直接的・間接的に関与する数多くのパーツが変更され、回路パターンをより洗練させるために基板自体も新設計されました。 デノンが築いてきた技術的資産の集大成であるSX1シリーズを母体として、山内がエンジニアとして、そしてサウンドマネージャーとして培ってきた経験、技術、感性のすべてを注いで作り上げたのがこのSX1 LIMITEDシリーズです。 新たな時代のデノンのサウンドフィロソフィー「Vivid & Spacious」を体現し、これからのデノンの進むべき道を指し示すフラッグシップモデルがここに誕生しました。
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37種に及ぶカスタムコンデンサーを投入 |
SX1 LIMITEDシリーズの開発においては山内がサウンドマネージャーに就任する前のエンジニア時代から作り上げてきた数々のカスタムコンデンサーを惜しみなく投入しました。 NEシリーズの開発過程で開発されたものや、今回のSX1 LIMITEDのために開発されたものも含め、その数は37種にも及びます。用いる素材の指定はもちろん、スリーブの素材や有無、加熱行程における温度指定、プレス工程の圧力の調整など、様々な経験とノウハウ、そしてその差を聴き分ける感性によって作られた多くのカスタムコンデンサーを巧みに使い分けることによってSX1 LIMITEDシリーズのサウンドを磨き上げています。
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A7075(超々ジュラルミン)による新開発トップカバー&フット |
トップカバーとフットの素材には新たにA7075(超々ジュラルミン)を採用。SX1 LIMITEDシリーズの開発にあたり、様々な材質を用いて試作・試聴を繰り返し、パーツ単体としての性能だけではなくSX1 LIMITEDシリーズとのマッチングを慎重に吟味し、A7075を選び抜きました。 A7075はアルミに亜鉛(Zn)とマグネシウム(Mg)が添加された合金であり、アルミ合金の中では最も強度に優れ、航空機や車両の部品などに用いられている素材です。当初デザイン上の観点からトップカバーはサンドブラスト加工を予定していましたが、ヘアライン加工されたトップカバーをテストしたところ、サウンドステージの透明感やディテールの表現力により優れていたため最終的にヘアライン加工のトップカバーを採用しました。
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アルミ砂型鋳物ベース採用ドライブ・メカニズム「Advanced S.V.H. Mechanism」 |
Advanced S.V.H.
Mechanismは、アルミ砂型鋳物ベースやハイブリッド・メカリッド、アルミダイキャスト・トレイなど、メカニズムの各パーツをそれぞれの目的に沿った異なる素材で構成。その結果、重量増による制振性の向上や共振点の分散化など、高いレベルの制振性を実現。また、メカを低重心化することでディスクの回転により機器内部から生じる振動を低減することはもちろん、外部からの振動にも強い構造を実現しています。 さらに、スピンドルシャフトを短くすることによりディスクの回転ブレを抑え、正確なデータの読み取りを実現。これにより、ピックアップを制御するサーボの負担やエラー訂正などのデジタル回路への負荷を軽減しています。 デジタル回路が進歩し音の再現力が上がるほどに、機械としての繊細さは増し、振動に対して敏感になります。DCD-SX1 LIMITEDでは、ドライブ・メカニズムを支えるアルミ砂型鋳物ベースなど、入念な振動対策を行うことにより、ディテールの表現力や音場の安定感を高めています。このアルミ砂型鋳物ベースは、その大質量と優れた内部損失により、振動による音質への影響を徹底的に排除します。 最終的な音質は、ドライブ・メカニズムを構成する素材やハウジングの形状からも影響を受けます。 フラッグシップモデルにふさわしい音質を求め、試行錯誤を重ねた結果、アルミブロックとステンレス・クランパーで銅メッキスチールプレートをサンドイッチしたハイブリッド・メカリッドを採用。メカニズムの剛性向上と制振効果によって音質向上に大きく貢献しています。
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Advanced AL32 Processing |
