DENON

プリメイン・アンプ
PMA-SX1 LIMITED
希望小売価格:900,200円/税込
Sound Quality
-
◆.
「Vivid & Spacious」を体現するフラッグシップモデル 入力回路、Phono回路、プリアンプ回路、そしてパワーアンプ回路に至るまで、入念に一つ一つのパーツを吟味、カットアンドトライを繰り返しながら途方もない時間をかけてPMA-SX1 LIMITEDの音は研ぎ澄まされてきました。
オーディオ機器の開発期間としては異例とも言える4年に及ぶ歳月を経て、変更されたパーツは実に400点超。コンデンサー、抵抗など音質に直接的・間接的に関与する数多くのパーツが変更され、回路パターンをより洗練させるために基板自体も新設計されました。
パワーアンプ回路においてはさらなる回路のシンプル&ストレート化のために10点のパーツを削減しています。デノンが築いてきた技術的資産の集大成であるSX1シリーズを母体として、山内がエンジニアとして、そしてサウンドマネージャーとして培ってきた経験、技術、感性のすべてを注いで作り上げたのがこのSX1 LIMITEDシリーズです。
新たな時代のデノンのサウンドフィロソフィー「Vivid & Spacious」を体現し、これからのデノンの進むべき道を指し示すフラッグシップモデルがここに誕生しました。
- ◆.
37種に及ぶカスタムコンデンサーを投入
SX1 LIMITEDシリーズの開発においては山内がサウンドマネージャーに就任する前のエンジニア時代から作り上げてきた数々のカスタムコンデンサーを惜しみなく投入しました。
NEシリーズの開発過程で開発されたものや、今回のSX1 LIMITEDのために開発されたものも含め、その数は37種にも及びます。用いる素材の指定はもちろん、スリーブの素材や有無、加熱行程における温度指定、プレス工程の圧力の調整など、様々な経験とノウハウ、そしてその差を聴き分ける感性によって作られた多くのカスタムコンデンサーを巧みに使い分けることによってSX1 LIMITEDシリーズのサウンドを磨き上げています。
- ◆.
A7075(超々ジュラルミン)による新開発トップカバー&フット
トップカバーとフットの素材には新たにA7075(超々ジュラルミン)を採用しました。SX1 LIMITEDシリーズの開発にあたり、様々な材質を用いて試作・試聴を繰り返し、パーツ単体の性能だけではなくSX1 LIMITEDシリーズとのマッチングを慎重に吟味し、A7075を選び抜きました。
A7075はアルミに亜鉛(Zn)とマグネシウム(Mg)が添加された合金で、アルミ合金の中では最も強度に優れ、航空機や車両の部品などに用いられている素材です。当初デザイン上の観点からトップカバーはサンドブラスト加工を予定していましたが、ヘアライン加工されたトップカバーをテストしたところ、サウンドステージの透明感やディテールの表現力により優れていたため最終的にヘアライン加工のトップカバーを採用しました。

- ◆.全段バランスアンプ構成
PMA-SX1はデノンのこれまでのSシリーズと同様に、全段バランス構成とし、BTL接続により出力を得ています。スピーカーのプラス、マイナス両端子をパワーアンプの出力段により直接駆動するため高いドライブ能力を発揮することができます。
また、スピーカーのドライブ電流がグラウンド回路に直接流れ込まないため、増幅の基準となるグラウンド電位が安定しノイズや回路間の干渉が低減され正確な増幅が行えます。また、内部電圧を低く抑えられるため、低電圧用の優れたデバイスも使用可能になり部品選択の幅が広がります。
その結果、にじみのないリアルな空間表現を可能にし、活き活きとした躍動感あふれる音楽表現を可能にしています。
-
- ◆.
Advanced UHC-MOSシングルプッシュプル回路
出力段は微小領域から大電流領域まで極めてリニアリティが優れているという特徴を持つUHC-MOS( Ultra High Current MOS ) FETを用いたシングルプッシュプル構成です。
多数の素子を並列駆動して大電流を流す手法では素子の性能のバラツキが問題となります。1ペアという最小単位の素子による増幅は「POA-S1」の開発以来、「繊細さと力強さ」を高い次元で両立するためのデノンが磨き上げてきた伝統的な手法です。
PMA-SX1 LIMITEDで用いられているUHC-MOS FETは60Aの定格電流と240Aの瞬時電流を誇り、圧倒的な余裕を持った再生を可能にしています。さらに、カスコードブートストラップ接続によりUHC-MOSのドレイン、ソース間電圧を一定に保ち、電圧に依存する増幅率(伝達アドミタンス特性)を安定化してアンプ回路全体の動作を安定させています。
- ◆.
シンプル&ストレートを徹底した回路構成
スピーカーによる純粋な音楽再生を突き詰めるために、プリアウト、トーンコントロール、バランスコントロール、ヘッドホン出力は非搭載としました。音楽信号の経路となる内部配線は最短化し、OFC(無酸素銅線)を用いて信号伝送時のロスを排除しています。
ボタンやつまみなどの操作部や筐体デザインについてもシンプルに徹し、開発コンセプトである「シンプルかつ高性能」を徹底しています。
- ◆. CR型フォノイコライザー
MC / MMそれぞれに専用入力端子を備えたフォノイコライザーには3個並列接続されたデュアルFET差動入力回路のヘッドアンプを備えたCR型イコライザー回路を搭載。
NF型の課題である低域と高域での音色の違いが出ないフラットな再生が可能です。MC入力端子には入力インピーダンス切り替えも装備。「DL-103」に代表される中〜高インピーダンスのカートリッジの他、海外ハイエンドブランドのカートリッジに代表される2〜10Ω程度の低インピーダンスカートリッジにも最適な入力インピーダンスで対応します。
CR素子には厳選された高音質部品を採用。のびやかで素直な音質でアナログレコードの音を堪能できます。また、イコライザー回路はPHONO入力を選択したときのみ電源が入る仕様となっています。CD等を再生する場合には、電源がOFFになり他の回路への影響を最小限に抑えるよう工夫を施しています。
◆.インバーテッドΣバランス回路
バランス、アンバランスどちらの入力信号も変換回路を用いずにダイレクトにバランス構成の電圧増幅段に入力されるバランスダイレクト設計。
インバーテッドΣバランス回路は低ひずみ率、高S/N比を実現し、バランスアンプでありながらシンプル、ストレートな信号経路を可能にしています。
◆.
バランス入力
様々な入力機器へ対応するため極性切り替えスイッチ付のバランス入力端子を装備しました。
国産製品に多い3番HOTにも輸入製品に多い2番HOTにもリアパネルのスイッチを切り替えるだけで対応できます。
◆. エクストラプリアンプ入力端子
ホームシアターシステムとのフロントスピーカーの共用などに便利なゲイン固定入力「EXT. PRE」入力端子を装備。AVアンプ等のプリアウト出力と接続してPMA-SX1 LIMITEDをパワーアンプとして使用することができます。
◆.
低倍率箔採用の高音質カスタム・ブロックコンデンサー
アンプの動作とは入力信号を電源回路から供給される電流に「拡大コピー」するようなものです。電源電流が汚れていればその汚れの上に信号のコピーが乗ることになり、また電源から十分な電流が供給されなければコピーが途中で切れたりゆがんだりする、つまり正確な増幅が出来ないことになります。
PMA-SX1 LIMITEDでは、その出力からすると大きすぎるとも言える電源トランスを搭載し、出力段用と電圧増幅段用には何度も試作を繰り返し慎重に吟味された低倍率箔使用の高音質カスタム・ブロックコンデンサーをそれぞれ採用しています。
トランスの専用捲き線から独立電源として供給され、アンプ回路の要求する汚れのないクリーンな電流を十分に流せる強力な電源回路を構成しています。
◆.アルミ砂型鋳物ケース採用大容量電源トランス
電源トランスはアンプのパワーの源であり、同時に不要振動やノイズの発生源でもあります。
PMA-SX1 LIMITEDでは、従来のSシリーズ同様砂型アルミ鋳物のケースに特殊樹脂を充填して電源トランスから発生する振動を排除、また入念な磁気シールドによって漏洩磁束に起因する筐体内のノイズを抑制しクリーンな電源供給を行っています。均一に余裕をもって巻かれた極太の巻き線を持つトランスはクリアで力強いサウンドを生み出します。
◆.ダイレクト・メカニカル・グラウンド・コンストラクション
重心を下げたハイブリッドレイヤー構造によるシャーシに電源部を設置。内部の振動発生源をフットの近くに配置しグラウンドに振動を逃がしています。
トランス、大型ブロックコンデンサー、整流ダイオードには異種素材を用いたフローティング処理を施し、増幅回路への振動の伝播を排除するとともに外部から流入する振動から電源回路を守っています。さらに、トップカバーの風穴寸法を調整して共振周波数を分散するなど細部に至るまで防振、整振を徹底しています。
◆.大型アナログ式ボリューム
ボリュームには多接点ワイヤブラシを採用したオーディオグレードのモーター式ボリュームを採用。デノンがこだわり続けるアナログ式ボリュームは入力バッファ回路が不要であるため、デジタル式に比べて、よりシンプルな回路構成に出来るというメリットがあります。
また構造においても、外部振動、外来ノイズの混入を排除するため最大15mm厚の堅牢なフロントパネル、削り出しの円筒状アルミカバー、そしてアルミ無垢材の削り出しノブ採用により音質劣化につながる要素を徹底的に排除しています。
◆.シンプルながら重厚なプレミアムデザイン
重厚感を醸し出す最大15mm厚のアルミ無垢のフロントパネルは、その外観のためだけではなく音質のために生み出されました。
ボリュームノブの周囲には琥珀色に輝くイルミネーションを装備し、一層存在感を際立たせるデザインとなっています。このイルミネーションは明るめ、暗め、OFFの3段階で調整が可能です。
◆.Yラグ&バナナプラグ対応大型スピーカー端子
スピーカー端子はYラグ、バナナプラグに対応。極太ケーブルまでをしっかりと締め込むことができる大型端子を装備しています。横一列に配置することにより、接続をよりスムーズに行うことができます。
◆.その他の機能、特長
真鍮削り出し金メッキ入出力端子
■ 録音出力端子
■ オートスタンバイモード(出荷時OFF)
■ CDプレーヤーの操作もできるリモコン
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<
主な仕様>
定格出力 |
50 W + 50 W (8Ω、20 Hz 〜 20 kHz、THD 0.1 %)
100 W + 100 W (4Ω、1
kHz、THD 0.7 %)
|
全高調波歪率 |
0.01 % (定格出力、-3 dB時)、 負荷8Ω、1 kHz
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出力端子 |
スピーカー:負荷 4 〜 16 Ω
|
入力感度 /
入力インピーダンス |
EXT. PRE:0.7 V / 25 kΩ ゲイン値:29 dB
|
録音出力端子 |
150 mV
|
入力感度 / 入力インピーダンス |
PHONO(MM): 2.5 mV / 47 kΩ PHONO(MC Low): 200 μV / 50 Ω PHONO(MC
High): 200 μV / 100 Ω CD、NETWORK、TUNER、AUX、 RECORDER :105 mV / 47 kΩ
BALANCED:105 mV / 95 kΩ
|
RIAA偏差 |
PHONO(MM / MC): ± 0.5 dB (20 Hz 〜 20 kHz)
|
最大入力 |
PHONO(MM): 130 mV / 1 kHz PHONO(MC): 10 mV / 1 kHz
|
アナログ音声入力端子 |
バランス入力×1、 アンバランス入力×5、 PHONO(MM)入力×1、 PHONO(MC)入力×1、 EXT. PRE×1
|
アナログ音声出力端子 |
アンバランス出力(RECORDER)×1
|
その他 |
IRコントロール入出力×1
|
S / N比 (Aネットワーク、8Ω負荷) |
PHONO(MM): 82 dB (入力端子短絡、入力信号5 mV)
PHONO(MC): 70 dB
(入力端子短絡、入力信号0.5 mV)
CD、NETWORK、TUNER、AUX、 RECORDER: 105 dB
BALANCED:102 dB(入力端子短絡)
|
周波数特性 |
5 Hz 〜 100 kHz(0 〜 -3 dB)
|
総合 |
外形寸法(W × H ×
D)
434 x 181 x 504 mm
質量 29.5 kg
消費電力 275
W
待機電力 0.1 W(オートスタンバイオン) 0.2 W(オートスタンバイオフ)
|
※製品の仕様、規格および外観は改良のため予告なく変更する場合があります。

