DENON


 


プリメイン・アンプ
PMA-3000NE

希望小売価格 528,000円(税込)

 


デノン伝統のUHC-MOSシングルプッシュプル増幅回路を受け継ぎながら、

最新のアンプ設計技術によりアップデートされた

新世代のプリメインアンプ。

 

デノン創立110周年記念モデルのひとつである

プリメインアンプ「PMA-A110」をベースとして、

回路構成、筐体内部のレイアウト、ワイヤリングおよび基板間の接続方式、

そして音質チューニングに用いるカスタムパーツに至るまで

全面的に設計を刷新しました。

 

 

「繊細さと力強さ」を高い次元で両立するために、

出力段には微小領域から大電流領域までのリニアリティに優れ、

大電流を流すことができる増幅素子

「UHC-MOS( Ultra High Current MOS ) FET」を

シングルプッシュプルで用いるシンプルな回路を採用。

多数の素子を並列駆動して大電流を得る手法において問題となる

素子の性能のバラツキによる音の濁りを解決し、

楽音の繊細な表情までを描き切る表現力を実現するために、

デノンは1ペアという最小単位の素子による増幅にこだわり続けてきました。

 

PMA-3000NEにおいては、さらにシンプル化を推し進め、

デノン創立110周年記念モデル「PMA-A110」の差動2段アンプと比較して、

発振に対する安定性に優れ、特性の異なる

様々なスピーカーをより正確に駆動することができる

差動1段アンプ回路を採用しました。

 

パワーアンプ基板からスピーカー出力端子への接続には

基板上の140μmの銅箔および銅製のバスバーを用いて

低インピーダンス化するとともに、ワイヤーの引き回しによる個体差を排除。

UHC-MOSの大電流出力と安定性の高い回路構成、

最短化された信号経路により、様々なスピーカーを正確に、

そして力強く駆動します。

 

 

PMA-3000Eでは、PMA-A110と同様に

可変ゲイン型プリアンプとパワーアンプによる二段構成を採用しました。

音量に合わせてプリアンプのゲインを増減させることにより、

一般的に使用される音量の範囲内ではプリアンプでの増幅を行わず、

パワーアンプのみで増幅することにより、ノイズレベルの劇的な改善を実現。

限りなく繊細で透明感の高い空間表現力を獲得しました。

 

 

 

アナログボリュームのノブを操作する感触は

 そのままに音量の調整を電子化しています。

センサーによりノブの回転角を検出し、

その情報を元に高精度な電子制御ボリュームで音量をコントロールします。

アナログボリュームで問題になる小音量時の左右の音量差やクロストーク、

経年劣化による音質への悪影響を解決する非常に優れたボリューム回路です。

左右バランスやトーンコントロールにも同様の構成を採用。

これによりフロントパネル背面のボリューム回路と

プリアンプ基板を行き来していた信号ラインを短縮することが可能となり、

理想的なミニマムシグナルパスを実現することができました。

 

 

 

PMA-3000NEは、PMA-A110と同じ

大容量かつ高品位なEIコアトランスを採用。

ノイズの原因である漏洩磁束の影響を打ち消すために、

2つのトランスを対向配置する

LC(リーケージ・キャンセリング)マウント方式を採用しています。

整流回路には低損失、低ノイズなショットキーバリアダイオードを採用。

従来の1系統から2系統のパラレル構成に強化して抵抗を低く抑えたことにより、

発熱が少なくなり、より安定した電源供給が可能になりました。

ブロックコンデンサーにはPMA-3000NE専用に新規開発された

大容量カスタムコンデンサーを搭載し、十分かつクリーンな電流供給を実現しています。

シンプル&ストレートな回路構成を生かし切るために、

ダイオードユニットとブロックコンデンサーの接続部は

銅製のバスバーを用いて最短化。

パワーアンプ回路への電源供給ラインには、

片面一層70μmから両面二層140μmに強化された基板上の

銅箔を用いて低インピーダンス化を図っています。

 

 

デジタル回路用およびスタンバイ用の電源回路は、

プリアンプおよびパワーアンプ用電源回路から独立させ、相互干渉を排除しています。

筐体の後部からフロントパネル背面に移設し、

回路間および基板間の接続にワイヤーを用いない設計とすることにより

ノイズの輻射、飛び込みを抑制し、ワイヤーの引き回しの

わずかな差異から生じる音質の個体差も排除しています。

 

 

MM / MCのカートリッジ両方に対応する

フォノイコライザーを搭載しています。

フォノイコライザーは高いゲインを持ち、

パターン上のループによる音質への悪影響を受けやすいため、

回路のシンプル&ストレート化を徹底することによって

大幅に音質を向上させることができます。

 

PMA-3000NEでは、プリアンプ基板から独立した基板にレイアウトして

信号ループを最小化することにより、漏洩磁束の影響を低減して

S/N比を向上させています。

MM / MCの切替はリレーよって行うため、

板上の余分な信号ラインの引き回しを必要とせず、

繊細なアナログ信号をより純粋に増幅することができます。

 

 

従来の多くのアンプでは、

スピーカー出力から分岐させてレベルを下げた信号を

ヘッドフォン出力に用いていますが、

PMA-3000NEはプリアンプ基板上に専用のヘッドフォンアンプを搭載しています。

これによりフロントパネル上の

ヘッドフォン出力端子までの信号ラインを大幅に短縮。

信号の劣化やノイズの影響を大きく低減することが可能になりました。

 

 

PCと直接接続できるUSB-B入力を搭載。

11.2 MHz DSD、384 kHz / 32 bit PCMに対応しています。

DSDの伝送方式はASIOドライバーによるネイティブ再生と

DoP(DSD over PCM Frames)に対応。

 

PC側のジッターを多く含んだクロックを使用せず、

PMA-3000NEの超低位相雑音クロック発振器によって生成される

マスタークロックで制御を行うアシンクロナスモードにも対応しています。

また、192 kHz / 24 bit PCMに対応した光デジタル入力を3系統、同

軸デジタル入力を1系統装備しています。

 

 

光・同軸デジタル入力は、

テレビなどの外部ソースからの入力信号を検出すると

自動的に電源が入る自動再生機能を搭載しています。

4系統の入力から1系統を選択、

または機能をオフにすることができます。

 

 

USB接続されたPCから流入する高周波ノイズを遮断するために、

USB-DAC回路と周辺の回路を電気的に絶縁する

高速デジタルアイソレーター回路を搭載しています。

同時にグラウンドも独立させることで、ノイズ対策を徹底。

また、電源回路も回路ごとに独立させ、電源ラインを介した干渉も防止しています。

さらに、デジタル入力回路を1.6mm厚の鋼板3枚による

トランスベースの下に配置することにより、

デジタル入力回路からの不要輻射による

アナログオーディオ回路への悪影響を排除しています。

 

 

PMA-3000NEは、PMA-A110と同様に

デノンの最新アナログ波形再生技術「Ultra AL32 Processing」を搭載。

Ultra AL32 Processingは、PCMデジタル入力信号に対して、

前世代の2倍となる1.536 MHzへのアップサンプリングと

32 bitへのビット拡張処理を行い、S/N比をさらに改善。

 

独自のビット拡張&データ補間アルゴリズムにより

前後データの前後のデータの離散値からあるべき点を導き出し、

本来のアナログ波形を再現する理想的な補間処理を行います。

デジタル録音時に失われたデータを高い精度で復元することで、

歪みのない繊細な描写、正確な音の定位、

豊かな低域など原音に忠実な再生を実現しています。

 

 

より力強いサウンドと、より良い空間表現を実現するために、

PMA-A110と同様にQuad-DAC構成を採用。

高性能なステレオD/AコンバーターICを左右チャンネルに

それぞれ2基(4ch)ずつ使用しています。

 

Ultra AL32 Processingによりアップサンプリングされた

1.536 MHzの信号を768 kHzに分割し、

MONOモードで動作する2基(4ch)のDACに入力。

片チャンネルあたり4chのDACを用いる並列構成により出力電流は4倍となり、

S/N比の向上とよりエネルギッシュなサウンドを実現しました。

さらに、PMA-A110の4層基板に対し、6層基板を採用することで、

ショートシグナルパス化を実現。

さらに、6層中2層をグラウンド層とすることで、

高周波ノイズの輻射と飛び込みを抑制。

DAC以降のフィルター回路も単体のプレーヤーに匹敵するパーツ、

および回路構成を投入することで、極めて優れた性能、音質を実現しています。

 