いかにオリジナルのアナログ音源に近い音を再現するか。これはデノンが長きにわたり、デジタル再生においてもっとも強くこだわってきたテーマであり、それを形にしたのがビット拡張&データ補完によるアナログ波形再現技術「ALPHA Processing」です。 DCD-SX1 LIMITEDには、その最新バージョンである「Advanced AL32 Processing」を搭載。CD再生の場合、44.1 kHz / 16 bitのデータを705.6 kHz / 32 bitへとアップサンプリング&ビット拡張処理を行います。進化した独自のアルゴリズムによって前後のデータの離散値からあるべき点を導き出し、本来のアナログ波形を再現する理想的な補間処理を行います。 デジタル録音時に失われたデータを高い精度で復元することで、歪みのない繊細な描写、正確な音の定位、豊かな低域など原音に忠実な再生を実現しています。 |
HD Master Clock Design |
Advanced AL32 Processingの効果を最大限に引き出すため、もう一つのデノンのオリジナル技術であるDAC Master Clock Designをさらに進化させました。 D/Aコンバーターに供給するクロックの精度を最優先するために、D/Aコンバーターのすぐ側にクロックモジュールを配置。DACをマスター、周辺回路をスレーブとしてクロック供給を行うことでD/A変換の精度を高めています。また、44.1kHz系と48kHz系の2系統のクロックモジュールを搭載し、CDやSACD、PC、USBメモリーから入力される多様な信号のサンプリングレートに合わせて最適なクロックを使用することにより、ジッターの原因となるクロック分周時の誤差を排除しています。 そしてDCD-SX1 LIMITEDではさらなるジッター低減のために最新の超低位相ノイズの水晶発振器を新たに採用。10 dBの位相ノイズ低減を実現しました。
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フルバランス・ディファレンシャル構成のD/A変換&オーディオ出力回路 |
L/Rチャンネルそれぞれに専用のD/Aコンバーターを搭載し、HOT、COLDそれぞれを差動出力するモノモードで使用しています。D/Aコンバーターの電流出力を受けるI/V(電流/電圧)変換回路とポストフィルター回路にはフルバランス構成を採用。チャンネルセパレーションに優れ、歪みやS/Nなどの特性においても理想的な回路構成といえます。また、アンバランス出力回路についても、D/Aコンバーターの差動出力を合成して出力する差動ドライブ構成としています。 バランス出力の位相はリアパネルのスイッチで切り替えることができます。DCD-SX1 LIMITEDではオーディオ出力回路におけるコンデンサーと抵抗の約90%を変更するとともにOPアンプを高品位化。さらにローパスフィルターの定数変更も行い、より広い空間と生々しい音像の表現力に磨きをかけました。
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信号経路を最短化するミニマム・シグナル・パス回路 |
微妙なニュアンスの表現を求められるこのクラスのプレーヤーでは回路パターンの設計も重要なファクターとなってきます。 DCD-SX1 LIMITEDでは、信号ラインが最短になるように基板設計を行い、信号伝送時のロスを最小化。さらに外部からの影響による音質劣化も防いでいます。
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L.C.マウント・ツイントランス&アルミ砂型鋳物ベース |
L.C.(Leakage
Cancelling)マウント・ツイントランスはデノンが誇る高音質設計手法のひとつです。磁界が逆向きになるように2つのトランスを取り付けることで、互いの漏洩磁束がキャンセルされる効果的な配置になっています。 DCD-SX1 LIMITEDでは、2つのトランスをデジタル回路用とアナログ回路用に使い分けることで、相互干渉や電源ラインを介したノイズの回り込みを排除しています。取り付け台座には、ドライブ・メカと同様にアルミ砂型鋳物ベースを使用。高い内部損失により、振動を素早く減衰させ、周辺回路への伝搬を防止します。 |
ダイレクト・メカニカル・グラウンド・コンストラクション |