INTEGRATED AMPLIFIER
PMA-SX11
希望小売価格
462,000円/税込
PMA-SX1でも使用されている
最新世代のUHC-MOS
FETを採用しています。
従来品に比べ、定格電流は30Aから60Aに、
瞬時供給電流は120Aから240Aへと倍増され、
一段と余裕を持った再生を実現しています。

ヒートシンクに
大型のアルミ押し出し材を用いることで放熱性を高め、
電源回路に十分な電源供給能力を持たせることにより、
120 W / 8Ω、240W / 4Ωの大出力を実現。
能率の低いスピーカーであっても
余裕をもって駆動することができます。
クリーンで強力な電源回路。
砂型アルミ鋳物ケース封入電源トランス。
独立配置した6ブロック構成シャーシを採用。
1.6mm厚の鋼板によるシャーシは外部振動から信号回路を守り、
また各回路間の干渉の影響を排除しています。
MC /
MMそれぞれに専用入力端子を備えた
フォノイコライザーには3個並列接続された
デュアルFET差動入力回路のヘッドアンプを備えた
CR型イコライザー回路を搭載。
ボリウムには多接点ワイヤブラシを採用した
オーディオグレードのモーター式ボリウムを採用。
ダイレクト・メカニカル・グラウンド・コンストラクション
バランス入力&エクスターナル・プリアンプ入力

プリメインアンプ
DENON 「PMA-A110」
(創立110周年記念モデル)
希望小売価格:393,800円/税込

新世代のAdvanced UHC-MOSシングルプッシュプル増幅回路
超低ノイズ可変ゲイン型プリアンプ
&高精度な電子ボリュームコントロール
CR型フォノイコライザー(MM / MC対応)
11.2 MHz DSD、384 kHz / 32 bit PCM 対応USB-DAC機能
SX1 LIMITED譲りの高音質パーツ&専用カスタムパーツを多数採用

高い品質を誇る、日本の白河工場生産品
5年間の無償保証サービス

1993年に発売された
超弩級モノラルパワーアンプ「POA-S1」のために開発されて以来、
改良を重ねデノンのHi-Fiアンプの根幹を担ってきた
伝統の大電流素子UHC(Ultra High Current)-MOSによるシングルプシュプル回路。
そして1996年の発売以来、数々の賞を獲得し、トップシェアを守り続けてきた
「PMA-2000シリーズ」から現行の「PMA-2500NE」に至るまで
8世代に渡って磨き続けてきた最新のアンプ設計技術。
PMA-A110は
2020年のデノンが、この伝統と最新技術を融合させた110周年記念モデルです。
また、デノンのサウンドフィロソフィーである「Vivid & Spacious」を具現化した
リファレンスモデル「SX1 LIMITED」からも数多くのカスタムパーツや
高音質パーツを受け継ぎ、サウンドマネージャーによる
徹底したサウンドチューニングを施されています。

筐体についても伝統のダイレクト・メカニカル・グラウンド・コンストラクションや
SX1 LIMITED譲りのアルミ製トップカバー&フットを採用し、
110周年記念モデルに相応しい高音質を実現しました。
新世代のAdvanced UHC-MOSシングルプッシュプル増幅回路

「繊細さと力強さ」を高い次元で両立するために、
出力段には微小領域から大電流領域までのリニアリティに優れ、
大電流を流すことができるUHC-MOS( Ultra High Current MOS ) FETを
シングルプッシュプルで用いるシンプルな回路を採用しています。
多数の素子を並列駆動して大電流を得る手法において問題となる
素子の性能のバラツキによる音の濁りを解決し、
楽音の繊細な表情までを描ききる表現力を実現するために、
デノンは1ペアという最小単位の素子による増幅にこだわり続けてきました。

PMA-A110は、従来の差動3段アンプと比較して、
発振に対する安定性に優れる差動2段アンプ回路を採用しました。
UHC-MOSの大電流出力と安定性の高い回路構成により、
様々なスピーカーを正確に、そして力強く駆動します。
超低ノイズ可変ゲイン型プリアンプ
PMA-2500NEでは、ハイゲインアンプによる一段増幅を採用していましたが、
PMA-A110は
新たに可変ゲイン型プリアンプとパワーアンプによる二段構成を採用しました。
音量に合わせてプリアンプのゲインを増減させることにより、
一般的に使用される音量の範囲内ではプリアンプでの増幅を行わず、
パワーアンプのみで増幅することにより、ノイズレベルの劇的な改善を実現。
限りなく繊細で透明感の高い空間表現力を獲得しました。
高精度な電子ボリュームコントロール
PMA-A110は、ノブを回す感触はそのままにボリュームの調整を電子化しました。
センサーによりノブの回転角を検出し、
その情報を元に高精度な電子ボリュームで音量をコントロールします。

左右バランスやトーンコントロールにも同様の構成を採用。
これによりフロントパネル上のノブと
プリアンプ基板を行き来していた信号ラインを短縮することが可能となり、
理想的なミニマムシグナルパスを実現することができました。
強力な電源回路

PMA-A110は、ノイズの原因である漏洩磁束の影響を打ち消すために、
2つのトランスを対向配置する
LC(リーケージ・キャンセリング)マウント方式を採用しています。
整流回路には低損失、低ノイズなショットキーバリアダイオードを採用。

ブロックコンデンサーには
PMA-A110専用の大容量カスタムコンデンサーを搭載し、
十分かつクリーンな電流供給を実現しています。
シンプル&ストレートな回路構成を生かし切るために、
ダイオードユニットとブロックコンデンサーの接続部を最短化し、
パワーアンプへの電源供給ラインを極限まで短くしています。
さらに、電源ラインには極太のOFC線を用いて低インピーダンス化を図っています。
CR型フォノイコライザー(MM / MC対応)

PMA-A110は、
MM型とMC型の両方に対応したフォノイコライザーを搭載しています。
PMA-SX1 LIMITEDと同様に二段構成のCR型を採用しており、
周波数によって音色が変化してしまうNF型フォノイコライザーに対して、
全帯域で均一な音色、繊細で素直なサウンドを実現しています。
11.2 MHz DSD、384 kHz / 32 bit PCM 対応USB-DAC機能
PMA-A110は、
PCと直接接続できるUSB-B入力を搭載。