 

デジタルオーディオ再生においては

回路の動作の基準となるクロック信号の精度と

低ジッターがパフォーマンスの鍵を握っています。

D/Aコンバーターに供給するクロックの精度を最優先するために、

D/Aコンバーターの近傍にクロック発振器を配置。

DACをマスター、周辺回路をスレーブとしてクロック供給を行うことで

D/A変換の精度を高めています。

 

PMA-3000NEは、3つの超低ジッタークロック発振器

(PCM 44.1kHz系 / 48kHz系 + DSD)を搭載。

ソースのサンプリング周波数に応じて切り替えることで

ジッターを徹底的に抑制しています。

 

さらに、PMA-A110では採用できなかった、

「DCD-A110」に搭載されている

低ジッターのクロックバッファーを採用することで、

より精度の高いクロックを

D/AコンバーターICに供給することが可能になりました。

 

 

PMA-3000NEは

2種類のアナログモードを搭載しています。

アナログモード1に設定すると、

デジタルオーディオ回路がオフになり、

繊細なアナログ入力信号への干渉を防ぐことができます。

アナログモード2に設定中はディスプレイ表示も消灯し、

PMA-3000NEは純粋なアナログアンプとして動作します。

※アナログモード中はUSB-B、同軸デジタル、光デジタル入力は無効になります)

 

 

PMA-3000を理想的なサウンドに仕上げるために、

音質担当エンジニアとサウンドマスターが試作と試聴を繰り返し、

数多くの候補の中から厳選した高音質パーツを多数採用。

さらにPMA-3000NEには、

「PMA-SX1 LIMITED EDITION」やPMA-A110の開発過程において

デノン専用に開発・チューニングされたカスタムコンデンサーなど

多くのカスタムパーツが投入されています。

PMA-A110と比較しても

デノン専用のカスタムコンデンサーが占める割合が大幅に増加しており、

サウンドマスターの理想とする「Vivid & Spacious」なサウンドを

実現に大きな効果を発揮しています。

 

 

電源トランスやヒートシンク、シャーシの大きな重量を支えるフットには、

PMA-A110と同じ高剛性なアルミ製フットを採用。

防振効果を高めるとともに、入念な音質チューニングも施しています。

 

 

スピーカー端子には

AVアンプのフラッグシップモデルである「AVC-A1H」用に開発された

高品位な端子を採用しています。

経年劣化を防ぐ金メッキが施されており、

長期にわたり高い信頼性を維持します。

Yラグやバナナプラグにも対応しています。

また、2系統のスピーカー端子を装備しているためバイワイヤリング接続が可能です。

※2系統のスピーカー端子からは常に同じ信号を出力します。

個別にオン/オフすることはできません。

 

 

アナログ音声入出力端子には、

高剛性な真鍮削り出しタイプを採用しています。

経年劣化を防ぐ金メッキが施されており、長期にわたり高い信頼性を維持します。

 

 

外部プリアンプを接続して

パワーアンプとして使用するための

「EXT.PRE」入力端子(固定ゲイン入力)を装備しています。

AVアンプのプリ出力を接続し、

フロントスピーカーをホームシアターシステムと共有することもできます。

 

 

定格出力

80 W + 80 W (8Ω、20 Hz 〜 20 kHz、THD 0.07 %)

160 W + 160 W (4Ω、1 kHz、THD 0.7 %)

全高調波歪率 0.01 % (定格出力、-3 dB時、負荷8Ω、1 kHz)

出力端子 スピーカーA またはB:負荷 4 〜 16Ω スピーカーA+B:負荷 8 〜 16Ω

入力感度 / 入力インピーダンス EXT. PRE:1.0 V / 15 kΩ ゲイン値:28 dB

 

プリアンプ部

入力感度 / 入力インピーダンス

PHONO(MM): 2.5 mV / 47 kΩ

PHONO(MC): 200 μV / 100 Ω CD、

NETWORK/AUX、RECORDER :150 mV / 15 kΩ

 

RIAA偏差 PHONO: ± 0.5 dB(20 Hz 〜 20 kHz)

最大入力 PHONO(MM): 130 mV / 1 kHz PHONO(MC): 10 mV / 1 kHz

 

入出力端子

アナログ音声入力端子 アンバランス入力×3、PHONO入力×1、EXT. PRE×1

アナログ音声出力端子 アンバランス出力(RECORDER)×1、ヘッドフォン出力× 1

デジタル音声入力端子 USB-B入力×1、同軸デジタル入力×1、光デジタル入力×3

その他 IRコントロール入出力×1

 

総合特性

 S / N比(Aネットワーク) PHONO(MM): 89 dB(入力端子短絡、入力信号5 mV)

PHONO(MC): 74 dB(入力端子短絡、入力信号0.5 mV)

CD、NETWORK/AUX、RECORDER: 107 dB(入力端子短絡)

 

周波数特性 5 Hz 〜 100 kHz(0 〜 -3 dB)

トーンコントロール BASS: 100 Hz ±8 dB TREBLE: 10 kHz ± 8dB

総合 外形寸法(W × H × D) 434 x 182 x 443 mm

質量 24.6 kg

電源 AC 100 V、50 / 60 Hz

消費電力 400 W

待機時消費電力 0.2 W

付属品 かんたんスタートガイド、取扱説明書、保証書、リモコン、 単4形乾電池 × 2、電源コード

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

INTEGRATED AMPLIFIER
DENON     PMA-SX11

希望小売価格 462,000円/税込

 

PMA-SX1でも使用されている
最新世代のUHC-MOS FETを採用しています。
従来品に比べ、定格電流は30Aから60Aに、
瞬時供給電流は120Aから240Aへと倍増され、
一段と余裕を持った再生を実現しています。



ヒートシンクに
大型のアルミ押し出し材を用いることで放熱性を高め、
電源回路に十分な電源供給能力を持たせることにより、
120 W / 8Ω、240W / 4Ωの大出力を実現。

能率の低いスピーカーであっても
余裕をもって駆動することができます。


クリーンで強力な電源回路。

砂型アルミ鋳物ケース封入電源トランス。

独立配置した6ブロック構成シャーシを採用。
1.6mm厚の鋼板によるシャーシは外部振動から信号回路を守り、
また各回路間の干渉の影響を排除しています。


MC / MMそれぞれに専用入力端子を備えた
フォノイコライザーには3個並列接続された
デュアルFET差動入力回路のヘッドアンプを備えた
CR型イコライザー回路を搭載。


ボリウムには多接点ワイヤブラシを採用した
オーディオグレードのモーター式ボリウムを採用。

ダイレクト・メカニカル・グラウンド・コンストラクション

バランス入力&エクスターナル・プリアンプ入力










 


プリメインアンプ


DENON 「PMA-A110」
(創立110周年記念モデル)


希望小売価格:393,800円/税込





新世代のAdvanced UHC-MOSシングルプッシュプル増幅回路

超低ノイズ可変ゲイン型プリアンプ
&高精度な電子ボリュームコントロール

CR型フォノイコライザー(MM / MC対応)