ディスクの回転や電源トランスにより発生する内部の振動や、スピーカーの音圧による空気振動がもたらす音楽信号の劣化。これらを効果的に防ぎ、繊細な音楽信号を守るにはどうしたら良いか、このテーマに対して、DP-S1そしてPOA-S1の開発以降、デノンがこだわり続けてきた振動抑止構造が「ダイレクト・メカニカル・グラウンド・コンストラクション」です。 自らが振動体でもある電源トランスをフットの間近に配置することで、振動を直接グラウンドへと逃がし、周辺回路への不要な振動の伝搬を防止しています。また、もっとも大きな質量を持つパーツであるドライブ・メカニズムをシャーシ中央の低い位置に配置することで低重心化を図り、ディスクの回転による内部的な振動や外部から受ける振動にも強い構造を実現。 さらに、ボトムには3枚のスチールプレートを追加することで、圧倒的なシャーシ剛性と十分な質量を持たせ、外部からの振動エネルギーを遮断しています。
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DSD 5.6 MHz & PCM 192 kHz / 24bit対応USB-DAC |
USB-DAC機能は、DSD 2.8 MHz / 5.6 MHzの入力に対応。伝送方式はASIOドライバーによるネイティブ再生とDoP (DSD over PCM Frames)に対応しています。 PCM入力は最大192 kHz / 24 bitまで対応。PCM信号を入力した際には、CDの音声と同様にAdvanced AL32 Processingにより、ハイビット&ハイサンプリング化されます。また、PC側のジッターを多く含んだクロックを使用せず、DCD-SX1 LIMITEDの高精度なマスタークロックで制御を行うアシンクロナス転送にも対応しています。
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PCノイズをシャットアウトするデジタルアイソレーター |
USB-B入力に接続されたPCから流入する高周波ノイズによる音質への悪影響を排除するために、高速デジタルアイソレーターを搭載。ICチップ上に組み込まれたトランス・コイルを介して磁気により音楽データのみを伝送し、繊細なオーディオ信号に影響を与えるノイズはシャットアウトします。 また、グラウンドもリレーを用いてPCとの電気的な結合を完全に遮断しています。さらに、周辺回路への高周波ノイズの輻射を抑えるために、デジタル回路全体を銅メッキスチールプレートによるシールドケースに封入しています。
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iPod / iPhone対応USB-A入力 |
USBメモリーやiPod / iPhoneを接続して音楽を楽しめるUSB-A入力をリアパネルに装備。USBメモリーからの再生では、48 kHzまでのMP3 / WMA / AAC / WAVファイルの再生が可能です。iPod / iPhoneの充電も可能なため、バッテリーの残量を気にすることなく音楽再生を楽しめます。
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その他の機能、特長 |
192 kHz / 24bit対応光/同軸デジタル入力
■ 光/同軸デジタル出力
■ MP3、WMAデータディスク(CD-R / CD-RW)再生対応
■ ピュアダイレクトモード
■ 金メッキオーディオ出力端子
■ 光デジタル出力
■ プログラム / リピート / ランダム再生
■ 4段階のディスプレイディマー
■ タイマープレイ対応(※外部タイマーが必要です)
■ オートスタンバイモード(30分/出荷時OFF)
■ アンプの操作もできるリモコン |
オーディオ特性 (Super Audio CD) | チャンネル 2チャンネル 再生周波数範囲 2 Hz 〜 100 kHz 再生周波数特性 2 Hz 〜 50 kHz (-3 dB) S/N比 122 dB(可聴帯域) ダイナミックレンジ 118 dB (可聴帯域) 高調波歪率 0.0005 % (1 kHz、可聴帯域) ワウ・フラッター 測定限界以下 出力レベル 2.0 V(10 kΩ) |
オーディオ特性 (CD) | チャンネル 2チャンネル 再生周波数範囲 2 Hz 〜 20 kHz 再生周波数特性 2 Hz 〜 20 kHz (±0.5 dB) S/N比 122 dB ダイナミックレンジ 101 dB 高調波歪率 0.0015 %(1 kHz) ワウ・フラッター 測定限界以下 出力レベル 2.0 V(10 kΩ) |
入出力端子 | アナログ音声出力端子 バランス出力×1、アンバランス出力×1 デジタル音声出力端子 同軸デジタル出力×1、光デジタル出力×1 デジタル音声入力端子 USB-B×1(PC)、 USB-A×1 (iPod / iPhone、USBメモリー) 同軸デジタル出力×1、 光デジタル出力×1 その他 リモートコントロール入出力×1 |