11.2 MHz DSD、384 kHz / 32 bit PCMに対応しています。
DSDの伝送方式はASIOドライバーによる
ネイティブ再生とDoP (DSD over PCM Frames)に対応。
PC側のジッターを多く含んだクロックを使用せず、
PMA-A110の超低ジッタークロック発振器によって生成される
マスタークロックで制御を行うアシンクロナスモードにも対応しています。
また、192 kHz / 24 bit PCMに対応した
光デジタル入力を3系統、同軸デジタル入力を1系統装備しています。
テレビ自動再生機能
光・同軸デジタル入力は、
テレビなどの外部ソースからの入力信号を検出すると
自動的に電源が入る自動再生機能を搭載しています。
4系統の入力から1系統を選択、または機能をオフにすることができます。
高周波ノイズを遮断するアイソレーター
USB接続されたPCから流入する高周波ノイズを遮断するために、
USB-DAC回路と周辺の回路を電気的に絶縁する
高速デジタルアイソレーター回路を搭載しています。
同時にグラウンドも独立させることで、ノイズ対策を徹底。
また、電源回路も回路ごとに独立させ、電源ラインを介した干渉も防止しています。
さらに、デジタル入力回路を1.6mm厚の鋼板3枚による
トランスベースの下に配置することにより、
デジタル入力回路からの不要輻射による
アナログオーディオ回路への悪影響を排除しています。
最新にして最高のアナログ波形再現技術「Ultra AL32 Processing」
PMA-A110は、
デノンの最新アナログ波形再生技術「Ultra AL32 Processing」を搭載。
Ultra AL32 Processingは、PCMデジタル入力信号に対して、
前世代の2倍となる1.536 MHzへのアップサンプリングと
32 bitへのビット拡張処理を行います。
独自のビット拡張&データ補間アルゴリズムにより
前後データの前後のデータの離散値からあるべき点を導き出し、
本来のアナログ波形を再現する理想的な補間処理を行います。
デジタル録音時に失われたデータを高い精度で復元することで、
歪みのない繊細な描写、正確な音の定位、
豊かな低域など原音に忠実な再生を実現しています。
高性能DACを4基使用したQuad-DAC構成
PMA-A110は、
より力強いサウンドと、より良い空間表現を実現するために、
DCD-A110と同様にQuad-DAC構成を採用。
DCD-SX1 LIMITEDにも搭載されている
ステレオDAC「PCM1795」を
左右チャンネルにそれぞれ2基(4ch)ずつ使用しています。
Ultra AL32 Processingによりアップサンプリングされた
1.536 MHzの信号を768 kHzに分割し、
MONOモードで動作する2基(4ch)のDACに入力。
片チャンネルあたり4chのDACを用いる並列構成により出力電流は4倍となり、
S/N比の向上とよりエネルギッシュなサウンドを実現しました。
DACマスタークロックデザイン
デジタルオーディオ再生においては回路の動作の基準となる
クロック信号の精度と低ジッターがパフォーマンスの鍵を握っています。
D/Aコンバーターに供給するクロックの精度を最優先するために、
D/Aコンバーターの近傍にクロック発振器を配置。
DACをマスター、周辺回路をスレーブとして
クロック供給を行うことでD/A変換の精度を高めています。
PMA-A110は、
2つの超低ジッタークロック発振器(44.1kHz系 / 48kHz系)を搭載。
ソースのサンプリング周波数に応じて切り替えることで
ジッターを徹底的に抑制しています。
アナログモード


PMA-A110は
2種類のアナログモードを搭載しています。

アナログモード1に設定すると、
デジタルオーディオ回路がオフになり、
繊細なアナログ入力信号への干渉を防ぐことができます。
アナログモード2に設定中はディスプレイ表示も消灯し、
PMA-A110は純粋なアナログアンプとして動作します。
※アナログモード中はUSB-B、同軸デジタル、光デジタル入力は無効になります)
SX1 LIMITED譲りの高音質パーツ&専用カスタムパーツを多数採用
PMA-A110を理想的なサウンドに仕上げるために、
音質担当エンジニアとサウンドマネージャーが試作と試聴を繰り返し、
数多くの候補の中から厳選した高音質パーツを採用。
さらにPMA-A110には、
PMA-SX1 LIMITEDの開発過程において
デノン専用にチューニングされたカスタムコンデンサーなど
多くのカスタムパーツが投入されています。
アルミ製トップカバー&フット
PMA-A110は、
SX1 LIMITEDの流れを汲むアルミ製トップカバーとフットを採用しています。

パーツ単体としての性能だけではなくPMA-A110とのマッチングを慎重に吟味し、
試聴を繰り返して素材や形状、仕上げが決定されました。

外観上の美しさを高めるとともに
開放的で透明感に優れるサウンドにも大きく貢献しています。
金メッキスピーカー端子

PMA-A110のスピーカー端子には
経年劣化を防ぐ金メッキを施し、長期に渡り高い信頼性を維持します。

また、大型のYラグやバナナプラグにも対応しています。
外部プリアンプ入力端子


PMA-A110には、外部プリアンプを接続して
パワーアンプとして使用するための
「EXT.PRE」入力端子(固定ゲイン入力)を装備しています。

AVアンプのプリ出力を接続し、
フロントスピーカーをホームシアターシステムと共有することもできます。
その他の機能・特長
真鍮削り出し金メッキ入力端子(CD / PHONO)
録音出力端子
左右音量バランス調整機能

トーンコントロール(BASS: 100 Hz ±8 dB、TREBLE: 10 kHz ± 8dB)
オートスタンバイモード(30分)


<A110 主な仕様>
定格出力 |
80 W + 80 W (8Ω、20 Hz 〜 20 kHz、THD 0.07 %)
160 W + 160 W (4Ω、1 kHz、THD 0.7 %)
|
全高調波歪率
|
0.01 % (定格出力、-3 dB時、負荷8Ω、1 kHz)
|
出力端子
|
スピーカー:負荷 4 〜 16Ω
|
パワーアンプ部 入力感度 / 入力インピーダンス
|
EXT. PRE:0.9 V / 47 kΩ
ゲイン値:29 dB
|
プリアンプ部
入力感度 / 入力インピーダンス
|
PHONO(MM): 2.5 mV / 47 kΩ
PHONO(MC): 200 μV / 100 Ω
CD、NETWORK/AUX、RECORDER : 135 mV / 19 kΩ
|
RIAA偏差
|
PHONO: ± 0.5 dB (20 Hz 〜 20 kHz)
|
最大入力
|
PHONO(MM): 130 mV / 1 kHz
PHONO(MC): 10 mV / 1 kHz
|
アナログ音声入力端子
|
アンバランス入力×3、 PHONO入力×1、 EXT. PRE×1
|
アナログ音声出力端子
|
アンバランス出力(RECORDER)×1、 ヘッドホン出力× 1
|
デジタル音声入力端子
|
USB-B入力×1、
同軸デジタル入力×1、
光デジタル入力×3
|
その他 |
IRコントロール入出力×1
|
S / N比(Aネットワーク)
|
PHONO(MM): 84 dB (入力端子短絡、入力信号5 mV)
PHONO(MC): 72 dB (入力端子短絡、入力信号0.5 mV)
CD、NETWORK/AUX、RECORDER: 107 dB
|
周波数特性
|
5 Hz 〜 100 kHz(0 〜 -3 dB)
|
トーンコントロール
|
BASS: 100 Hz ±8 dB
TREBLE: 10 kHz ± 8dB
|
外形寸法
|
W434×H182×D450mm
|
質量
|
25kg
|
消費電力
|
400W
待機時:0.2W
|
※製品の仕様、規格および外観は改良のため予告なく変更する場合があります。

DENON 「PMA-2500NE」
希望小売価格:278,300円/税込

Sound Quality
-
◆.
Advanced UHC-MOSシングルプッシュプル回路 「繊細さと力強さ」を高い次元で両立するために、出力段には
微小領域から大電流領域までのリニアリティに優れ、大電流を流すことができる
UHC-MOS(
Ultra High Current MOS )
FETをシングルプッシュプルで用いる
シンプルな回路を採用しています。
多数の素子を並列駆動して大電流を得る手法において
問題となる素子の性能のバラツキによる音の濁りを解決し、
楽音の繊細な表情までを描ききる表現力を実現するために、
デノンは1ペアという最小単位の素子による増幅にこだわり続けてきました。
本機には高耐圧、大容量(ピーク電流210A)の
UHC-MOS
FETを採用しています。
- ◆.
ハイゲインアンプ・コンストラクション
増幅回路を従来のフラットアンプ+パワーアンプの2段構成から
ハイゲインパワーアンプによる1段構成に変更。
音声信号が通過する素子の数を減らし、信号経路を限りなく短くすることにより、
純度の高いサウンドを実現しました。
さらに、パワーアンプ出力段の保護回路を刷新。
電流リミッターを取り除き、パワートランジスタの温度変化を
リアルタイムでモニターする方式に変更しました。
加えてドライバー段のトランジスタの電流容量も
1.5Aから2Aに強化。
その結果、アンプの瞬時電流供給能力は従来の2倍以上(110
A)となり、
スピーカー駆動力の飛躍的な向上
(ダンピングファクター: 700以上 20Hz –
20kHz)を実現しました。
- ◆.
高速熱帰還回路
PMA-2500NEでは、パワーアンプのUHC-MOS、温度補償トランジスタに加え、
新たにパワーアンプのドライバー段のトランジスタも
ラジエータ(銅プレート)に熱結合しました。
アイドリング電流に関わる全ての素子が熱結合される為、
アイドリング電流の安定度が増し、ぶれない安定した音を
実現することができました。
- ◆.DCアンプ回路
回路のシンプル&ストレート化を徹底するために、入力から出力に至るまで、
アクティブサーボ回路とカップリングコンデンサーを完全に排除しました。
DC安定度の高いアンプ回路を実現するため、
DCサーボ回路にはコンデンサーと抵抗によるシンプルなパッシブ回路を
用いています。
また、Dual
FET+カスコードブートストラップ接続による
FET差動入力アンプ回路を見直すことでDC特性を改善し、
従来モデルよりも安定した低域再生を実現しました。
-
- ◆.
強力な電源回路
2つのトランスを逆向きに配置し、お互いの漏洩磁束をキャンセルする
L.C.マウント・ツイン・トランスを搭載。

整流用のコンデンサーには、デノン専用のカスタム大容量電解コンデンサーを
用い、整流素子には低損失、低ノイズ、ハイスピードな
ショットキーバリアダイオードを採用。十分かつクリーンな
電流供給を実現しています。