11.2 MHz DSD、384 kHz / 32 bit PCM 対応USB-DAC機能

SX1 LIMITED譲りの高音質パーツ&専用カスタムパーツを多数採用




高い品質を誇る、日本の白河工場生産品

5年間の無償保証サービス







1993年に発売された

超弩級モノラルパワーアンプ「POA-S1」のために開発されて以来、

改良を重ねデノンのHi-Fiアンプの根幹を担ってきた

伝統の大電流素子UHC(Ultra High Current)-MOSによるシングルプシュプル回路。

そして1996年の発売以来、数々の賞を獲得し、トップシェアを守り続けてきた

「PMA-2000シリーズ」から現行の「PMA-2500NE」に至るまで

8世代に渡って磨き続けてきた最新のアンプ設計技術。


PMA-A110は

2020年のデノンが、この伝統と最新技術を融合させた110周年記念モデルです。


また、デノンのサウンドフィロソフィーである「Vivid & Spacious」を具現化した

リファレンスモデル「SX1 LIMITED」からも数多くのカスタムパーツや

高音質パーツを受け継ぎ、サウンドマネージャーによる

徹底したサウンドチューニングを施されています。



筐体についても伝統のダイレクト・メカニカル・グラウンド・コンストラクションや

SX1 LIMITED譲りのアルミ製トップカバー&フットを採用し、

110周年記念モデルに相応しい高音質を実現しました。





新世代のAdvanced UHC-MOSシングルプッシュプル増幅回路



「繊細さと力強さ」を高い次元で両立するために、

出力段には微小領域から大電流領域までのリニアリティに優れ、

大電流を流すことができるUHC-MOS( Ultra High Current MOS ) FETを

シングルプッシュプルで用いるシンプルな回路を採用しています。


多数の素子を並列駆動して大電流を得る手法において問題となる

素子の性能のバラツキによる音の濁りを解決し、

楽音の繊細な表情までを描ききる表現力を実現するために、

デノンは1ペアという最小単位の素子による増幅にこだわり続けてきました。




PMA-A110は、従来の差動3段アンプと比較して、

発振に対する安定性に優れる差動2段アンプ回路を採用しました。

UHC-MOSの大電流出力と安定性の高い回路構成により、

様々なスピーカーを正確に、そして力強く駆動します。





超低ノイズ可変ゲイン型プリアンプ

PMA-2500NEでは、ハイゲインアンプによる一段増幅を採用していましたが、

PMA-A110は

 新たに可変ゲイン型プリアンプとパワーアンプによる二段構成を採用しました。

音量に合わせてプリアンプのゲインを増減させることにより、

一般的に使用される音量の範囲内ではプリアンプでの増幅を行わず、

パワーアンプのみで増幅することにより、ノイズレベルの劇的な改善を実現。

限りなく繊細で透明感の高い空間表現力を獲得しました。





高精度な電子ボリュームコントロール


PMA-A110は、ノブを回す感触はそのままにボリュームの調整を電子化しました。

センサーによりノブの回転角を検出し、

その情報を元に高精度な電子ボリュームで音量をコントロールします。



左右バランスやトーンコントロールにも同様の構成を採用。

これによりフロントパネル上のノブと

プリアンプ基板を行き来していた信号ラインを短縮することが可能となり、

理想的なミニマムシグナルパスを実現することができました。






強力な電源回路



PMA-A110は、ノイズの原因である漏洩磁束の影響を打ち消すために、

2つのトランスを対向配置する

LC(リーケージ・キャンセリング)マウント方式を採用しています。

整流回路には低損失、低ノイズなショットキーバリアダイオードを採用。




ブロックコンデンサーには

PMA-A110専用の大容量カスタムコンデンサーを搭載し、

十分かつクリーンな電流供給を実現しています。

シンプル&ストレートな回路構成を生かし切るために、

ダイオードユニットとブロックコンデンサーの接続部を最短化し、

パワーアンプへの電源供給ラインを極限まで短くしています。

さらに、電源ラインには極太のOFC線を用いて低インピーダンス化を図っています。





CR型フォノイコライザー(MM / MC対応)



PMA-A110は、

MM型とMC型の両方に対応したフォノイコライザーを搭載しています。

PMA-SX1 LIMITEDと同様に二段構成のCR型を採用しており、

周波数によって音色が変化してしまうNF型フォノイコライザーに対して、

全帯域で均一な音色、繊細で素直なサウンドを実現しています。





11.2 MHz DSD、384 kHz / 32 bit PCM 対応USB-DAC機能


PMA-A110は、

PCと直接接続できるUSB-B入力を搭載。



11.2 MHz DSD、384 kHz / 32 bit PCMに対応しています。

DSDの伝送方式はASIOドライバーによる

ネイティブ再生とDoP (DSD over PCM Frames)に対応。


PC側のジッターを多く含んだクロックを使用せず、

PMA-A110の超低ジッタークロック発振器によって生成される

マスタークロックで制御を行うアシンクロナスモードにも対応しています。

また、192 kHz / 24 bit PCMに対応した

光デジタル入力を3系統、同軸デジタル入力を1系統装備しています。




テレビ自動再生機能


光・同軸デジタル入力は、

テレビなどの外部ソースからの入力信号を検出すると

自動的に電源が入る自動再生機能を搭載しています。

4系統の入力から1系統を選択、または機能をオフにすることができます。





高周波ノイズを遮断するアイソレーター


USB接続されたPCから流入する高周波ノイズを遮断するために、

USB-DAC回路と周辺の回路を電気的に絶縁する

高速デジタルアイソレーター回路を搭載しています。

同時にグラウンドも独立させることで、ノイズ対策を徹底。


また、電源回路も回路ごとに独立させ、電源ラインを介した干渉も防止しています。

さらに、デジタル入力回路を1.6mm厚の鋼板3枚による

トランスベースの下に配置することにより、

デジタル入力回路からの不要輻射による

アナログオーディオ回路への悪影響を排除しています。





最新にして最高のアナログ波形再現技術「Ultra AL32 Processing」


PMA-A110は、

デノンの最新アナログ波形再生技術「Ultra AL32 Processing」を搭載。

Ultra AL32 Processingは、PCMデジタル入力信号に対して、

前世代の2倍となる1.536 MHzへのアップサンプリングと

32 bitへのビット拡張処理を行います。


独自のビット拡張&データ補間アルゴリズムにより

前後データの前後のデータの離散値からあるべき点を導き出し、

本来のアナログ波形を再現する理想的な補間処理を行います。

デジタル録音時に失われたデータを高い精度で復元することで、

歪みのない繊細な描写、正確な音の定位、

豊かな低域など原音に忠実な再生を実現しています。





高性能DACを4基使用したQuad-DAC構成


PMA-A110は、

より力強いサウンドと、より良い空間表現を実現するために、

DCD-A110と同様にQuad-DAC構成を採用。

DCD-SX1 LIMITEDにも搭載されている

ステレオDAC「PCM1795」を

左右チャンネルにそれぞれ2基(4ch)ずつ使用しています。


Ultra AL32 Processingによりアップサンプリングされた

1.536 MHzの信号を768 kHzに分割し、

MONOモードで動作する2基(4ch)のDACに入力。

片チャンネルあたり4chのDACを用いる並列構成により出力電流は4倍となり、

S/N比の向上とよりエネルギッシュなサウンドを実現しました。





DACマスタークロックデザイン


デジタルオーディオ再生においては回路の動作の基準となる

クロック信号の精度と低ジッターがパフォーマンスの鍵を握っています。

D/Aコンバーターに供給するクロックの精度を最優先するために、

D/Aコンバーターの近傍にクロック発振器を配置。

DACをマスター、周辺回路をスレーブとして

クロック供給を行うことでD/A変換の精度を高めています。


PMA-A110は、

2つの超低ジッタークロック発振器(44.1kHz系 / 48kHz系)を搭載。

ソースのサンプリング周波数に応じて切り替えることで

ジッターを徹底的に抑制しています。





アナログモード





PMA-A110は

2種類のアナログモードを搭載しています。



アナログモード1に設定すると、

デジタルオーディオ回路がオフになり、

繊細なアナログ入力信号への干渉を防ぐことができます。


アナログモード2に設定中はディスプレイ表示も消灯し、

PMA-A110は純粋なアナログアンプとして動作します。


※アナログモード中はUSB-B、同軸デジタル、光デジタル入力は無効になります)





SX1 LIMITED譲りの高音質パーツ&専用カスタムパーツを多数採用


PMA-A110を理想的なサウンドに仕上げるために、

音質担当エンジニアとサウンドマネージャーが試作と試聴を繰り返し、

数多くの候補の中から厳選した高音質パーツを採用。


さらにPMA-A110には、

PMA-SX1 LIMITEDの開発過程において

デノン専用にチューニングされたカスタムコンデンサーなど

多くのカスタムパーツが投入されています。





アルミ製トップカバー&フット

PMA-A110は、

SX1 LIMITEDの流れを汲むアルミ製トップカバーとフットを採用しています。



パーツ単体としての性能だけではなくPMA-A110とのマッチングを慎重に吟味し、

試聴を繰り返して素材や形状、仕上げが決定されました。



外観上の美しさを高めるとともに

開放的で透明感に優れるサウンドにも大きく貢献しています。





金メッキスピーカー端子



PMA-A110のスピーカー端子には

経年劣化を防ぐ金メッキを施し、長期に渡り高い信頼性を維持します。



また、大型のYラグやバナナプラグにも対応しています。





外部プリアンプ入力端子





PMA-A110には、外部プリアンプを接続して

パワーアンプとして使用するための

「EXT.PRE」入力端子(固定ゲイン入力)を装備しています。



AVアンプのプリ出力を接続し、

フロントスピーカーをホームシアターシステムと共有することもできます。





その他の機能・特長

真鍮削り出し金メッキ入力端子(CD / PHONO)

