B&W 限定モデル

B&W
「801 Abbey Road Limited Edition」
価格: 5,060,000円(1本)(税込)
生産台数 140ペア(日本国内 15ペア予定)
※2025年8月以降順次お届け予定


B&W 801 Abbey Road Limited Editionは、
Bowers & Wilkinsとアビーロード・スタジオの
45年にわたる関係を記念するものです。
Bowers & Wilkinsが現在製造している
最高のラウドスピーカー801 D4 Signatureを、
音楽制作の聖地へのオマージュとして再構築しました。


B&W フラッグシップ・ラウドスピーカー
801 D4 Signatureをベースにした
801 Abbey Road Limited Editionには、
数十年にわたってアビーロードを彩ってきた
無数の象徴的な楽器にインスパイアされて製作された
ヴィンテージ・ウォールナット・キャビネットが与えられています。


このユニークなリアルウッド仕上げを引き立てるのは、
世界で最も伝説的なスタジオ・スペースと言われる
スタジオ2 のコントロールルームと、
スタジオ1で何世代にもわたって
演奏家たちに愛用されてきた
レッド・レザー・チェアを彷彿とさせる、
特注のレッド・レザー・バイ・コノリーのトリムです。

各スピーカーの背面には、
アビーロードのロゴをあしらった
特別なターミナル・プレートが取り付けられています。

<801 Abbey Road Limited Editionだけの
特別な付属品>
アビーロード・スタジオとBowers & Wilkins の
45年にわたる共同作業に関するストーリーを、
貴重で感動的な写真とともに綴った特別なブックレット
Bowers & Wilkins の生産部門責任者と
アビーロードのマネージング・ディレクターの
サイン入り真正証明書

ベースになった、801D4 Signatureモデルは
通常の801D4モデルに、大幅なアップグレードを加えた特別バージョン
ダイヤモンドドーム・トゥイーターと
Continuum™コーンFST™ミッドレンジ・ドライブユニットはそのままに、
バス・ドライブユニットが再設計されています。

磁気回路内のポールピースのトッププレートおよびミドルプレートの鋼材を改良し、
インダクタンスを下げることで電流歪みを低減しています。
また、キャビネットとタービンヘッドの間に位置する
アルミニウム製のトッププレートにも大幅な改良が加えられています。


この新しいトッププレートは、最適化されたプレートの形状と
慎重に配置されたダンピング材により、
エンクロージャー上部からの不要な音の放射を大幅に低減しています。
その結果、801 D4の卓越した性能に、
さらなる中音域の透明感と開放感が加わりました。
バスレフポートにも同様に大幅なアップグレードが行われています。
樹脂製のポートを鋳造アルミニウムによって置き換え、
はるかに大きな剛性を獲得。

最新のAerofoilコーン・バス・ドライバーと組み合わせることで、
より引き締まったレスポンスと、立ち上がりの速い正確な低音を実現しています。
801 D4 Signatureは、近年のSignatureモデルと同様の手法で
クロスオーバーネットワークにも慎重な改良が加えられています。

バイパスコンデンサーのアップグレードと使用個数の増加によって
サウンドの透明感がさらに高めらました。
そして最後に、801 D4 Signatureは、
Bowers & Wilkinsのラウドスピーカーが提供する
素晴らしい高音域のクオリティをさらに高めるために、
FEA(有限要素解析)によって最適化された
新しいデザインのトゥイーター・グリルメッシュを導入しています。

この新しいメッシュは、
開口率と剛性のバランスの最適化をさらに突き詰めたもので、
これまで以上に開放的で、
解像度と空間表現の両方に改善をもたらしています。
技術的特徴
ダイヤモンド・ドーム・トゥイーター
ソリッドボディ・トゥイーター・オントップ
Continuum™ コーンFST™ ミッドレンジ
アンチレゾナンス・プラグ
バイオミメティックサスペンション
タービンヘッド
Aerofoil™ プロファイル・バスコーン
フローポート™
Matrix™
仕様
3ウェイ・バスレフ型
ドライブ・ユニット
25mm ダイヤモンド・ドーム・トゥイーター×1
150mm Continuum™ コーンFST™ ミッドレンジ×1
250mm Aerofoil™ プロファイル・バス×2
周波数レンジ13Hz - 35kHz (-6dB)
周波数レスポンス
(基準軸に対し±3dB)
15Hz - 28kHz (±3dB)
感度
(軸上 1m/2.83Vrms)
90dB
高調波歪率2次および3次高調波(90dB、軸上 1m)
1%未満( 30Hz - 20kHz)
0.3%未満( 100Hz - 20kHz)
公称インピーダンス 8Ω( 最小 3.0Ω)
推奨アンプ出力:50W - 1,000W(8Ω、クリップしていない音源で)
推奨最大ケーブルインピーダンス0.1Ω
外形寸法: H1,221×W450×D600mm
質量:100.6kg
<B&W D4 テクノロジー>
タービン ヘッド