消費電力 | 39W |
待機電力 | 0.1 W(オートスタンバイオン) 0.3 W(オートスタンバイオフ) |
外形寸法 | 434(W) x 149(H) x 406(D) mm |
質量 | 23.5kg |
※製品の仕様、規格および外観は改良のため予告なく変更する場合があります。
SACD/CDプレーヤー
DSD 11.2 MHz、PCM 384 kHz / 32bit対応USB-DAC
DCD-SX11
希望小売価格 440,000円(税込)
PCノイズを排除する「PC Pure Direct」
384 kHz / 32 bit対応「Advanced AL32 Processing Plus」
オリジナル・ドライブ・メカニズム「Advanced S.V.H. Mechanism」
DACマスター・クロック・デザイン
ダイレクト・メカニカル・グラウンド・コンストラクション
フルバランス・アナログオーディオ回路
ハイレゾ音源、iPod/iPhone対応USB-A入力
DSDデータディスク再生対応。
DCD-A110は、
デノンの最新アナログ波形再生技術「Ultra AL32 Processing」を搭載。
Ultra AL32 Processingは、PCMデジタル入力信号に対して、
前世代の2倍となる1.536 MHzへのアップサンプリングと
32 bitへのビット拡張処理を行います。
独自のビット拡張&データ補間アルゴリズムにより
前後データの前後のデータの離散値からあるべき点を導き出し、
本来のアナログ波形を再現する理想的な補間処理を行います。
デジタル録音時に失われたデータを高い精度で復元することで、
歪みのない繊細な描写、正確な音の定位、
豊かな低域など原音に忠実な再生を実現しています。
オーディオ特性 スーパーオーディオCD |
チャンネル 2チャンネル 再生周波数範囲 2 Hz 〜 100 kHz 再生周波数特性 2 Hz 〜 50 kHz(-3 dB) S/N比 122 dB(可聴帯域) ダイナミックレンジ 118 dB(可聴帯域) 高調波歪率 0.0005 %(1 kHz、可聴帯域) ワウ・フラッター 測定限界以下 出力レベル 2.0 V(10 kΩ) |
オーディオ特性 CD |
チャンネル 2チャンネル 再生周波数範囲 2 Hz 〜 20 kHz 再生周波数特性 2Hz 〜 20kHz(±0.5 dB) S/N比 122 dB ダイナミックレンジ 101 dB 高調波歪率 0.0015 %(1 kHz) ワウ・フラッター 測定限界以下 出力レベル 2.0 V(10 kΩ) |
アナログ音声出力端子 |
アンバランス出力×1 |
デジタル音声出力端子 |
同軸デジタル出力×1、 光デジタル出力×1 |
その他 |
リモートコントロール入出力×1 |
外形寸法 |
W434×H138×D405mm |
質量 |
16.5kg |
消費電力 |
42W 待機時:0.1W以下 |
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SACD | チャンネル 2チャンネル 再生周波数範囲 2 Hz 〜 100 kHz 再生周波数特性 2 Hz 〜 50 kHz(-3 dB) S/N比 120 dB(可聴帯域) ダイナミックレンジ 112 dB(可聴帯域) 高調波歪率 0.0006 %(1 kHz、可聴帯域) ワウ・フラッター 測定限界以下 出力レベル 2.0 V(10 kΩ) 信号方式 1 bit / DSD サンプリング周波数 2.8224 MHz |
CD | チャンネル 2チャンネル 再生周波数範囲 2 Hz 〜 20 kHz 再生周波数特性 2 Hz 〜 20 kHz(±0.5 dB) S/N比 118 dB ダイナミックレンジ 101 dB 高調波歪率 0.0015 %(1 kHz) ワウ・フラッター 測定限界以下 出力レベル 2.0 V(10 kΩ) 信号方式 16 bit / リニアPCM サンプリング周波数 44.1 kHz |
入出力端子 | アナログ音声出力端子 アンバランス出力×1 デジタル音声出力端子 同軸デジタル出力×1、光デジタル出力×1 その他 IRコントロール入出力×1 |
消費電力 | 25 W |
待機電力 | 0.1 W以下 |
外形寸法(W × H × D) | 434 x 138 x 335 mm |