シンプル&ストレートな回路構成を生かし切るために、
従来ダイオードユニットとブロックコンデンサーの間に設けられていた
コネクションユニットを取り除くことによりパワーアンプへの
電源供給ラインを極限まで短くしました。
さらに、電源ラインには極太のOFC線(14
AWG)を用いて
低インピーダンス化を図っています。
- ◆.
6ブロック構成シャーシ
フォノイコライザーおよび入力回路、ボリウムコントロール回路、
USB-DAC回路、増幅回路、電源部、コントロール部を独立配置した
6ブロック構成シャーシを採用。
1.6mm厚の鋼板によるシャーシは外部振動から信号回路を守り、
また各回路間の干渉の影響を排除しています。
- ◆. MM /
MC対応フォノイコライザー
MM /
MCの両方に対応するフォノイコライザーを搭載。
フォノイコライザーは高いゲインを持ち、パターン上のループによる
音質への悪影響を受けやすいため、シンプル&ストレート化によって
大幅に音質を向上させることができます。
PMA-2500NEでは、MM /
MCの切替スイッチをプッシュ式からリレーに
変更したことにより、基板上のパターンはより短く、
信号ループはより小さくなり、繊細なアナログ信号をより純粋に
増幅することが可能になりました。
◆.27型アナログ式ボリウム
ボリウムには多接点ワイヤブラシを採用したオーディオグレードの
モーター式ボリウムを採用。
デノンがこだわり続けるアナログ式ボリウムは入力バッファ回路が
不要であるため、デジタルボリウムに比べて、よりシンプルな回路構成に
出来るというメリットがあります。
またアルミの肉厚を従来の2.5倍にすることで重量を増し、
機械的な振動を抑制しています。
◆.
ダイレクト・メカニカル・グラウンド・コンストラクション
1.6mm厚の鋼板を3枚重ねた堅牢なサブシャーシに設置した
電源部を中央に配置。
その両側にヒートシンクを配置した構造は、重量バランスに優れ、
振動による音質への影響を排除する理想的な配置となっています。
さらに、電源トランスやヒートシンク、シャーシの大きな重量を支える
フットには高剛性で内部損失が大きい無垢のBMC(Bulk
Molding Compound)を
採用。
接地面にはフェルトを用い、防振効果をさらに高めています。
◆. DSD 11.2 MHz、PCM
384 kHz /
32bit対応USB-DAC
新たにDSD 11.2 MHzおよびPCM 384 kHz /32
bitの入力信号に対応する
USB-DAC機能を搭載しました。
DSDの伝送方式はASIOドライバーによるネイティブ再生と
DoP
(DSD over PCM
Frames)に対応。
また、PCのクロックを使用せず、PMA-2500NEのマスタークロックで制御を行う
アシンクロナス転送により、ジッターフリーを実現しています。
D/AコンバーターにはDCD-2500NEと同じ384
kHz / 32 bit対応DAC採用し、
高品位なサウンドを実現しています。


◆.
「デジタルアイソレーター」
USB接続されたPCから流入する高周波ノイズおよび、
PMA-2500NEのデジタル回路から発生する高周波ノイズによる音質への
悪影響を排除するために、高速デジタルアイソレーターを搭載。
ICチップ上に組み込まれたトランス・コイルを介して磁気によりデータ転送を
行うため、入力側と出力側は電気的に絶縁された状態になります。
デジタルオーディオ回路とD/Aコンバーター間の信号ラインを絶縁することで、
D/Aコンバーター以降のアナログオーディオ回路への高周波ノイズの影響を
排除しています。
また、電源からのノイズの回り込みを防止するために、
デジタル回路専用電源トランスを搭載しています。
さらに、デジタル入力回路を1.6mm厚の鋼板3枚によるトランスベースの下に
配置することにより、デジタル入力回路からの不要輻射による
アナログオーディオ回路への悪影響を排除しています。

◆.PCM 384 kHz / 32
bit 入力対応「Advanced AL32 Processing Plus」
デジタル入力用に、PCM 384 kHz / 32
bit信号の入力に対応した、
デノン独自のデータ補間アルゴリズムによるアナログ波形再現技術の
最新バージョン「Advanced AL32
Processing
Plus」を搭載。
進化した独自のアルゴリズムによって補間ポイントの前後に存在する
多数のデータからあるべき点を導き出し、限りなく原音に近い理想的な
補間処理を行います。デジタル録音時に失われたデータを精巧に
復元することで、歪みのない繊細な描写、正確な音の定位、
豊かな低域、原音に忠実な再生を実現します。
PMA-2500NEのデジタル入力では、Advanced AL32 Processing
Plusを
介した高品質なアナログ信号が後段のアンプブロックに送り出されます。
◆.DACマスター・クロック・デザイン
DACをマスターとしてクロック供給を行い、デジタル回路を正確に
同期させるDACマスター・クロック・デザインを採用。
マスタークロックをD/Aコンバーターの直近に配置することで
余分なジッターの発生を抑え、高精度なD/A変換を実現しています。
また、デジタルオーディオ回路の性能を最大限に発揮させるためには、
半導体動作の基準となるクロックの品質が極めて重要になります。
そのために周波数の変位である位相雑音を大幅に低減した
クロック発振器を搭載しています。
さらに周波数(44.1kHz /
48kHz)別に2個のクロック発振器を搭載し、
音源のサンプリング周波数に合わせて切り替えることでジッターを
極小化しています。
◆.アナログモード
アナログ音声再生時には、デジタル専用トランスへの給電を
断つことによりデジタル入力回路の動作を完全に停止させた
「アナログモード」で動作させることができます。
さらにFLディスプレイの表示も消灯し、純粋なアナログアンプとして
動作させることができます。
※アナログモードに設定中は、USB-B、同軸デジタル、光デジタル入力は
使用できません。
◆.エクスターナル・プリアンプ入力端子
外部プリアンプと接続して本機をパワーアンプとして使用できるゲイン固定入力「EXT.
PRE」入力端子を装備。
AVアンプのプリアウトを接続してフロントスピーカーを共用するなど、
ホームシアターシステムとの併用に便利です。
◆.金メッキスピーカー端子
スピーカー端子には金メッキ処理により経年劣化を防止し、
長期にわたる信頼性の高い接続を実現しています。
厚みのあるYラグやバナナプラグにも対応しています。
◆.CDプレーヤーの操作もできるアルミトップリモコン
DCD-2500NEなどデノン製のCDプレーヤーを操作することもできる
アルミトップリモコンが付属しています。
また、デノンのネットワークオーディオプレーヤーDNP-2500NEと本機を
リモートコントロールケーブルで接続すると、
「Denon
Hi-Fi Remote」アプリを使って
スマートフォンやタブレットから本機の操作を行うこともできます。
- ◆.その他の特長
真鍮削り出し金メッキ入力端子(CD /
PHONO)
録音出力端子
左右音量バランス調整機能
トーンコントロール
オートスタンバイモード
|
<
主な仕様>
定格出力 |
80 W + 80 W
(8Ω、20 Hz 〜 20 kHz、THD 0.07 %)
160 W + 160 W
(4Ω、1 kHz、THD
0.7 %)
|
全高調波歪率 |
0.01 %
(定格出力、-3 dB時)、
負荷8Ω、1 kHz
|
出力端子 |
スピーカー
AまたはB:負荷 4 〜 16Ω
スピーカー A + B:負荷 8 〜 16Ω
|
入力感度 /
入力インピーダンス |
EXT. PRE: 0.9
V / 47 kΩ
ゲイン値: 29 dB
PHONO(MM): 2.5 mV / 47 kΩ
PHONO(MC): 200μV / 100 Ω CD、
NETWORK、AUX、RECORDER :
135 mV / 47
kΩ(ソースダイレクトオフ)、
135 mV / 23 kΩ (ソースダイレクトオン)
|
RIAA偏差 |
PHONO : ± 0.5
dB(20 Hz 〜 20 kHz)
|
最大入力 |
PHONO(MM):
130 mV / 1 kHz
PHONO(MC): 10 mV / 1 kHz
|
入出力端子 |
アナログ音声入力端子
アンバランス入力×4、
PHONO(MM /
MC)入力×1、
EXT. PRE入力×1
アナログ音声出力端子
アンバランス出力(RECORDER)×1
デジタル音声入力端子
USB-B入力×1、
同軸デジタル入力×2、
光デジタル入力×2
その他
IRコントロール入出力×1
|
S / N比(Aネットワーク) |
PHONO(MM): 89
dB
(入力端子短絡、入力信号5 mV)
PHONO(MC): 74 dB
(入力端子短絡、入力信号0.5 mV)
CD、NETWORK、AUX、RECORDER: 110 dB
(入力端子短絡)
|
周波数特性 |
5 Hz 〜 100 kHz(0 〜
-3 dB)
|
トーンコントロール |
BASS(低域): 100
Hz ±8 dB
TREBLE(高域): 10 kHz ±8 dB
|
総合 |
外形寸法(W × H ×
D)
434 x 182 x 431 mm
質量 25.0 kg
消費電力 380
W(電気用品安全法による)
待機電力 0.2
W
|
※製品の仕様、規格および外観は改良のため予告なく変更する場合があります。
プリメインアンプ

DENON 「PMA-1600NE」
希望小売価格:173,800円/税込
生産完了
展示・体験試聴中!