録音出力端子

左右音量バランス調整機能



トーンコントロール(BASS: 100 Hz ±8 dB、TREBLE: 10 kHz ± 8dB)

オートスタンバイモード(30分)







<A110 主な仕様>
定格出力
80 W + 80 W
(8Ω、20 Hz 〜 20 kHz、THD 0.07 %)


160 W + 160 W
(4Ω、1 kHz、THD 0.7 %)



全高調波歪率


0.01 %
(定格出力、-3 dB時、負荷8Ω、1 kHz)


出力端子

スピーカー:負荷 4 〜 16Ω

パワーアンプ部
入力感度 / 入力インピーダンス


EXT. PRE:0.9 V / 47 kΩ

ゲイン値:29 dB



プリアンプ部
入力感度 / 入力インピーダンス


PHONO(MM): 2.5 mV / 47 kΩ

PHONO(MC): 200 μV / 100 Ω

CD、NETWORK/AUX、RECORDER :
135 mV / 19 kΩ



RIAA偏差


PHONO: ± 0.5 dB
(20 Hz 〜 20 kHz)



最大入力


PHONO(MM): 130 mV / 1 kHz

PHONO(MC): 10 mV / 1 kHz



アナログ音声入力端子


アンバランス入力×3、
PHONO入力×1、
EXT. PRE×1


アナログ音声出力端子


アンバランス出力(RECORDER)×1、
ヘッドホン出力× 1



デジタル音声入力端子


USB-B入力×1、

同軸デジタル入力×1、

光デジタル入力×3


その他
IRコントロール入出力×1



S / N比(Aネットワーク)


PHONO(MM): 84 dB
(入力端子短絡、入力信号5 mV)

PHONO(MC): 72 dB
(入力端子短絡、入力信号0.5 mV)

CD、NETWORK/AUX、RECORDER:
107 dB



周波数特性


5 Hz 〜 100 kHz(0 〜 -3 dB)



トーンコントロール


BASS: 100 Hz ±8 dB

TREBLE: 10 kHz ± 8dB




外形寸法


W434×H182×D450mm



質量


25kg



消費電力


400W

待機時:0.2W



※製品の仕様、規格および外観は改良のため予告なく変更する場合があります。







 


DENON PMA-2500NE

希望小売価格:278,300円/税込



 


Sound Quality


◆. Advanced UHC-MOSシングルプッシュプル回路

     「繊細さと力強さ」を高い次元で両立するために、出力段には
    微小領域から大電流領域までのリニアリティに優れ、大電流を流すことができる
    UHC-MOS( Ultra High Current MOS ) FETをシングルプッシュプルで用いる
    シンプルな回路を採用しています。

    多数の素子を並列駆動して大電流を得る手法において
    問題となる素子の性能のバラツキによる音の濁りを解決し、
    楽音の繊細な表情までを描ききる表現力を実現するために、
    デノンは1ペアという最小単位の素子による増幅にこだわり続けてきました。

    本機には高耐圧、大容量(ピーク電流210A)の
    UHC-MOS FETを採用しています。





◆. ハイゲインアンプ・コンストラクション

     増幅回路を従来のフラットアンプ+パワーアンプの2段構成から
    ハイゲインパワーアンプによる1段構成に変更。

    音声信号が通過する素子の数を減らし、信号経路を限りなく短くすることにより、
    純度の高いサウンドを実現しました。
    さらに、パワーアンプ出力段の保護回路を刷新。

    電流リミッターを取り除き、パワートランジスタの温度変化を
    リアルタイムでモニターする方式に変更しました。
    加えてドライバー段のトランジスタの電流容量も
    1.5Aから2Aに強化。

    その結果、アンプの瞬時電流供給能力は従来の2倍以上(110 A)となり、
    スピーカー駆動力の飛躍的な向上
    (ダンピングファクター: 700以上 20Hz – 20kHz)を実現しました。





◆. 高速熱帰還回路

    PMA-2500NEでは、パワーアンプのUHC-MOS、温度補償トランジスタに加え、
    新たにパワーアンプのドライバー段のトランジスタも
    ラジエータ(銅プレート)に熱結合しました。

    アイドリング電流に関わる全ての素子が熱結合される為、
    アイドリング電流の安定度が増し、ぶれない安定した音を
    実現することができました。




◆.DCアンプ回路

     回路のシンプル&ストレート化を徹底するために、入力から出力に至るまで、
    アクティブサーボ回路とカップリングコンデンサーを完全に排除しました。

    DC安定度の高いアンプ回路を実現するため、
    DCサーボ回路にはコンデンサーと抵抗によるシンプルなパッシブ回路を
    用いています。

    また、Dual FET+カスコードブートストラップ接続による
    FET差動入力アンプ回路を見直すことでDC特性を改善し、
    従来モデルよりも安定した低域再生を実現しました。


 
◆. 強力な電源回路

     2つのトランスを逆向きに配置し、お互いの漏洩磁束をキャンセルする
    L.C.マウント・ツイン・トランスを搭載。




    整流用のコンデンサーには、デノン専用のカスタム大容量電解コンデンサーを
    用い、整流素子には低損失、低ノイズ、ハイスピードな
    ショットキーバリアダイオードを採用。十分かつクリーンな
    電流供給を実現しています。






    シンプル&ストレートな回路構成を生かし切るために、
    従来ダイオードユニットとブロックコンデンサーの間に設けられていた
    コネクションユニットを取り除くことによりパワーアンプへの
    電源供給ラインを極限まで短くしました。

    さらに、電源ラインには極太のOFC線(14 AWG)を用いて
    低インピーダンス化を図っています。


◆. 6ブロック構成シャーシ

     フォノイコライザーおよび入力回路、ボリウムコントロール回路、
    USB-DAC回路、増幅回路、電源部、コントロール部を独立配置した
    6ブロック構成シャーシを採用。

    1.6mm厚の鋼板によるシャーシは外部振動から信号回路を守り、
    また各回路間の干渉の影響を排除しています。








◆. MM / MC対応フォノイコライザー

     MM / MCの両方に対応するフォノイコライザーを搭載。
    フォノイコライザーは高いゲインを持ち、パターン上のループによる
    音質への悪影響を受けやすいため、シンプル&ストレート化によって
    大幅に音質を向上させることができます。

    PMA-2500NEでは、MM / MCの切替スイッチをプッシュ式からリレーに
    変更したことにより、基板上のパターンはより短く、
    信号ループはより小さくなり、繊細なアナログ信号をより純粋に
    増幅することが可能になりました。

     


◆.27型アナログ式ボリウム

     ボリウムには多接点ワイヤブラシを採用したオーディオグレードの
    モーター式ボリウムを採用。

    デノンがこだわり続けるアナログ式ボリウムは入力バッファ回路が
    不要であるため、デジタルボリウムに比べて、よりシンプルな回路構成に
    出来るというメリットがあります。

    またアルミの肉厚を従来の2.5倍にすることで重量を増し、
    機械的な振動を抑制しています。


     


◆. ダイレクト・メカニカル・グラウンド・コンストラクション

     1.6mm厚の鋼板を3枚重ねた堅牢なサブシャーシに設置した
    電源部を中央に配置。

    その両側にヒートシンクを配置した構造は、重量バランスに優れ、
    振動による音質への影響を排除する理想的な配置となっています。

    さらに、電源トランスやヒートシンク、シャーシの大きな重量を支える
    フットには高剛性で内部損失が大きい無垢のBMC(Bulk Molding Compound)を
    採用。