付属品 | かんたんスタートガイド、取扱説明書、 リモコン、単4形乾電池×2、 音声ケーブル、 電源コード |
SACDプレーヤー
DCD-1700NE
希望小売価格 198,000円(税込)
ディスクドライブには、
自社開発ドライブ・メカニズム「Advanced S.V.H. Mechanism」の最新世代を搭載。
ピックアップの制御とデコードを担う回路を最短、最小化することにより
余分な電流やノイズの発生を抑制。
トレイには共振を防止するためにザイロン素材を採用しています。
また、メカニズムを低重心化することでディスクの回転により
内部から生じる振動を低減させることはもちろん、
外部からの振動にも強い構造としています。
不要振動を排除することによりサーボ系の動作を最小限にとどめ、
無駄な制御や電流の消費を抑えることで
高精度かつ安定したデジタル信号の読み出しを可能にしています。
ハイレゾ音源の入力にも対応する、
デノン独自のアナログ波形再現技術「Advanced AL32 Processing Plus」を搭載。
CD再生の場合、44.1 kHz / 16 bitのPCM信号を
705.6 kHz / 32 bitへとアップサンプリング&ビット拡張処理を行います。
進化した独自のアルゴリズムによって
前後のデータの離散値からあるべき点を導き出し、
本来のアナログ波形を再現する理想的な補間処理を行います。
デジタル録音時に失われたデータを高い精度で復元することで、
歪みのない繊細な描写、正確な音の定位、
豊かな低域など原音に忠実な再生を実現しています。
D/Aコンバーターには
アップサンプリングとビット拡張処理された
デジタル音源の持つ豊かな情報を余すところなく引き出し、
高精度にアナログ信号に変換するために
高性能な32 bit対応D/Aコンバーターを採用しています。
差動電流出力タイプのD/Aコンバーターであるため、
ノイズに強く、I/V変換回路での
独自の音作りが可能になるというメリットを備えています。
DACをマスターとしてクロック供給を行い、
デジタル回路を正確に同期させるDACマスター・クロック・デザインを採用。
マスタークロックをD/Aコンバーターの間近に配置することで
余分なジッターの発生を抑え、高精度なD/A変換を実現しています。
また、デジタルオーディオ回路の性能を最大限に発揮させるためには、
半導体動作の基準となるクロックの品質が極めて重要になります。
そのために周波数の変位である位相雑音を
大幅に低減した超低位相雑音クロック発振器を搭載しています。
さらに周波数(44.1kHz / 48kHz)別に2個のクロック発振器を搭載し、
音源のサンプリング周波数に合わせて切り替えることで
ジッターを極小化しています。
フラッグシップモデルである
「DCD-SX1 LIMITED EDITION」の設計思想を受け継ぎ、
回路全体の「シンプル&ストレート化」を徹底。
原音に限りなく忠実な再生を行うために、
デジタルオーディオ回路には4層基板、
アナログオーディオ回路には2層基板を採用し、
基板上の信号の引き回しを最短の経路としています。
その結果、回路間および左右チャンネル間の干渉や
外部からの音声信号への悪影響は最小化され、
クリーンかつ透明感の高いサウンドを実現しています。
DCD-1700NEをデノンの理想とする
「Vivid & Spacious」なサウンドに仕上げるために、
これまでデノンのハイエンドSACDプレーヤー「DCD-SX1 LIMITED EDITION」や
110周年記念モデル「DCD-A110」などの上級機専用であった
最高級のPPSC-Xコンデンサーを
アナログオーディオ出力回路に投入しました。
その他にも音質担当エンジニアとサウンドマスターが
部品メーカーの協力の下で、長い期間をかけて作り上げてきた
デノン独自のカスタムパーツを多数採用しています。
また、アナログオーディオ出力回路のオペアンプをグレードアップし、
カーボン被膜抵抗やメルフ抵抗、導電性高分子コンデンサーなどの
高品位なパーツを随所に用いることで、
圧倒的な高解像度とどこまでも広がるサウンドステージを
両立するデノンサウンドを実現しています。
DCD-1700NEのアナログオーディオ用電源回路には、
試作と試聴を繰り返してサウンドマスターが音質チューニングを施した
DCD-1700NE専用の大容量(3,300μF)
カスタムブロックコンデンサーを搭載。
クリーンで安定した電源供給を可能にし、
重厚さと繊細なディテールが絶妙に調和したサウンドを実現しています。
高品位なパーツを投入し、製品のパフォーマンスが上がると、