Sound Quality
-
◆.
Advanced UHC-MOSシングルプッシュプル回路 「繊細さと力強さ」を高い次元で両立するために、出力段には微小領域から大電流領域までのリニアリティに優れ、大電流を流すことができるUHC-MOS( UltraHigh Current MOS ) FETをシングルプッシュプルで用いるシンプルな回路を採用しています。
多数の素子を並列駆動して大電流を得る手法において問題となる素子の性能のバラツキによる音の濁りを解決し、楽音の繊細な表情までを描ききる表現力を実現するために、デノンは1ペアという最小単位の素子による増幅にこだわり続けています。
- ◆.
ハイゲインアンプ・コンストラクション
増幅回路にはPMA-2500NEと同様にハイゲインパワーアンプによる1段構成を採用。音声信号が通過する素子の数を減らし、信号経路を限りなく短くすることにより、純度の高いサウンドを実現しました。
-
- ◆.
強力な電源回路
トランスを大型化し、コアサイズと容量を大幅にアップすることにより、電源供給の安定度を高めました。USB-DAC使用時にも余裕を持った電源供給が行えます。
また、デジタル入力回路への電源供給を停止する「アナログモード」時にはこの余裕が音質アップに大きく貢献します。
- ◆.
6ブロック構成シャーシ
フォノイコライザーおよび入力回路、ボリウムコントロール回路、USB-DAC回路、増幅回路、電源部、コントロール部を独立配置した6ブロック構成シャーシを採用。
補強を施したシャーシは外部振動から信号回路を守り、また各回路間の干渉の影響を排除しています。
- ◆. MM /
MC対応フォノイコライザー
MM / MCの両方に対応するフォノイコライザーを搭載。フォノイコライザーは高いゲインを持ち、パターン上のループによる音質への悪影響を受けやすいため、シンプル&ストレート化によって大幅に音質を向上させることができます。
PMA-1600NEでは、MM / MCの切替スイッチをプッシュ式からリレーに変更したことにより、基板上のパターンはより短く、信号ループはより小さくなり、繊細なアナログ信号をより純粋に増幅することが可能になりました。
◆.さらに突き詰められたミニマム・シグナル・パス回路
ソースダイレクトやPhono(MM/MC)の切り替えスイッチを機械式スイッチからリレーで切り替える方式に変更し、信号ラインの引き回しを最短化しました。
さらに使用頻度の低くなったAC アウトレット、プリアウト、パワーアンプダイレクトなどの端子を削除。回路のシンプル&ストレート化を突き詰めることでさらなる高音質化を図りました。
◆.
振動を抑制するリブ入り高密度フット
電源トランスやヒートシンク、シャーシの大きな重量を支えるフットには、高密度で高剛性なリブ入りフットを採用。防振効果をさらに高めるとともに、入念な音質チューニングも施しています。
◆. DSD 11.2 MHz、PCM
384 kHz /
32bit対応USB-DAC
新たにDSD 11.2 MHzおよびPCM 384 kHz /32
bitの入力信号に対応する
USB-DAC機能を搭載しました。
DSDの伝送方式はASIOドライバーによるネイティブ再生と
DoP
(DSD over PCM
Frames)に対応。
また、PCのクロックを使用せず、PMA-1600NEのマスタークロックで制御を行う
アシンクロナス転送により、ジッターフリーを実現しています。
D/AコンバーターにはDCD-1600NEと同じ384
kHz / 32 bit対応DAC採用し、
高品位なサウンドを実現しています。
◆.
「デジタルアイソレーター」
USB接続されたPCから流入する高周波ノイズおよび、
PMA-1600NEのデジタル回路から発生する高周波ノイズによる音質への
悪影響を排除するために、高速デジタルアイソレーターを搭載。
ICチップ上に組み込まれたトランス・コイルを介して磁気によりデータ転送を
行うため、入力側と出力側は電気的に絶縁された状態になります。
デジタルオーディオ回路とD/Aコンバーター間の信号ラインを絶縁することで、
D/Aコンバーター以降のアナログオーディオ回路への高周波ノイズの影響を
排除しています。
◆.PCM 384 kHz / 32
bit 入力対応「Advanced AL32 Processing Plus」
デジタル入力用に、PCM 384 kHz / 32
bit信号の入力に対応した、
デノン独自のデータ補間アルゴリズムによるアナログ波形再現技術の
最新バージョン「Advanced AL32
Processing
Plus」を搭載。
進化した独自のアルゴリズムによって補間ポイントの前後に存在する
多数のデータからあるべき点を導き出し、限りなく原音に近い理想的な
補間処理を行います。デジタル録音時に失われたデータを精巧に
復元することで、歪みのない繊細な描写、正確な音の定位、
豊かな低域、原音に忠実な再生を実現します。
PMA-1600NEのデジタル入力では、Advanced AL32 Processing
Plusを
介した高品質なアナログ信号が後段のアンプブロックに送り出されます。
◆.DACマスター・クロック・デザイン
DACをマスターとしてクロック供給を行い、デジタル回路を正確に
同期させるDACマスター・クロック・デザインを採用。
マスタークロックをD/Aコンバーターの直近に配置することで
余分なジッターの発生を抑え、高精度なD/A変換を実現しています。
また、デジタルオーディオ回路の性能を最大限に発揮させるためには、
半導体動作の基準となるクロックの品質が極めて重要になります。
そのために周波数の変位である位相雑音を大幅に低減した
クロック発振器を搭載しています。
さらに周波数(44.1kHz /
48kHz)別に2個のクロック発振器を搭載し、
音源のサンプリング周波数に合わせて切り替えることでジッターを
極小化しています。
◆.アナログモード
アナログ音声再生時には、デジタル専用トランスへの給電を
断つことによりデジタル入力回路の動作を完全に停止させた
「アナログモード」で動作させることができます。
さらにFLディスプレイの表示も消灯し、純粋なアナログアンプとして
動作させることができます。
※アナログモードに設定中は、USB-B、同軸デジタル、光デジタル入力は
使用できません。
◆.金メッキスピーカー端子
スピーカー端子には金メッキ処理により経年劣化を防止し、
長期にわたる信頼性の高い接続を実現しています。
厚みのあるYラグやバナナプラグにも対応しています
◆.CDプレーヤーの操作もできるリモコン
DCD-1600NEなどデノン製のCDプレーヤーを操作することもできるリモコンが付属しています。
また、デノンのネットワークオーディオプレーヤーDNP-2500NEやDNP-730REと本機をリモートコントロールケーブルで接続すると、「Denon Hi-Fi Remote」アプリを使ってスマートフォンやタブレットから本機の操作を行うこともできます。
- ◆.その他の特長
金メッキ入力端子
録音出力端子
ソースダイレクト
左右音量バランス調整機能
トーンコントロール
オートスタンバイモード(出荷時OFF)
|
<
PMA-1600NE 主な仕様>
定格出力 |
70 W + 70 W
(8Ω、20 Hz 〜 20 kHz、THD 0.07 %)
140 W + 140 W
(4Ω、1 kHz、THD
0.7 %)
|
全高調波歪率 |
0.01 %
(定格出力、-3 dB時)、
負荷8Ω、1 kHz
|
出力端子 |
スピーカー
AまたはB:負荷 4 〜 16Ω
スピーカー A + B:負荷 8 〜 16Ω
|
入力感度 /
入力インピーダンス |
PHONO(MM): 2.5 mV / 47 kΩ
PHONO(MC): 200μV / 100 Ω CD、
CD、
NETWORK、RECORDER :
125 mV / 47
kΩ(ソースダイレクトオフ)、
125 mV / 23 kΩ (ソースダイレクトオン)
|
RIAA偏差 |
PHONO : ± 0.5
dB(20 Hz 〜 20 kHz)
|
最大入力 |
PHONO(MM):
130 mV / 1 kHz
PHONO(MC): 10 mV / 1 kHz
|
入出力端子 |
アナログ音声入力端子
アンバランス入力×3、
PHONO(MM /
MC)入力×1、
アナログ音声出力端子
アンバランス出力(RECORDER)×1
デジタル音声入力端子
USB-B入力×1、
同軸デジタル入力×2、
光デジタル入力×2
その他
IRコントロール入出力×1
|
S / N比(Aネットワーク) |
PHONO(MM): 89
dB
(入力端子短絡、入力信号5 mV)
PHONO(MC): 74 dB
(入力端子短絡、入力信号0.5 mV)
CD、NETWORK、RECORDER: 108 dB
(入力端子短絡)
|
周波数特性 |
5 Hz 〜 100 kHz(0 〜
-3 dB)
|
トーンコントロール |
BASS(低域): 100
Hz ±8 dB
TREBLE(高域): 10 kHz ±8 dB
|
総合 |
外形寸法(W × H ×
D)
434 x 135 x 410 mm
質量 17.6 kg
消費電力 295
W(電気用品安全法による)
待機電力 0.2
W
|
※製品の仕様、規格および外観は改良のため予告なく変更する場合があります。

ネットワーク・オーディオ対応 プリメインアンプ
「PMA-150H」
生産完了
希望小売価格
132,000円/税込

W280 × H104 × D337
mm、5.6kg
増幅回路には、Qualcomm®のデジタルアンプソリューション
「DDFA」の最新バージョンを採用。

DDFAは、高速かつ極めて精度の高い
デジタル・フィードバック・ループを用いることにより、
これまでのClass
Dアンプの課題であった
歪の多さや電源変動による音質劣化を克服し、
Class
Dアンプとして抜きん出た特性を実現しています。
最新世代のDDFAは、従来2チップ構成だった
PWMモジュレーターとフィードバックプロセッサーが1チップ化されたことによって
周辺回路がシンプルになり、
より音質を優先した回路設計と部品の選定が可能になりました。
さらにPMA-150Hでは、スピーカー1台につき2つのパワーアンプで駆動する
BTL構成を採用することにより、コンパクトなサイズからは想像できない
圧倒的なスピーカー駆動力とDRA-100比で-85%ものノイズ低減を実現しました。
電力を増幅する出力段のゲートドライバーとMOSFET、
そしてローパスフィルターには
デノン独自のノウハウを詰め込んだディスクリート回路を用い、
サウンドマネージャーによる徹底したサウンドチューニングを施しています。
DDFAはデジタル入力型のClass
Dアンプであるため、
デジタルソースを再生する際にはPMA-150Hへの入力から、
「Advanced AL32 Processing
Plus」による補間処理※、
ボリューム調整、トーンコントロール、増幅、フィードバック処理まで、
すべてをデジタルドメインで行うことが可能です。
これによりアナログアンプで問題になる外来ノイズの影響を排除することができ、
透明感、分解能に優れた空間の描写を可能としています。
※Advanced AL32
Processing PlusはPCM信号にのみ対応しています。
PCM 384 kHz / 32
bit信号の入力に対応した、
デノン独自のデータ補間アルゴリズムによるアナログ波形再現技術の
最新バージョン「Advanced AL32
Processing Plus」を搭載。
Advanced AL32 Processing
Plusは、32 bitへのビット拡張処理と合わせて
最大16倍のアップサンプリング処理を行います。