    接地面にはフェルトを用い、防振効果をさらに高めています。





◆. DSD 11.2 MHz、PCM 384 kHz / 32bit対応USB-DAC

     新たにDSD 11.2 MHzおよびPCM 384 kHz /32 bitの入力信号に対応する
    USB-DAC機能を搭載しました。

    DSDの伝送方式はASIOドライバーによるネイティブ再生と
    DoP (DSD over PCM Frames)に対応。

    また、PCのクロックを使用せず、PMA-2500NEのマスタークロックで制御を行う
    アシンクロナス転送により、ジッターフリーを実現しています。

    D/AコンバーターにはDCD-2500NEと同じ384 kHz / 32 bit対応DAC採用し、
    高品位なサウンドを実現しています。








◆. 「デジタルアイソレーター」

     USB接続されたPCから流入する高周波ノイズおよび、
    PMA-2500NEのデジタル回路から発生する高周波ノイズによる音質への
    悪影響を排除するために、高速デジタルアイソレーターを搭載。

    ICチップ上に組み込まれたトランス・コイルを介して磁気によりデータ転送を
    行うため、入力側と出力側は電気的に絶縁された状態になります。

    デジタルオーディオ回路とD/Aコンバーター間の信号ラインを絶縁することで、
    D/Aコンバーター以降のアナログオーディオ回路への高周波ノイズの影響を
    排除しています。

    また、電源からのノイズの回り込みを防止するために、
    デジタル回路専用電源トランスを搭載しています。

    さらに、デジタル入力回路を1.6mm厚の鋼板3枚によるトランスベースの下に
    配置することにより、デジタル入力回路からの不要輻射による
    アナログオーディオ回路への悪影響を排除しています。






◆.PCM 384 kHz / 32 bit 入力対応「Advanced AL32 Processing Plus」

     デジタル入力用に、PCM 384 kHz / 32 bit信号の入力に対応した、
    デノン独自のデータ補間アルゴリズムによるアナログ波形再現技術の
    最新バージョン「Advanced AL32 Processing Plus」を搭載。

    進化した独自のアルゴリズムによって補間ポイントの前後に存在する
    多数のデータからあるべき点を導き出し、限りなく原音に近い理想的な
    補間処理を行います。デジタル録音時に失われたデータを精巧に
    復元することで、歪みのない繊細な描写、正確な音の定位、
    豊かな低域、原音に忠実な再生を実現します。

    PMA-2500NEのデジタル入力では、Advanced AL32 Processing Plusを
    介した高品質なアナログ信号が後段のアンプブロックに送り出されます。




◆.DACマスター・クロック・デザイン

     DACをマスターとしてクロック供給を行い、デジタル回路を正確に
    同期させるDACマスター・クロック・デザインを採用。

    マスタークロックをD/Aコンバーターの直近に配置することで
    余分なジッターの発生を抑え、高精度なD/A変換を実現しています。

    また、デジタルオーディオ回路の性能を最大限に発揮させるためには、
    半導体動作の基準となるクロックの品質が極めて重要になります。

    そのために周波数の変位である位相雑音を大幅に低減した
    クロック発振器を搭載しています。

    さらに周波数(44.1kHz / 48kHz)別に2個のクロック発振器を搭載し、
    音源のサンプリング周波数に合わせて切り替えることでジッターを
    極小化しています。





◆.アナログモード


     アナログ音声再生時には、デジタル専用トランスへの給電を
    断つことによりデジタル入力回路の動作を完全に停止させた
    「アナログモード」で動作させることができます。

    さらにFLディスプレイの表示も消灯し、純粋なアナログアンプとして
    動作させることができます。


    ※アナログモードに設定中は、USB-B、同軸デジタル、光デジタル入力は
    使用できません。

     

 


◆.エクスターナル・プリアンプ入力端子

     
    外部プリアンプと接続して本機をパワーアンプとして使用できるゲイン固定入力「EXT. PRE」入力端子を装備。

    AVアンプのプリアウトを接続してフロントスピーカーを共用するなど、
    ホームシアターシステムとの併用に便利です。



     

◆.金メッキスピーカー端子

     スピーカー端子には金メッキ処理により経年劣化を防止し、
    長期にわたる信頼性の高い接続を実現しています。

    厚みのあるYラグやバナナプラグにも対応しています。




     

◆.CDプレーヤーの操作もできるアルミトップリモコン


     DCD-2500NEなどデノン製のCDプレーヤーを操作することもできる
    アルミトップリモコンが付属しています。

    また、デノンのネットワークオーディオプレーヤーDNP-2500NEと本機を
    リモートコントロールケーブルで接続すると、
    「Denon Hi-Fi Remote」アプリを使って
    スマートフォンやタブレットから本機の操作を行うこともできます。 
     
     

 


◆.その他の特長

    真鍮削り出し金メッキ入力端子(CD / PHONO)
    録音出力端子
    左右音量バランス調整機能
    トーンコントロール
    オートスタンバイモード
 

 


< 主な仕様>
定格出力
80 W + 80 W
(8Ω、20 Hz 〜 20 kHz、THD 0.07 %)

160 W + 160 W
(4Ω、1 kHz、THD 0.7 %)

全高調波歪率
0.01 % (定格出力、-3 dB時)、
負荷8Ω、1 kHz

出力端子
スピーカー AまたはB:負荷 4 〜 16Ω

スピーカー A + B:負荷 8 〜 16Ω

入力感度 /
入力インピーダンス

EXT. PRE: 0.9 V / 47 kΩ
ゲイン値: 29 dB


PHONO(MM): 2.5 mV / 47 kΩ
PHONO(MC): 200μV / 100 Ω CD、
NETWORK、AUX、RECORDER :
135 mV / 47 kΩ(ソースダイレクトオフ)、
135 mV / 23 kΩ (ソースダイレクトオン)


RIAA偏差
PHONO : ± 0.5 dB(20 Hz 〜 20 kHz)

最大入力
PHONO(MM): 130 mV / 1 kHz
PHONO(MC): 10 mV / 1 kHz

入出力端子
アナログ音声入力端子
アンバランス入力×4、
PHONO(MM / MC)入力×1、
EXT. PRE入力×1

アナログ音声出力端子
アンバランス出力(RECORDER)×1

デジタル音声入力端子
USB-B入力×1、
同軸デジタル入力×2、
光デジタル入力×2

その他
IRコントロール入出力×1

S / N比(Aネットワーク)
PHONO(MM): 89 dB
(入力端子短絡、入力信号5 mV)

PHONO(MC): 74 dB
(入力端子短絡、入力信号0.5 mV)

CD、NETWORK、AUX、RECORDER: 110 dB
(入力端子短絡)

周波数特性
5 Hz 〜 100 kHz(0 〜 -3 dB)

トーンコントロール
BASS(低域): 100 Hz ±8 dB
TREBLE(高域): 10 kHz ±8 dB

総合
外形寸法(W × H × D)
434 x 182 x 431 mm

質量 25.0 kg

消費電力 380 W(電気用品安全法による)

待機電力 0.2 W


※製品の仕様、規格および外観は改良のため予告なく変更する場合があります。













プリメイン・アンプ
PMA-1700NE

希望小売価格 218,900円(税込)


MADE in JAPAN

 

「繊細さと力強さ」を高い次元で両立するために、

出力段には微小領域から大電流領域までのリニアリティに優れ、

大電流を流すことができるUHC-MOS( Ultra High Current MOS ) FETを

シングルプッシュプルで用いるシンプルな回路を採用しています。

多数の素子を並列駆動して大電流を得る手法において

問題となる素子の性能のバラツキによる音の濁りを解決し、

楽音の繊細な表情までを描ききる表現力を実現するために、

デノンは1ペアという最小単位の素子による増幅にこだわり続けてきました。

PMA-1700NEは、

デノン創立110周年記念モデル「PMA-A110」の構成に準じ、

従来の差動3段アンプと比較して、

発振に対する安定性に優れる差動2段アンプ回路を採用し、

より素直な音質傾向となりました。

UHC-MOSの大電流出力と安定性の高い回路構成により、

様々なスピーカーを正確に、そして力強く駆動します。

 