これまで気付くことのなかったごく僅かなノイズや
サウンドの違和感が顕在化することがあります。
DCD-1700NEの開発においても、
クラスを超えた高音質パーツを多数採用したことでより
入念なノイズ対策が必要となりました。
デジタルオーディオ回路においては25個に及ぶノイズ対策部品を追加。
さらにフレキシブル・フラットケーブルの長さや
その他ワイヤーの引き回しの最適化、
電源トランス取り付けネジの銅メッキ仕様への変更など、
徹底したノイズ対策により圧倒的なS/N感と
音の繊細な表情まで描き出す表現力を実現しました。
機器内部を流れる繊細な音楽信号は、
ディスクの回転や電源トランスによって発生する内部振動や、
スピーカーからの音圧による空気や
ラックの振動を受けることで品位が低下します。
これらの影響を防ぐために、
デノンは「ダイレクト・メカニカル・グラウンド・コンストラクション」と
呼ばれる制振構造を開発し、長年にわたって磨き上げてきました。
これは、振動源である電源トランスをフットに近づけて配置することで
不要な振動を外部へと逃がし、周辺回路への影響を防ぐ構造です。
また、もっとも大きな質量を持つパーツであるドライブ・メカニズムを
筐体中央部に配置することで低重心化を図り、
ディスクの回転による内部的な振動や
外部から受ける振動の影響も効果的に抑制しています。
堅牢なドライブ・メカニズムや電源トランス、
シャーシの大きな重量を支えるフットには、
高密度で高剛性なリブ入りフットを採用。
プリメインアンプにも使用されている
フットによって防振効果をさらに高めるとともに、
入念な音質チューニングも施しています。
L / R独立タイプのアナログ出力端子を余裕のある間隔で配置。
大型のRCAプラグを使用したケーブルも容易に着脱できます。
アナログ出力端子と、同軸デジタル出力端子には
経年変化や信号の劣化を防止する金メッキ加工を施し、
高品位な接続を実現しています。
CDやスーパーオーディオCDの再生に加え、
DVD-R/-RWやDVD+R/+RWに記録したDSD(2.8 MHz / 5.6 MHz)、
最大192 kHz / 24 bitまでのハイレゾ音源を含む
音楽ファイルの再生に対応しています。
CD-R/-RWでは、
サンプリング周波数48 kHzまでのファイルを再生することができます。
再生中のディスプレイ表示とデジタル音声出力を停止することにより、
音質に影響を与えるノイズを抑え、
高品位な再生を可能にするピュアダイレクトモードを搭載しています。
同軸&光デジタル出力(PCM 44.1kHz 〜 192 kHz)
スーパーオーディオCDのマルチチャンネルレイヤーのステレオダウンミックス再生
アンプの操作もできるリモコン
プログラム / リピート / ランダム再生
4段階のディスプレイディマー
タイマープレイ対応(※外部タイマーが必要です)
オートスタンバイモード(15分 ※出荷時OFF)
着脱式電源コード
SACD | チャンネル 2チャンネル 再生周波数範囲 2 Hz 〜 100 kHz 再生周波数特性 2 Hz 〜 50 kHz(-3 dB) S/N比 119 dB(可聴帯域) ダイナミックレンジ 112 dB(可聴帯域) 高調波歪率 0.0010 %(1 kHz、可聴帯域) ワウ・フラッター 測定限界以下 出力レベル 2.0 V(10 kΩ) |
CD | チャンネル 2チャンネル 再生周波数範囲 2 Hz 〜 20 kHz 再生周波数特性 2 Hz 〜 20 kHz(±0.5 dB) S/N比 117 dB ダイナミックレンジ 101 dB 高調波歪率 0.0016 %(1 kHz) ワウ・フラッター 測定限界以下 出力レベル 2.0 V(10 kΩ) |
入出力端子 | アナログ音声出力端子 アンバランス出力×1 デジタル音声出力端子 同軸デジタル出力×1、光デジタル出力×1 その他 IRコントロール入出力×1 |
消費電力 | 24 W |
待機電力 | 0.1 W以下 |
外形寸法(W × H × D) | 434 x 135 x 384 mm |
付属品 | かんたんスタートガイド、取扱説明書、 リモコン、単4形乾電池×2、 音声ケーブル、 電源コード |
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SACD | チャンネル 2チャンネル 再生周波数範囲 2 Hz 〜 100 kHz 再生周波数特性 2 Hz 〜 50 kHz(-3 dB) S/N比 119 dB(可聴帯域) ダイナミックレンジ 112 dB(可聴帯域) 高調波歪率 0.0010 %(1 kHz、可聴帯域) ワウ・フラッター 測定限界以下 出力レベル 2.0 V(10 kΩ) 信号方式 1 bit / DSD サンプリング周波数 2.8224 MHz |