再生音に何も付加しないキャビネット。
この驚異的に剛性が高く不活性なハウジングは、
不要な共振を発生させないように徹底的にダンピングされ、
バスエンクロージャーとトゥイーター・ボディの両方からデカップリングされています。
その結果、これまでで最もリアルなミッドレンジサウンドを実現しました。
アルミニウム・トップ・プレート

新しい800 Series Diamondのすべてのステレオスピーカーは、
キャビネットが大幅にアップグレードされました。
中でも新開発のアルミニウム製トッププレートは、
キャビネットの剛性を大きく向上させ、
よりリアルなサウンドを実現しました。
また、このトッププレートは、
コノリー社製の上質なレザー素材(ブラック又はグレー仕上げ)を
贅沢に使って装飾されています。
ソリッドボディ・トゥイーター

象徴的な
ソリッドボディ・トゥイーター・オントップ・ハウジングの最新バージョンは、
延長されたフォルムとより長いチューブローディング・システムを採用し、
いっそう自然で開放的な高音域を実現しています。
また、従来と同様に、無垢のアルミニウムの円柱から削り出された
デカップリング・ハウジングは、共振を効果的に抑制します。
アルマイト処理によってアルミニウムの質感を残した仕上げとされています
(従来は塗装仕上げ)
Decoupled midrange

800 Series Diamondのフロアスタンディング型スピーカーには、
コンティニュアム・コーン、FST™、バイオミメティック・サスペンション、
ミッドレンジ・デカップリングという4つのBowers &
Wilkinsの主要技術を駆使した
専用のミッドレンジ・ドライバーが搭載されています。
デカップリング技術はウーファーの動作による干渉を最小限に抑えます。
Biomimetic Suspension

新開発のバイオミメティック・サスペンションは、
従来の布製ダンパーが発生させる
不要な空気圧やサウンドへの色付けを大幅に低減することで、
ミッドレンジ・コーンのパフォーマンスに革命をもたらします。
その結果は、信じがたいほどの
中域の透明感として聴き取ることができます。
Aluminium bass pods

アルミニウム製バスポッドに
エアロ
フォイル・バスコーンを搭載しています。
バスポッドは、
カーブしたキャビネットの
最も高剛性な箇所に固定されたアルミニウムプレートに取り付けられています。
一枚の金属板として形成されたパネルと剛性に優れた構造が、
パワフルなバスコーンに完璧な機械的安定性を提供します。
Reverse wrap cabinet

リバースラップ・キャビネットは、
伝統的なスピーカーボックスの代わりに、
カーブした一枚の積層合板で作られており、
エンクロージャーの後部には部品を挿入するための
最小限の隙間だけが設けられています。
これにより、機械的な共振を防ぎ、
バッフル効果を抑えて音の拡散性を向上させています。
Aluminium plinth

優れたスピーカーには揺るぎない土台が必要です。
新しい800
Series Diamondの
すべてのフロアスタンディング・スピーカーは、
不要な共振を制御するために設計された拘束層ダンピングシートを備えた
堅牢なアルミニウム製の台座に、
下向きのフローポート™を採用しています。

また、新たに台座が追加された804D4は、
スパイクとフットも大幅にアップグレードされています。
マトリックス

新しい800 Series Diamondでは、
すべてのモデルでMatrixをアップグレードしています。
Matrixアセンブリは、強固な合板構造と
アルミニウム・ブレーシングを組み合わせて
スピーカー・キャビネットを内側から全方向に対して支持・補強することにより、
共振を抑えてよりリアルなサウンドステージを実現します。
Rear-mounted crossover

新しい800 Series Diamondのすべてのステレオスピーカーには、
高剛性なアルミニウム製バックプレートが採用され、
クロス
オーバー・ネットワークはこのプレートにマウントされています。
これにより、敏感なコンデンサーが
エンクロージャー内の空気圧の影響から隔離されています。
このプレートは、とても効率的なヒートシンクとしても働き、
最高のパフォーマンスを引き出します。
Aerofoil bass cone

エアロフォイル・バスコーン技術は、
カーボンファイバー製のスキンと軽量可変フォームコアにより、
低質量と高剛性を兼ね備えたバス・コーンを開発するという難問に対して、
理想的な解答をもたらしました。
そして新たに、より低歪でクリーンな低音のために、
発泡体を用いたAnti-Resonance Plug™を追加しました。
Diamond dome tweeter

ダイヤモンド・ドーム・トゥイーターは、
軽さ、極めて高い剛性、
非常に高い精度を誇り、
過去20年間における最も重要な技術の一つです。
他の素材を用いたトゥイーターでは
捉えられないようなディテールまでも精緻に描き出します。
Continuum cone

2015年に飛躍的な進化として導入されたコンティニュアム・コーンは、
瞬く間にすべてのBowers & Wilkinsのスピーカーの基本技術となりました。
歪みが極めて少なく、色付けや音の輪郭がぼやけることもなく、
卓越した高解像度を実現します。