PMA-1600NEでは、

ハイゲインアンプによる一段増幅を採用していましたが、

PMA-1700NEは、PMA-A110と同様に

可変ゲイン型プリアンプとパワーアンプによる二段構成を採用しました。

音量に合わせてプリアンプのゲインを増減させることにより、

一般的に使用される音量の範囲内ではプリアンプでの増幅を行わず、

パワーアンプのみで増幅することにより、ノイズレベルの劇的な改善を実現。

限りなく繊細で透明感の高い空間表現力を獲得しました。

 

PMA-1700NEは、

アナログボリュームのノブを操作する感触はそのままに

音量の調整を電子化しました。

センサーによりノブの回転角を検出し、

その情報を元に高精度な電子制御ボリュームで音量をコントロールします。

左右バランスやトーンコントロールにも同様の構成を採用。

これによりフロントパネル上のノブとプリアンプ基板を行き来していた

信号ラインを短縮することが可能となり、

理想的なミニマムシグナルパスを実現することができました。

 

PMA-1700NEは、電圧変動が小さく、

より安定した電源供給が可能な新型のEIコアトランスを採用。

ノイズの原因である漏洩磁束の影響を打ち消すために、

2つのトランスを対向配置する

LC(リーケージ・キャンセリング)マウント方式を採用しています。

整流回路には低損失、低ノイズなショットキーバリアダイオードを採用。

ブロックコンデンサーには

PMA-1700NE専用の大容量カスタムコンデンサーを搭載し、

十分かつクリーンな電流供給を実現しています。

シンプル&ストレートな回路構成を生かし切るために、

ダイオードユニットとブロックコンデンサーの接続部を最短化し、

パワーアンプへの電源供給ラインを極限まで短くしています。

 

MM / MCのカートリッジ両方に対応する

フォノイコライザーを搭載しています。

フォノイコライザーは高いゲインを持ち、

パターン上のループによる音質への悪影響を受けやすいため、

回路のシンプル&ストレート化を徹底することによって

大幅に音質を向上させることができます。

 

PMA-1700NEでは、

基板上のレイアウトを刷新して信号ループを小さくしたことにより、

漏洩磁束の影響が軽減され、S/Nが向上しています。

MM / MCの切替はリレーよって行うため、

基板上の余分な信号ラインの引き回しを必要とせず、

繊細なアナログ信号をより純粋に増幅することができます。

 

 

PMA-1700NEは、PCと直接接続できるUSB-B入力を搭載。

11.2 MHz DSD、384 kHz / 32 bit PCMに対応しています。

DSDの伝送方式はASIOドライバーによるネイティブ再生と

DoP(DSD over PCM Frames)に対応。

 

PC側のジッターを多く含んだクロックを使用せず、

PMA-1700NEの超低位相雑音クロック発振器によって生成される

マスタークロックで制御を行うアシンクロナスモードにも対応しています。

また、192 kHz / 24 bit PCMに対応した光デジタル入力を2系統、

同軸デジタル入力を1系統装備しています。

 

光・同軸デジタル入力は、テレビなどの外部ソースからの

入力信号を検出すると自動的に電源が入る自動再生機能を搭載しています。

3系統の入力から1系統を選択、

または機能をオフにすることができます。

 

USB接続されたPCから流入する高周波ノイズを遮断するために、

USB-DAC回路と周辺の回路を電気的に絶縁する

高速デジタルアイソレーター回路を搭載しています。

同時にグラウンドも独立させることで、ノイズ対策を徹底。

また、電源回路も回路ごとに独立させ、

電源ラインを介した干渉も防止しています。

さらに、デジタルオーディオ基板を

専用のシールドケースに収めることにより、

デジタル入力回路からの不要輻射による

アナログオーディオ回路への悪影響を排除しています。

 

 

デジタル入力用に、

PCM 384 kHz / 32 bit信号の入力に対応した、

デノン独自のデータ補間アルゴリズムによる

アナログ波形再現技術「Advanced AL32 Processing Plus」を搭載。

進化した独自のアルゴリズムによって補間ポイントの前後に存在する

多数のデータからあるべき点を導き出し、

限りなく原音に近い理想的な補間処理を行います。

デジタル録音時に失われたデータを精巧に復元することで、

歪みのない繊細な描写、正確な音の定位、

豊かな低域、原音に忠実な再生を実現します。

PMA-1700NEに入力されたデジタル信号(PCMのみ)は、

Advanced AL32 Processing Plusによって

デジタル化される前の本来の波形に復元され、

後段のアンプブロックに送り出されます。

 

 

デジタルオーディオの再生においては

 回路の動作の基準となるクロック信号の精度と低ジッターが

パフォーマンスの鍵を握っています。

D/Aコンバーターに供給するクロックの精度を最優先するために、

D/Aコンバーターの近傍にクロック発振器を配置。

DACをマスター、周辺回路をスレーブとして

クロック供給を行うことでD/A変換の精度を高めています。

 

PMA-1700NEは、

2つの超低位相雑音クロック発振器(44.1kHz系 / 48kHz系)を搭載。

ソースのサンプリング周波数に応じて切り替えることで

ジッターを徹底的に抑制しています。

 

PMA-1700NEは、

2種類のアナログモードを搭載しています。

アナログモード1に設定すると、

デジタルオーディオ回路がオフになり、

繊細なアナログ入力信号への干渉を防ぐことができます。

 

アナログモード2の設定中はディスプレイ表示も消灯し、

PMA-1700NEは純粋なアナログアンプとして動作します。

※アナログモード中は

USB-B、同軸デジタル、光デジタル入力は無効になります。

 

 

PMA-1700NEは、

PMA-A110の回路構成を踏襲したことに加え、

オーディオ回路に使用されるコンデンサーや抵抗などの

パーツのほとんどがPMA-A110と共通化され、

飛躍的な音質向上を果たしました。

 

PMA-SX1 LIMITED EDITIONやPMA-A110の開発過程において、

音質担当エンジニアとサウンドマスターが

試作と試聴を繰り返して生み出した

デノン専用のカスタムパーツを多数投入することで、

デノンの理想とする「Vivid & Spacious」なサウンドを実現しています。

 

電源トランスやヒートシンク、

シャーシの大きな重量を支えるフットには、

高密度で高剛性なリブ入りフットを採用。

防振効果をさらに高めるとともに、

入念な音質チューニングも施しています。

 

PMA-1700NEのスピーカー端子には

経年劣化を防ぐ金メッキが施されており、

長期にわたり高い信頼性を維持します。

また、Yラグやバナナプラグにも対応しています。

2系統のスピーカーの接続、およびバイワイヤリング接続が可能です。

※2系統のスピーカー端子からは常に同じ信号を出力します。

個別にオン/オフすることはできません。

 

PMA-1700NEには、

外部プリアンプを接続してパワーアンプとして使用するための

「EXT.PRE」入力端子(固定ゲイン入力)を装備しています。

AVアンプのプリ出力を接続し、

フロントスピーカーをホームシアターシステムと共有することもできます。

 

左右音量バランス調整機能

トーンコントロール(BASS: 100 Hz ±8 dB、TREBLE: 10 kHz ± 8dB)

 

 

パワーアンプ部

定格出力

70 W + 70 W (8Ω、20 Hz 〜 20 kHz、THD 0.07 %)

140 W + 140 W (4Ω、1 kHz、THD 0.7 %)

全高調波歪率 0.01 % (定格出力、-3 dB時、負荷8Ω、1 kHz)

出力端子

スピーカーA またはB:負荷 4 〜 16Ω

スピーカーA+B:負荷 8 〜 16Ω

入力感度 / 入力インピーダンス

EXT. PRE:0.84 V / 47 kΩ ゲイン値:29 dB

 

プリアンプ部

入力感度 / 入力インピーダンス

PHONO(MM): 2.5 mV / 47 kΩ

PHONO(MC): 200 μV / 100 Ω

CD、NETWORK/AUX、RECORDER :125 mV / 19 kΩ

 

RIAA偏差 PHONO: ± 0.5 dB(20 Hz 〜 20 kHz)

最大入力 PHONO(MM): 130 mV / 1 kHz PHONO(MC): 10 mV / 1 kHz

 

入出力端子

アナログ音声入力端子 アンバランス入力×3、PHONO入力×1、EXT. PRE×1

アナログ音声出力端子 アンバランス出力(RECORDER)×1、ヘッドホン出力× 1

デジタル音声入力端子 USB-B入力×1、同軸デジタル入力×1、光デジタル入力×2

その他 IRコントロール入出力×1

 

 総合特性

S / N比(Aネットワーク)

PHONO(MM): 89dB(入力端子短絡、入力信号5 mV)

 PHONO(MC): 74dB(入力端子短絡、入力信号0.5 mV)

CD、NETWORK/AUX、RECORDER: 107 dB(入力端子短絡)

 

周波数特性 5Hz 〜 100kHz(0〜 -3dB)

トーンコントロール BASS: 100Hz ±8dB TREBLE: 10kHz ±8dB

 

総合

外形寸法 W434 x H135 x D410mm

質量 17.6kg

電源 AC 100V、50/60Hz

消費電力 295W

待機時消費電力 0.2W

付属品 かんたんスタートガイド、取扱説明書、保証書、

リモコン、 単4形乾電池×2、電源コード






















プリメインアンプ

DENON PMA-1600NE

希望小売価格:173,800円/税込

生産完了

展示・体験試聴中!