44.1kHz系、48kHz系の2系統のクロックを
入力信号のサンプリングレートに合わせて切り替え、最適な周波数のクロックを供給。
PMA-60比で5.5倍の出力を誇る強力なヘッドホン専用アンプを搭載。

電圧増幅段にはハイスピード&ローノイズな高速オペアンプ、
出力バッファーにはディスクリート回路を用い、
ヘッドホンのパフォーマンスを十分に引き出します。
出力バッファー回路に新たにトランスリニアバイアス回路を
用いることにより疑似A級動作とし、
歪を大幅に低減。透明感の高いサウンドを実現しました。
また、300Ωや600Ωなどのハイインピーダンスなヘッドホンでも
最適な音量が得られるように
3段階のゲイン切り替え機能を搭載しています。

デノン専用のカスタムコンデンサーやカスタム抵抗器、
フィルムコンデンサーなどを数多く採用しています。
特に重要なパワーアンプ回路とローパスフィルター回路には
サウンドマネージャーによる入念な試聴を重ねて選定された
特性と音質の両方に優れたパーツを多数投入し、音質を磨き上げました。
USB-DAC機能は、
DSD 11.2 MHzおよびPCM 384
kHz /32 bitまでの入力に対応しています。
DSDの伝送方式はASIOドライバーによるネイティブ再生と
DoP (DSD over PCM
Frames)をサポート。

また、PC側のジッターを多く含んだクロックを使用せず、
PMA-150Hの超低位相雑音クロック発信器によって生成される
マスタークロックで制御を行うアシンクロナスモードにも対応しています。
USB-B入力に接続されたPCから流入する
高周波ノイズによる音質への悪影響を排除するために、
高速デジタルアイソレーターを搭載。

ICチップ上に組み込まれたトランス・コイルを介して
磁気により音楽データのみを伝送し、
繊細なオーディオ信号に影響を与えるノイズはシャットアウトします。
テレビやCDプレーヤーなどデジタル機器を接続できる
光デジタル入力を2つ、同軸デジタル入力を1つ装備しています。
いずれも最大192 kHz / 24
bitのリニアPCM信号の入力に対応。

3系統のデジタル入力の内1系統を「テレビ入力」に設定しておくと、
テレビからの入力信号を検出した時に自動的に電源がオンになり、
入力ソースが切り替わり、テレビの音声が再生されます。
ワイヤレス・オーディオシステム「HEOS」のテクノロジーを搭載。
セットアップ、操作は無料のHEOSアプリで誰でも簡単に。
ストリーミングサービスやインターネットラジオをはじめ、
ローカルネットワーク上のミュージックサーバー(NAS / PC / Macなど)や
USBメモリーに保存した音源や
スマートフォン、タブレット、Bluetooth®機器など、
多彩な音源を再生することができます。
さらに同一のネットワークに接続した
他のHEOSデバイスにPMA-150Hで再生中の音楽を配信することもできます。
Amazon
Alexaによる音声コントロールに対応しています。
Amazon
MusicやAWA、Spotify、SoundCloudなどの
音楽ストリーミングサービスに対応。
インターネットラジオ。
ミュージックサーバーやUSBメモリーに保存した
DSDファイルやハイレゾ音源の再生に対応しています。
DSDファイルは5.6MHzまで、
PCM系ファイルは192kHz /
24bitまで再生することができます。
iOS 11.4で追加された新機能「AirPlay
2」に対応。
Bluetooth(A2DPプロファイル)対応機器からのワイヤレス音楽再生に対応。
ワイドFM」対応FM/AMラジオチューナー。
本体上下のパネルには
PMA-60よりも2mm厚い5mm厚のアルミニウムを使用しています。

剛性と質量の向上により、外部振動による音質への影響を抑えています。
表面仕上げはサンドブラスト加工により
上品かつプレミアムな質感を実現しました。
定格出力
35 W + 35 W (8Ω、1 kHz、THD 0.1 %)
70 W + 70 W (4Ω、1 kHz、THD 0.1 %)

ネットワーク・レシーバー
「DRA-100」
希望小売価格
121,000円/税込
生産完了
W280 × H104 × D337
mm、4.8kg

アンプ部に、
新世代のクラスDアンプ テクノロジー
「DDFA(R)(Direct Digital Feedback Amplifier)」を
採用しました。
DDFAは、高速かつ極めて精度の高い
デジタル・フィードバック・ループを用いることにより
飛躍的な音質向上を実現。
DDFAは、
デジタル信号を直接入力できるため、
デジタルソースについては、
入力から最終段のPWM変調まで
一貫してデジタルで処理ができ、
A/D変換とD/A変換を繰り返すことによる
音質劣化が生じません。
デジタル回路を正確に同期させ、
その性能を最大限に発揮させるためにデノンが開発し、
磨き上げてきた独自技術
「マスター・クロック・デザイン」を採用。
DRA-100では、
クロックモジュールをクラスDアンプの
デジタルモジュレーターの直近に配置。
デジタルモジュレーターを
マスターとしてクロック供給を行うことで
周辺のデジタル回路を正確に同期させ、
ジッターの発生を抑制。
忠実な再生を実現しています。

スピーカー出力用パワーアンプとは別に
ヘッドホン出力専用アンプを搭載。
電圧増幅段には
ハイスピード、ローノイズな高速オペアンプ、
出力バッファーにはディスクリート回路を採用し、
ヘッドホンのパフォーマンスを十分に引き出します。
また、
インピーダンスの高いヘッドホンでも
最適な音量が得られるように
3段階のゲイン切り替え機能を搭載しています。
ビット拡張&データ補完による
アナログ波形再現技術「ALPHA
Processing」。
DRA-100には、
32bitまでのハイビット化処理に対応した
「Advanced AL32
Processing」を搭載しています。
16bitの音楽信号を32bitに拡張する
ハイビット化処理に加え、
アップサンプリングにより
時間軸方向の情報量も拡大します。
このときに単純な補間処理を行うのではなく、
連続的に変化する音楽信号から
本来あるべきデータを推測し、
デジタル変換の過程で失われた
本来のアナログ信号の滑らかな波形を再現。
ホールに吸込まれるような残響音などの
微小な音の再生能力を高めます。

DLNA 1.5準拠の
ネットワークオーディオプレーヤー機能を搭載。
最大5.6 MHzのDSD、192 kHz / 24 bitの
ハイレゾ音源の再生に対応しています。

AirPlay、インターネットラジオに対応

Bluetooth
& NFCペアリング対応

Wi-Fi(IEEE 802.11 b/g/n)対応

iPod / iPhone、USBメモリー対応USB-A入力

Denon Hi-Fi Remote アプリ対応

アナログ音声出力(固定 /
可変切り替え可能)
サブウーハープリアウト装備。
ソースダイレクト機能。

トーンコントロール機能
(高音 ±8 dB、低音 ±8
dB)

堅牢なアルミニウムパネル
本体上下のパネルには、
5mmのアルミニウムを使用して剛性を向上。
外部振動による音質への影響を抑え、
より安定したサウンドステージの
表現を可能にしました。

表面仕上げはサンドブラスト加工により、
上品かつプレミアムな質感を実現しました。

3行表示、日本語対応の有機ELディスプレイを装備。


最新世代DDFA採用
DSD 11.2MHz対応 USB-DAC搭載
プリメインアンプ

DENON 「PMA-60」
生産完了
価格: 77,000円(税込)

Sound Quality
-
◆.
新世代「DDFA(TM)」採用Class Dパワーアンプ
増幅回路には、Qualcomm(R)のデジタルアンプソリューション「DDFA(TM)」の最新バージョンを採用。
DDFAは、高速かつ極めて精度の高いデジタル・フィードバック・ループを用いることにより、これまでのClass
Dアンプの課題であった歪の多さや電源変動による音質劣化を克服し、Class
Dアンプとして抜きん出た特性を実現しています。
最新世代のDDFAは、従来2チップ構成だったPWMモジュレーターとフィードバックプロセッサーが1チップ化されたことによって周辺回路がシンプルになり、より音質を優先した回路設計と部品の選定が可能になりました。
電力を増幅する出力段やローパスフィルターにはデノン独自のノウハウを詰め込んだディスクリート回路を用い、サウンドマネージャーによる徹底したサウンドチューニングを施しています。
- ◆.
フルデジタル・プロセッシング
DDFAはデジタル入力型のClass Dアンプであるため、デジタルソースを再生する際にはPMA-60への入力から、「Advanced AL32 Processing Plus」による補間処理、ボリューム調整、増幅、フィードバック処理まで、すべてをデジタルドメインで行うことが可能です。
これによりアナログアンプで問題になる外来ノイズの影響を排除することができ、透明感、分解能に優れた空間の描写を可能としています。
Advanced AL32 Processing PlusはPCM信号にのみ対応しています
-
- ◆.
高音質ヘッドホンアンプ搭載
ヘッドホンでも高音質な音楽再生を楽しめるように、スピーカー出力用パワーアンプとは別にヘッドホン出力専用アンプを搭載。
電圧増幅段にはハイスピード&ローノイズな高速オペアンプ、出力バッファーにはディスクリート回路を用い、ヘッドホンのパフォーマンスを十分に引き出します。
また、300Ωや600Ωなどのハイインピーダンスなヘッドホンでも最適な音量が得られるように3段階のゲイン切り替え機能を搭載しています。
ヘッドホンのプラグを差し込むと、スピーカー端子から音が出なくなります。
- ◆.
精密なデジタルボリュームコントロール
音量は、1dBステップで精密な調整が可能です。 デジタルドメインで処理を行うため、左右チャンネルの音量差を生じるギャングエラーやクロストークを完全に排除することができます。
- ◆.
PCM 384 kHz / 32 bit 入力対応「Advanced AL32 Processing Plus」
PCM 384 kHz / 32 bit信号の入力に対応した、デノン独自のデータ補間アルゴリズムによるアナログ波形再現技術の最新バージョン「Advanced AL32 Processing Plus」を搭載。
進化した独自のアルゴリズムによって補間ポイントの前後に存在する多数のデータからあるべき点を導き出し、限りなく原音に近い理想的な補間処理を行います。
デジタル録音時に失われたデータを精巧に復元することで、歪みのない繊細な描写、正確な音の定位、豊かな低域、原音に忠実な再生を実現します。
◆.マスタークロックデザイン
Advanced AL32 Processing Plusなどの処理を行うFPGAの近傍に配置した超低ジッタークロックから供給されるマスタークロックでFPGAとUSBデジタルオーディオインターフェースを動作させるマスタークロックデザインを採用。
品質の高いマスタークロックにより各デジタル回路を正確に同期させることにより、ジッターを抑えた高品位な再生を実現しています。
さらに、44.1kHz系、48kHz系の2系統のクロックを入力信号のサンプリングレートに合わせて切り替え、最適な周波数のクロックを供給。
非整数倍の分周によるジッターを排除することにより、時間軸方向での波形の揺らぎを抑え、理想的な信号処理をおこないます。
◆.
DSD 11.2 MHz、PCM 384 kHz / 32bit対応USB-DAC
USB-DAC機能は、DSD 11.2 MHzおよびPCM 384 kHz /32 bitの入力に対応しています。
DSDの伝送方式はASIOドライバーによるネイティブ再生とDoP (DSD over PCM Frames)をサポート。
また、PC側のジッターを多く含んだクロックを使用せず、PMA-60の超低位相雑音クロック発信器によって生成されるマスタークロックで制御を行うアシンクロナスモードにも対応しています。
◆. 192 kHz / 24 bit 対応デジタル入力
テレビやCDプレーヤーなどデジタル機器を接続できる光デジタル入力を2つ、同軸デジタル入力を1つ装備しています。
最大192 kHz / 24 bitのハイレゾ音源の入力に対応しています。