CD | チャンネル 2チャンネル 再生周波数範囲 2 Hz 〜 20 kHz 再生周波数特性 2 Hz 〜 20 kHz(±0.5 dB) S/N比 117 dB ダイナミックレンジ 101 dB 高調波歪率 0.0016 %(1 kHz) ワウ・フラッター 測定限界以下 出力レベル 2.0 V(10 kΩ) 信号方式 16 bit / リニアPCM サンプリング周波数 44.1 kHz |
入出力端子 | アナログ音声出力端子 アンバランス出力×1 デジタル音声出力端子 同軸デジタル出力×1、光デジタル出力×1 その他 IRコントロール入出力×1 |
消費電力 | 24 W |
待機電力 | 0.1 W以下 |
外形寸法(W × H × D) | 434 x 135 x 329 mm |
付属品 | かんたんスタートガイド、取扱説明書、 リモコン、単4形乾電池×2、 音声ケーブル、 電源コード |
CDプレーヤー
DCD-900NE
希望小売価格 77,000円(税込)
ハイレゾ音源の入力にも対応する、
デノン独自のアナログ波形再現技術
「Advanced AL32 Processing Plus」を搭載。
CD再生の場合、44.1 kHz / 16 bitのデータを
705.6 kHz / 32 bitへとアップサンプリング&ビット拡張処理を行います。
進化した独自のアルゴリズムによって
前後のデータの離散値からあるべき点を導き出し、
本来のアナログ波形を再現する理想的な補間処理を行います。
デジタル録音時に失われたデータを高い精度で復元することで、
歪みのない繊細な描写、正確な音の定位、
豊かな低域など原音に忠実な再生を実現しています。
D/Aコンバーターにはアップサンプリングとビット拡張処理された
デジタル音源の持つ豊かな情報を余すところなく引き出し、
高精度にアナログ信号に変換するために
高性能な32bit対応D/Aコンバーターを採用しています。
差動電流出力タイプのD/Aコンバーターであるため、
ノイズに強く、I/V変換回路での
独自の音作りが可能になるというメリットを備えています。
デジタルオーディオの再生においては、
回路の動作の基準となるクロック信号の精度と
低ジッターがパフォーマンスの鍵を握っています。
D/Aコンバーターに供給するクロックの精度を高めるために、
D/Aコンバーターの近傍に超低位相雑音クロック発振器を配置し、
ジッターを最少化しています。
D/Aコンバーターからの出力信号を受ける
I/V変換アンプ回路と差動合成アンプ回路に
従来よりも低ノイズかつスルーレートの高い高性能なOPアンプを採用し、
さらなる高音質化を実現しました。
また、筐体の大型化により、基板上のレイアウトの全面的な見直しが可能になり、
左右チャンネルおよびプラス信号とマイナス信号の対称性も向上しています。
これにより、サウンドステージの広がりや
正確な音像定位にさらに磨きがかかりました。
DCD-900NEをデノンの理想とする
「Vivid & Spacious」なサウンドに仕上げるために、
ハイエンドモデルにも使用されている高音質パーツを数多く採用。
これらは、音質担当エンジニアとサウンドマスターが
部品メーカーの協力の下で試作と試聴を繰り返し、
長い時間をかけて作り上げてきたデノン独自のカスタムパーツです。
また、カーボン被膜抵抗やメルフ抵抗、薄膜高分子積層コンデンサーなど
高品位なパーツをアナログオーディオ出力回路や
デジタルオーディオ回路に多数使用しています。
DCD-900NEのアナログオーディオ用電源回路は、
DCD-A110などの上位モデルと同様に、
アナログオーディオ回路への電源供給に最適化された
フルディスクリート設計へとアップグレードされました。
電源供給の要であるブロックコンデンサーには、
試作と試聴を繰り返してサウンドマスターが厳選した
デノンカスタムの大容量(3,300μF)ブロックコンデンサーを採用。
クリーンで安定した電源供給を可能にし、
重厚さと繊細なディテールが絶妙に調和したサウンドを実現しています。
機器内部を流れる繊細な音楽信号は、
ディスクの回転や電源トランスによって発生する内部振動や、
スピーカーからの音圧による空気の振動を受けることで品位が低下します。
これらの影響を防ぐために、デノンは