 


Sound Quality


◆. Advanced UHC-MOSシングルプッシュプル回路

     「繊細さと力強さ」を高い次元で両立するために、出力段には微小領域から大電流領域までのリニアリティに優れ、大電流を流すことができるUHC-MOS( UltraHigh Current MOS ) FETをシングルプッシュプルで用いるシンプルな回路を採用しています。

    多数の素子を並列駆動して大電流を得る手法において問題となる素子の性能のバラツキによる音の濁りを解決し、楽音の繊細な表情までを描ききる表現力を実現するために、デノンは1ペアという最小単位の素子による増幅にこだわり続けています。





◆. ハイゲインアンプ・コンストラクション

     増幅回路にはPMA-2500NEと同様にハイゲインパワーアンプによる1段構成を採用。音声信号が通過する素子の数を減らし、信号経路を限りなく短くすることにより、純度の高いサウンドを実現しました。
     



 
◆. 強力な電源回路

     トランスを大型化し、コアサイズと容量を大幅にアップすることにより、電源供給の安定度を高めました。USB-DAC使用時にも余裕を持った電源供給が行えます。

    また、デジタル入力回路への電源供給を停止する「アナログモード」時にはこの余裕が音質アップに大きく貢献します。




◆. 6ブロック構成シャーシ

     フォノイコライザーおよび入力回路、ボリウムコントロール回路、USB-DAC回路、増幅回路、電源部、コントロール部を独立配置した6ブロック構成シャーシを採用。

    補強を施したシャーシは外部振動から信号回路を守り、また各回路間の干渉の影響を排除しています。




◆. MM / MC対応フォノイコライザー

     MM / MCの両方に対応するフォノイコライザーを搭載。フォノイコライザーは高いゲインを持ち、パターン上のループによる音質への悪影響を受けやすいため、シンプル&ストレート化によって大幅に音質を向上させることができます。

    PMA-1600NEでは、MM / MCの切替スイッチをプッシュ式からリレーに変更したことにより、基板上のパターンはより短く、信号ループはより小さくなり、繊細なアナログ信号をより純粋に増幅することが可能になりました。



◆.さらに突き詰められたミニマム・シグナル・パス回路

     ソースダイレクトやPhono(MM/MC)の切り替えスイッチを機械式スイッチからリレーで切り替える方式に変更し、信号ラインの引き回しを最短化しました。

    さらに使用頻度の低くなったAC アウトレット、プリアウト、パワーアンプダイレクトなどの端子を削除。回路のシンプル&ストレート化を突き詰めることでさらなる高音質化を図りました。

     
     

◆. 振動を抑制するリブ入り高密度フット

     電源トランスやヒートシンク、シャーシの大きな重量を支えるフットには、高密度で高剛性なリブ入りフットを採用。防振効果をさらに高めるとともに、入念な音質チューニングも施しています。

     



◆. DSD 11.2 MHz、PCM 384 kHz / 32bit対応USB-DAC

     新たにDSD 11.2 MHzおよびPCM 384 kHz /32 bitの入力信号に対応する
    USB-DAC機能を搭載しました。

    DSDの伝送方式はASIOドライバーによるネイティブ再生と
    DoP (DSD over PCM Frames)に対応。

    また、PCのクロックを使用せず、PMA-1600NEのマスタークロックで制御を行う
    アシンクロナス転送により、ジッターフリーを実現しています。

    D/AコンバーターにはDCD-1600NEと同じ384 kHz / 32 bit対応DAC採用し、
    高品位なサウンドを実現しています。






◆. 「デジタルアイソレーター」

     USB接続されたPCから流入する高周波ノイズおよび、
    PMA-1600NEのデジタル回路から発生する高周波ノイズによる音質への
    悪影響を排除するために、高速デジタルアイソレーターを搭載。

    ICチップ上に組み込まれたトランス・コイルを介して磁気によりデータ転送を
    行うため、入力側と出力側は電気的に絶縁された状態になります。

    デジタルオーディオ回路とD/Aコンバーター間の信号ラインを絶縁することで、
    D/Aコンバーター以降のアナログオーディオ回路への高周波ノイズの影響を
    排除しています。






◆.PCM 384 kHz / 32 bit 入力対応「Advanced AL32 Processing Plus」

     デジタル入力用に、PCM 384 kHz / 32 bit信号の入力に対応した、
    デノン独自のデータ補間アルゴリズムによるアナログ波形再現技術の
    最新バージョン「Advanced AL32 Processing Plus」を搭載。

    進化した独自のアルゴリズムによって補間ポイントの前後に存在する 多数のデータからあるべき点を導き出し、限りなく原音に近い理想的な 補間処理を行います。デジタル録音時に失われたデータを精巧に 復元することで、歪みのない繊細な描写、正確な音の定位、
    豊かな低域、原音に忠実な再生を実現します。

    PMA-1600NEのデジタル入力では、Advanced AL32 Processing Plusを
    介した高品質なアナログ信号が後段のアンプブロックに送り出されます。




◆.DACマスター・クロック・デザイン

     DACをマスターとしてクロック供給を行い、デジタル回路を正確に
    同期させるDACマスター・クロック・デザインを採用。

    マスタークロックをD/Aコンバーターの直近に配置することで
    余分なジッターの発生を抑え、高精度なD/A変換を実現しています。

    また、デジタルオーディオ回路の性能を最大限に発揮させるためには、
    半導体動作の基準となるクロックの品質が極めて重要になります。

    そのために周波数の変位である位相雑音を大幅に低減した
    クロック発振器を搭載しています。

    さらに周波数(44.1kHz / 48kHz)別に2個のクロック発振器を搭載し、
    音源のサンプリング周波数に合わせて切り替えることでジッターを
    極小化しています。


     



◆.アナログモード


     アナログ音声再生時には、デジタル専用トランスへの給電を
    断つことによりデジタル入力回路の動作を完全に停止させた
    「アナログモード」で動作させることができます。

    さらにFLディスプレイの表示も消灯し、純粋なアナログアンプとして
    動作させることができます。


    ※アナログモードに設定中は、USB-B、同軸デジタル、光デジタル入力は
    使用できません。

     

◆.金メッキスピーカー端子

     スピーカー端子には金メッキ処理により経年劣化を防止し、
    長期にわたる信頼性の高い接続を実現しています。

    厚みのあるYラグやバナナプラグにも対応しています

     

◆.CDプレーヤーの操作もできるリモコン


     DCD-1600NEなどデノン製のCDプレーヤーを操作することもできるリモコンが付属しています。

    また、デノンのネットワークオーディオプレーヤーDNP-2500NEやDNP-730REと本機をリモートコントロールケーブルで接続すると、「Denon Hi-Fi Remote」アプリを使ってスマートフォンやタブレットから本機の操作を行うこともできます。  
     
     


◆.その他の特長

    金メッキ入力端子
    録音出力端子
    ソースダイレクト
    左右音量バランス調整機能
    トーンコントロール
    オートスタンバイモード(出荷時OFF)
 



< PMA-1600NE 主な仕様>
定格出力
70 W + 70 W
(8Ω、20 Hz 〜 20 kHz、THD 0.07 %)