◆.
PCノイズをシャットアウトするデジタルアイソレーター
USB-B入力に接続されたPCから流入する高周波ノイズによる音質への悪影響を排除するために、高速デジタルアイソレーターを搭載。
ICチップ上に組み込まれたトランス・コイルを介して磁気により音楽データのみを伝送し、繊細なオーディオ信号に影響を与えるノイズはシャットアウトします。
◆.高音質カスタムパーツ
デノンの新世代Hi-Fiコンポーネントである「NEシリーズ」にも採用されているオーディオ用電解コンデンサーや抵抗器、フィルムコンデンサーなどを多数採用しています。
サウンドマネージャーによる試聴を重ねてPMA-60に最適なパーツを選定。
さらに音質を磨き上げるために、電解コンデンサーにはパーツメーカーと共同開発したカスタムパーツを投入しました。
◆.Bluetooth(R) & NFC対応
iOSデバイスやAndroidスマートフォンなどからワイヤレスで音楽が楽しめるBluetooth機能を搭載。
標準オーディオコーデックのSBCに加え、より高音質なAAC、さらにQualcomm(R)による高音質・低遅延コーデック「aptXTM Low Latency」にも対応しているため、迫力ある音で音楽やゲームをお楽しみいただけます。
NFC機能にも対応しており、PMA-60のNFCマークに対応Bluetooth機器をタッチするだけでペアリングや接続ができます。
最大8台の機器とペアリングできるため、お持ちのスマートフォンやPCを一度登録すれば、再生のたびにペアリングしなおす必要はありません。
Bluetooth機能をオフにして音質に影響を与えるノイズを抑えることも可能です。
◆.Bluetooth機器を同時に接続できるマルチポイント機能
本機で音楽を再生できるのはBluetooth接続している機器のうち1台のみですが、同時に3台のBluetooth機器を接続しておくことができます。
よく使う機器を接続しておくと、再生する機器を切り替えるときに接続し直す手間がいらず便利です。
◆.縦置きにも対応
本機は縦置きと横置きのどちらにも対応しているため、スペースが限られるデスクトップでも本格的なオーディオシステムを構築できます。
縦置き時には、ねじ込み式のフットを付け替えることができます。また、本体の向きに従ってディスプレイ表示が自動的に回転します。
◆.質感の高いアルミニウムパネル
本体上下のパネルには3mm厚のアルミニウムを使用し、剛性を向上。外部振動による音質への影響を抑えています。
表面仕上げはサンドブラスト加工により上品かつプレミアムな質感を実現しました。
- ◆.その他の特長
視認性の高い有機ELディスプレイ(明るさ 3段階調整)
サブウーハープリアウト
DCD-50の操作もできるワイヤレスリモコン付属
ソースダイレクト機能
トーンコントロール機能(高音 ±8 dB、低音 ±8 dB)
左右バランス機能
3段階のディスプレイディマー
ワイヤレスリモコン付属
オートスタンバイ機能(30分)
着脱式電源コード
|
<PMA-60 主な仕様>
定格出力 |
25 W + 25 W (8Ω、1 kHz、THD 0.1 %、両チャンネル駆動)
50 W + 50 W
(4Ω、1 kHz、THD 1.0 %、両チャンネル駆動)
|
全高調波歪率 |
0.004 % (Digital In、定格出力、-3 dB、8Ω、1 kHz)
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出力端子 |
スピーカー:負荷 4 〜 16Ω
ヘッドホン:Φ6.3mmジャック
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入力感度 /
入力インピーダンス |
AUX:0.13 V / 22 kΩ
|
入出力端子 |
アンバランス入力×1
USB-B入力×1、 同軸デジタル入力×1、 光デジタル入力×2
|
Bluetooth部 |
バージョン 3.0 対応プロファイル A2DP 1.3、AVRCP 1.5 対応コーデック aptX Low Latency、AAC、SBC
周波数帯域 / 送信出力 / 最大通信範囲 2.4 GHz 帯域 / 最大2.5 mW(Class2) / 約10 m
(見通し距離)
※実際の通信範囲は機器間の障害物、 電子レンジの電磁波、静電気、 コードレスフォ ン、受信感度、アンテナの性能、
操作システム、アプリケーションソフトウェアなどの 影響により異なります。
|
総合 |
外形寸法(W × H × D) 200 x 86 x 258 mm(横置き時) 80 x 206 x 258 mm(縦置き時)
質量
2.7 kg
消費電力 35 W
待機電力 0.2 W
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※製品の仕様、規格および外観は改良のため予告なく変更する場合があります。
プリメインアンプ

DENON 「PMA-30」
価格: 55,000円(税込)
生産完了

Sound Quality
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◆.
BTL構成Class Dパワーアンプ 増幅回路には、両チャンネル駆動時の定格出力40W+40W(4Ω)を誇るClass Dパワーアンプを搭載。
1チャンネルにつき2つのパワーアンプを使用してスピーカーをパワフルに駆動するBTL構成を採用しています。
Class Dパワーアンプの要であるPWMプロセッサーには広帯域に渡ってローノイズな高音質タイプを搭載。
PWMプロセッサー、およびパワーステージの電源回路には、パーツサプライヤーとサウンドマネージャーが共同開発したデノン専用の高音質カスタムコンデンサーを用い、優れた空間表現力とサイズを超えたスピーカー駆動力を両立しています。
また、音質に大きな影響を与えるローパスフィルター回路には、デノンカスタムの無酸素銅(OFC)線とマンガン亜鉛コアによるインダクターとHi-Fiオーディオグレードの高音質フィルムコンデンサーを採用。
温度特性に優れ、常に安定したパフォーマンスを発揮します。
- ◆.
フルデジタル・プロセッシング
PMA-30は、デジタル入力型のClass Dアンプを搭載しているため、デジタルソースを再生する際には入力から出力までのすべての処理をデジタルドメインで行うことが可能です。
これによりアナログアンプで問題になる外来ノイズの影響を排除することができ、透明感、分解能に優れた空間の描写を可能としています。
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- ◆.
高音質ヘッドホンアンプ搭載
ヘッドホンでも高音質な音楽再生を楽しめるように、スピーカー出力用パワーアンプとは別にヘッドホン出力専用アンプを搭載。
電圧増幅段にはハイスピード&ローノイズな高速オペアンプ、出力バッファーにはディスクリート回路を用い、ヘッドホンのパフォーマンスを十分に引き出します。
また、インピーダンスの高いヘッドホンでも最適な音量が得られるように3段階のゲイン切り替え機能を搭載しています。
ヘッドホンのプラグを差し込むと、スピーカー端子から音が出なくなります。
- ◆.
精密なデジタルボリュームコントロール
音量は、1dBステップで精密な調整が可能です。 デジタルドメインで処理を行うため、左右チャンネルの音量差を生じるギャングエラーやクロストークを完全に排除することができます。
◆.マスタークロックデザイン
デジタルオーディオインターフェースの近傍に配置した超低ジッタークロックから供給されるマスタークロックでデジタルオーディオインターフェース、Class Dパワーアンプを動作させるマスタークロックデザインを採用。
品質の高いマスタークロックにより各デジタル回路を正確に同期させることにより、ジッターを抑えた高品位な再生を実現しています。
◆. 192 kHz / 24 bit 対応デジタル入力
テレビやCDプレーヤーなどデジタル機器を接続できる光デジタル入力を2つ、同軸デジタル入力を1つ装備しています。
最大192 kHz / 24 bitのハイレゾ音源の入力に対応しています。
◆.高音質カスタムパーツ
デノンの新世代Hi-Fiコンポーネントである「NEシリーズ」にも採用されているオーディオ用電解コンデンサーや抵抗器、フィルムコンデンサーなどを多数採用しています。
サウンドマネージャーによる試聴を重ねて最適なパーツを選定。
さらに音質を磨き上げるために、電解コンデンサーにはパーツメーカーと共同開発したカスタムパーツを投入しました。
◆.Bluetooth(R)対応
iOSデバイスやAndroidスマートフォンなどからワイヤレスで音楽が楽しめるBluetooth機能を搭載。
標準オーディオコーデックのSBCに加え、より高音質なAAC、さらにQualcomm(R)による高音質・低遅延コーデック「aptXTM Low Latency」にも対応しているため、迫力ある音で音楽やゲームをお楽しみいただけます。
最大8台の機器とペアリングできるため、お持ちのスマートフォンやPCを一度登録すれば、再生のたびにペアリングしなおす必要はありません。
Bluetooth機能をオフにして音質に影響を与えるノイズを抑えることも可能です。
◆.Bluetooth機器を同時に接続できるマルチポイント機能
本機で音楽を再生できるのはBluetooth接続している機器のうち1台のみですが、同時に3台のBluetooth機器を接続しておくことができます。
よく使う機器を接続しておくと、再生する機器を切り替えるときに接続し直す手間がいらず便利です。
◆.縦置きにも対応
本機は縦置きと横置きのどちらにも対応しているため、スペースが限られるデスクトップでも本格的なオーディオシステムを構築できます。
縦置き時には、ねじ込み式のフットを付け替えることができます。また、本体の向きに従ってディスプレイ表示が自動的に回転します。
◆.質感の高いアルミニウムパネル
本体上下のパネルには3mm厚のアルミニウムを使用し、剛性を向上。外部振動による音質への影響を抑えています。
表面仕上げはサンドブラスト加工により上品かつプレミアムな質感を実現しました。
- ◆.その他の特長
視認性の高い有機ELディスプレイ(明るさ 3段階調整)
サブウーハープリアウト
DCD-50の操作もできるワイヤレスリモコン付属
ソースダイレクト機能
トーンコントロール機能(高音 ±8 dB、低音 ±8 dB)
左右バランス機能
3段階のディスプレイディマー
ワイヤレスリモコン付属
オートスタンバイ機能(30分)
|
<PMA-30 主な仕様>
定格出力 |
20 W + 20 W (8Ω、1 kHz、THD 0.7 %、両チャンネル駆動)
40 W + 40 W (4Ω、1
kHz、THD 1.0 %、両チャンネル駆動)
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全高調波歪率 |
0.05 % (Digital In、定格出力、-3 dB、8Ω、1 kHz)
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出力端子 |
スピーカー:負荷 4 〜 16Ω
ヘッドホン:Φ6.3mmジャック
|
入力感度 /
入力インピーダンス |
AUX:0.13 V / 22 kΩ
|
入出力端子 |
アンバランス入力×1
同軸デジタル入力×1、 光デジタル入力×2
|
Bluetooth部 |
バージョン 3.0 対応プロファイル A2DP 1.3、AVRCP 1.5 対応コーデック aptX Low Latency、AAC、SBC
周波数帯域 / 送信出力 / 最大通信範囲 2.4 GHz 帯域 / 最大2.5 mW(Class2) / 約10 m
(見通し距離)
※実際の通信範囲は機器間の障害物、 電子レンジの電磁波、静電気、 コードレスフォ ン、受信感度、アンテナの性能、
操作システム、アプリケーションソフトウェアなどの 影響により異なります。
|
総合 |
外形寸法(W × H × D) 200 x 86 x 258 mm(横置き時) 80 x 206 x 258 mm(縦置き時)
質量
2.7 kg
消費電力 35 W
待機電力 0.2 W
|
※製品の仕様、規格および外観は改良のため予告なく変更する場合があります。