「ダイレクト・メカニカル・グラウンド・コンストラクション」と呼ばれる
制振構造を開発しました。
これは、振動源である電源トランスをフットに近づけて配置することで
不要な振動を外部へと逃がし、周辺回路への影響を防ぐ構造です。
また、ドライブメカニズムを筐体中央部に配置し低重心化することで、
ディスクの回転による内部振動を効果的に吸収し、
外部からの振動のドライブメカニズムへの影響も抑制しています。
ドライブメカニズムや電源トランス、
シャーシの大きな重量を支えるフットには、
高密度かつ高剛性なリブ入りフットを採用。
上位モデルにも使用されているフットによって
防振効果をさらに高めています。
L / R独立タイプのアナログ出力端子を余裕のある間隔で配置。
大型のRCAプラグを使用したケーブルも容易に着脱できます。
アナログ出力端子と、同軸デジタル出力端子には
経年変化や信号の劣化を防止する金メッキ加工を施し、
高品位な接続を実現しています。
USBメモリーに記録されたDSD(2.8 MHz / 5.6 MHz)ファイル、
および最大192 kHz / 24 bitまでの
ハイレゾ音源などの音楽ファイルの再生に対応しています。
※著作権保護のないファイルのみ再生できます。
※FAT16 またはFAT32フォーマットのUSB メモリーに対応しています。
※すべてのUSB メモリーに対して、
動作および電源の供給を保証するものではありません。
USB 接続タイプのポータブルHDD で、AC アダプターを接続して
電源が供給できるタイプのものを使用する場合は、
AC アダプターのご使用をおすすめします。
※DSDファイルを再生した場合は、デジタル音声出力を停止します。
CDの再生に加え、CD-RやCD-RWに記録した
MP3、WMAファイルの再生に対応しています。
ディスプレイ表示とデジタル音声出力を停止することにより、
音質に影響を与えるノイズを抑え、高品位な再生を可能にする
ピュアダイレクトモードを搭載しています。
同軸&光デジタル出力(PCM 44.1kHz 〜 192 kHz)
プログラム / リピート / ランダム再生
オーディオ特性
PCM
チャンネル 2チャンネル
再生周波数範囲
2 Hz 〜 96 kHz(サンプリング周波数:192 kHz)
2 Hz 〜 20 kHz(サンプリング周波数:44.1 kHz)
再生周波数特性
2 Hz 〜 50 kHz(サンプリング周波数:192 kHz)
2 Hz 〜 20 kHz(サンプリング周波数:44.1 kHz)
S/N比 115 dB
ダイナミックレンジ 110 dB(24 bit)、101 dB(16 bit)
高調波歪率 0.0020 %(24 bit)、0.0025 %(16 bit)
出力レベル 2.2 V RMS
DSD
チャンネル 2チャンネル
再生周波数範囲 2 Hz 〜 100 kHz
再生周波数特性 2 Hz 〜 50 kHz(-3dB)
S/N比 110 dB(可聴帯域)
ダイナミックレンジ 108 dB(可聴帯域)
高調波歪率 0.0015 %(可聴帯域)
出力レベル 2.2 V RMS
入出力端子
アナログ音声出力端子 アンバランス出力×1
デジタル音声出力端子 同軸デジタル出力×1、光デジタル出力×1
その他 IRコントロール入出力×1
外形寸法(W × H × D) 434 x 107 x 328 mm
質量 4.9 kg
電源 AC 100 V、50 / 60 Hz
消費電力 24 W
待機時消費電力 0.3 W
付属品 かんたんスタートガイド、取扱説明書、保証書、
リモコン、単4形乾電池×2、 オーディオケーブル、電源コード
CDプレーヤー DCD-50 スロットインCDメカニズム搭載
希望小売価格:59,400円/税込
高精度192
kHz / 32 bit 対応D/A コンバーター
クラスDプリメインアンプ「PMA-50」と組み合わせることにより、
フルデジタルプロセッシングを実現。
MP3、WMAファイル再生対応
PMA-50とベストマッチのミニマルデザイン
本体上下のパネルには3mm厚のアルミニウムを使用し、剛性を向上。
外部振動による音質への影響を抑えています。
表面仕上げはサンドブラスト加工により
上品かつプレミアムな質感を実現しました。
縦置きにも対応。
ねじ込み式のフットを付け替えることができます。
また、本体の向きに従って
ディスプレイ表示が自動的に回転します。
ディスクを挿入すると自動的に再生を始めるオートプレイ機能
ランダム / リピート / プログラム再生機能
3段階のディスプレイディマー