プリメイン・アンプ
PMA−800NE
カラー:プレミアムシルバー
希望小売価格 77,000円(税込)


PCM 192 kHz / 24 bitの入力信号に対応するデジタル入力を搭載しました。
入力端子は光デジタルを3系統、同軸デジタルを1系統装備しています。

デジタル入力基板はシールドケースに封入し、
デジタルオーディオ回路からの輻射ノイズによる音質への悪影響を抑えています。

新たにMM型 / MC型カートリッジの両方に対応する
フォノイコライザーを搭載しました。
PMA-800NEでは、PMA-2500NE、PMA-1600NEと同様の回路構成を採用。
初段にデュアルFETを3パラレルで使用し、
低ノイズ型のデュアルOPアンプとあわせ、
繊細なフォノ入力信号を高S/N比を保って増幅します。
デノンのオーディオアンプ設計におけるもっとも重要なテーマである
「繊細さと力強さの両立」を実現するために、
一般的なトランジスタの3倍のピーク電流供給能力を持つ
HCトランジスタをシングルプッシュプルで用いるシンプルな回路を採用しています。

多数の素子を並列駆動して大電流を得る手法において
問題となる素子の性能のバラツキによる音の濁りを解決し、
楽音の表情までも繊細に描き出す表現力を実現するために、
デノンは1ペアという最小単位の素子による増幅にこだわり続けています。
さらに音質への影響の大きい入力カップリングコンデンサを用いない
シンプル&ストレートな回路構成により、鮮度の高い再生を実現しています。
増幅回路にはPMA-2500NE、PMA-1600NEと同様に
プリアンプでの増幅を行わず、1段構成のハイゲインパワーアンプのみで
増幅を行うハイゲインアンプ構成を採用。
音声信号が通過する回路と素子の数を減らし、
信号経路を限りなく短く、かつ高品位に構成することにより、
純度の高いサウンドを実現しています。
ボリウムにはオーディオグレードのモーター式ボリウムを採用。
デノンがこだわり続けるアナログ式ボリウムは入力バッファ回路が不要であるため、
電子ボリウムに比べてシンプルな回路構成が実現でき、
音声信号の鮮度の低下や色付けを避けられるというメリットがあります。
PhonoやCDなどのアナログ信号の入力時には、
デジタル入力回路への給電を断つことにより
デジタル入力回路を完全に停止させた
「アナログモード」で動作させることができます。
音質に影響を及ぼす高周波ノイズの発生を抑えることにより、
ディテールまで情報量が豊かで澄み切ったサウンドを実現します。
※アナログモードに設定中は、同軸デジタル、光デジタル入力は使用できません。


HCシングルプッシュプル回路の能力を最大限に引き出すため、
電源回路には大型のEIコアトランスと
PMA-800NE専用に
新たに開発されたカスタム仕様の
大容量(8,200μF)のブロック電解コンデンサー、
および大容量整流ダイオードを採用。
クラスを超えた重厚さとタイトさを兼ね備えた
低音再生を余裕の電源供給能力で支えています。
アナログオーディオ回路には、エントリーグレードながら、
PMA-2500NEやPMA-1600NEなど上位モデルでも使用されている
SX1の技術を汲む高音質パーツを多数投入。


これまでにデノンが開発してきたカスタムパーツに加えて、
サウンドマネージャーがスリーブの印刷や色にまでこだわりぬいて
音質を磨き上げたスペシャルパーツを採用することにより、
生命感溢れる躍動的なサウンドと見通しの良い空間表現力を獲得しました。
プリメインアンプには、Phono回路、プリアンプ回路、
パワーアンプ回路など大小様々なレベルの信号を扱う回路が同居しています。
これらの回路間の相互干渉を抑制するために、
それぞれの回路のレイアウトを分離するコンストラクション
「S.L.D.C.(Signal Level Divided Construction)」を採用しています。
入力から出力までの信号ラインを最短化する
ミニマム・シグナル・パス回路により信号の劣化や色付けを抑え
純度の高い再生音を実現しています。
PMA-800NEにおいては、
ソースダイレクトやPhono(MM/MC)の切り替えを
機械式スイッチではなく、リレーで切り替えることにより、
信号ラインを最短化。
さらに使用頻度の低くなったACアウトレット、プリアウト端子を削除。
回路のシンプル&ストレート化を突き詰めることで
さらなる高音質化を図りました。

電源トランスやヒートシンク、シャーシの大きな重量を支えるフットには、
高密度で高剛性なリブ入りフットを採用。防振効果をさらに高めるとともに、
入念な音質チューニングも施しています。

トップカバーの厚みを従来よりも14%アップし、
剛性を向上させました。
ダイレクト・メカニカル・グラウンド・コンストラクションや
高密度フットと合わせ、
より振動に強いコンストラクションを実現しています。
スピーカー端子には金メッキ処理により経年劣化を防止し、
長期にわたる信頼性の高い接続を実現しています。
接続が容易なバナナプラグにも対応しています。
定格出力
50 W + 50 W (8Ω、20 Hz 〜 20 kHz、THD 0.07 %)
100 W +
100 W (4Ω、1 kHz、THD 10 %、JEITA)
全高調波歪率 0.01 %
(定格出力、-3 dB時)、負荷8Ω、1 kHz
出力端子
スピーカー AまたはB:負荷 4 〜 16Ω
スピーカー A + B:負荷 8 〜 16Ω
入力感度 / 入力インピーダンス
PHONO(MM): 2.5 mV / 47 kΩ
PHONO(MC): 200μV / 100 Ω
CD、NETWORK、RECORDER :
105 mV / 40 kΩ (ソースダイレクトオフ)
105 mV / 17 kΩ (ソースダイレクトオン)
RIAA偏差 PHONO : ± 0.5 dB(20 Hz 〜 20 kHz)
最大入力
PHONO(MM): 70 mV / 1 kHz
PHONO(MC): 6 mV / 1 kHz
アナログ音声入力端子
アンバランス入力×4、PHONO(MM / MC)入力×1
アナログ音声出力端子
アンバランス出力(RECORDER)×1 、ヘッドホン出力×1
デジタル音声入力端子
同軸デジタル入力×1、光デジタル入力×3
その他 IRコントロール入出力×1
S / N比(Aネットワーク)
PHONO(MM): 86 dB(入力端子短絡、入力信号5 mV)
PHONO(MC): 71 dB(入力端子短絡、入力信号0.5 mV)
CD、NETWORK、RECORDER: 105 dB(入力端子短絡)
周波数特性 5 Hz 〜 100 kHz(0 〜 -3 dB)
トーンコントロール
BASS(低域): 100 Hz ±8 dB
TREBLE(高域): 10 kHz ±8 dB
消費電力 200 W
待機電力 0.3 W
外形寸法(W × H × D) 434 x 122 x 307 mm
質量 7.5 kg