140 W + 140 W
(4Ω、1 kHz、THD 0.7 %)


全高調波歪率
0.01 % (定格出力、-3 dB時)、
負荷8Ω、1 kHz


出力端子
スピーカー AまたはB:負荷 4 〜 16Ω

スピーカー A + B:負荷 8 〜 16Ω


入力感度 /
入力インピーダンス

PHONO(MM): 2.5 mV / 47 kΩ
PHONO(MC): 200μV / 100 Ω CD、
CD、 NETWORK、RECORDER :
125 mV / 47 kΩ(ソースダイレクトオフ)、
125 mV / 23 kΩ (ソースダイレクトオン)


RIAA偏差
PHONO : ± 0.5 dB(20 Hz 〜 20 kHz)


最大入力
PHONO(MM): 130 mV / 1 kHz
PHONO(MC): 10 mV / 1 kHz


入出力端子
アナログ音声入力端子
アンバランス入力×3、
PHONO(MM / MC)入力×1、

アナログ音声出力端子
アンバランス出力(RECORDER)×1

デジタル音声入力端子
USB-B入力×1、
同軸デジタル入力×2、
光デジタル入力×2

その他
IRコントロール入出力×1


S / N比(Aネットワーク)
PHONO(MM): 89 dB
(入力端子短絡、入力信号5 mV)

PHONO(MC): 74 dB
(入力端子短絡、入力信号0.5 mV)

CD、NETWORK、RECORDER: 108 dB
(入力端子短絡)


周波数特性
5 Hz 〜 100 kHz(0 〜 -3 dB)


トーンコントロール
BASS(低域): 100 Hz ±8 dB
TREBLE(高域): 10 kHz ±8 dB


総合
外形寸法(W × H × D)
434 x 135 x 410 mm

質量 17.6 kg

消費電力 295 W(電気用品安全法による)

待機電力 0.2 W



※※製品の仕様、規格および外観は改良のため予告なく変更する場合があります。





















プリメイン・アンプ
PMA-900HNE

希望小売価格 132,000円(税込)

 

 

デノンのオーディオアンプ設計におけるもっとも重要なテーマである

「繊細さと力強さの両立」を実現するために、

一般的なトランジスターの3倍のピーク電流供給能力を持つ

HCトランジスターをシングルプッシュプルで用いる

シンプルな回路を採用しています。

 

多数の素子を並列駆動して大電流を得る手法において問題となる

素子の性能のバラツキによる音の濁りを解決し、

楽音の表情までも繊細に描き出す表現力を実現するために、

デノンは1ペアという最小単位の素子による増幅にこだわり続けてきました。

PMA-900HNEは、

デノン創立110周年記念モデル「PMA-A110」の構成に準じ、

従来の差動3段アンプと比較して、

発振に対する安定性に優れる差動2段アンプ回路を採用し、

より素直な音質傾向となりました。

HCトランジスターの大電流出力と安定性の高い回路構成により、

様々なスピーカーを正確に、そして力強く駆動します。

 

 

PMA-800NEでは、

ハイゲインアンプによる一段増幅を採用していましたが、

PMA-900HNEは、PMA-A110と同様に

可変ゲイン型プリアンプとパワーアンプによる二段構成を採用しました。

音量に合わせてプリアンプのゲインを増減させることにより、

一般的に使用される音量の範囲内ではプリアンプでの増幅を行わず、

パワーアンプのみで増幅することにより、

ノイズレベルの劇的な改善を実現。

限りなく繊細で透明感の高い空間表現力を獲得しました。

 

 

PMA-900HNEは、PMA-A110と同様に

高精度な電子制御ボリュームコントロールICを採用しています。

センサーによりノブの回転方向、回転量を検出し、

その情報を元にメイン基板に実装された

高精度な電子制御ボリュームで音量をコントロールします。

左右バランスやトーンコントロールにも同様の構成を採用。

これによりフロントパネル上のノブとプリアンプ基板を行き来していた

信号ラインを短縮することが可能となり、

理想的なミニマムシグナルパスを実現することができました。

 

 

Advanced High Current

シングルプッシュプル回路の能力を最大限に引き出すため、

電源回路には大型のEIコアトランスと

PMA-900HNE専用に新たに開発されたカスタム仕様の

大容量(8,200μF)のブロック電解コンデンサー、

およびスイッチングスピードが速く整流ノイズが少ない

ショットキーバリアダイオードを採用。

クラスを超えた重厚さとタイトさを兼ね備えた

低音再生を余裕の電源供給能力で支えています。

 

 

MM / MCのカートリッジ両方に対応する

フォノイコライザーを搭載しています。

フォノイコライザーは高いゲインを持ち、

パターン上のループによる音質への悪影響を受けやすいため、

回路のシンプル&ストレート化を徹底することによって

大幅に音質を向上させることができます。

 

MM / MCの切替をリレーよって行うことにより、

基板上の余分な信号ラインの引き回しを必要とせず、

繊細なアナログ信号をより純粋に増幅することができます。

また、PMA-900HNEでは、

OPアンプをより高音質なものにアップグレードしています。

 

 

光・同軸デジタル入力は、

テレビなどの外部ソースからの入力信号を検出すると

自動的に電源が入る自動再生機能を搭載しています。

4系統の入力から1系統を選択、または機能をオフにすることができます。

 

 

ネットワークスピーカーや、サウンドバー、AVアンプなど、

デノンの様々なオーディオ製品に採用されている

ネットワークオーディオのプラットフォーム「HEOS」を搭載。

ストリーミングサービスやインターネットラジオをはじめ、

ローカルネットワーク上のミュージックサーバー(NAS / PC / Macなど)や

USBメモリーに保存した音源やスマートフォン、タブレット、

Bluetooth®機器など、多彩な音源を再生することができます。

 

さらに同一のネットワークに接続した

他のHEOS Built-inデバイスに

本機で再生中の音楽を配信することもできます。

セットアップ、操作は無料のHEOSアプリで誰でも簡単に行うことができ、

Alexaによる音声操作にも対応しています。

 

 

Amazon Music HDやAWA、Spotify、SoundCloudなど

幅広い音楽ストリーミングサービス※に対応。

ストリーミングサービスでは、

これまでのように自分の好きなアーティスの楽曲を選んで再生することはもちろん、

最新楽曲から往年の名曲まで、音楽のジャンル、時代、

その日の気分などで選べる多種多様なプレイリストが豊富に用意されているため、

新たな音楽との出会いの可能性が無限に広がります。

 

また、音楽、トーク、ニュースなど

世界中のインターネットラジオも楽しむことができます。

MP3、WMA、AACフォーマットで配信されている放送に対応しており、

「TuneIn」のデータベースからジャンルや地域、

言語などをもとに簡単に検索することができます

※サービスの利用には別途登録・契約や料金が必要な場合があります。

 

 

Amazon Alexaによる音声コントロールに対応しています。

Amazon EchoなどのAlexaが利用可能なデバイスに話しかけるだけで

再生、停止、スキップや音量の調整などの基本的な操作に加えて、

Amazon Musicの楽曲から曲名やアーティスト名、年代、

ジャンルなどを指定して再生することができます。

また、インターネットラジオの放送局を音声で呼び出すこともできます。

 

 

ミュージックサーバーやUSBメモリーに保存した

DSDファイル、ハイレゾ音源の再生に対応しています。

DSDファイルは5.6MHzまで、

PCM系ファイルは192kHz/24bitまで再生することができます。

さらに、DSD、WAV、 FLAC、Apple Losslessファイルの

ギャップレス再生にも対応。

クラシック音楽や、ライブ盤などを聴いても

曲間で音が途切れることがありません。

 

iPhoneやiPad、Macなどから手軽に音楽を再生できる

「AirPlay 2」に対応。

Apple Musicやアプリなどの音声を

PMA-900HNEで楽しむことができます。

 

また複数のAirPlay 2対応機器による

マルチルーム再生にも対応しています。

さらに、「ホーム」アプリ上でPMA-900HNEをアクセサリとして追加すると、

Apple Music※やiPhoneのライブラリの曲をSiriによる

ボイスコントロールで再生することができるようになります。

※サービスの利用には別途登録・契約や料金が必要な場合があります。

 

 

スマートフォンやタブレット、PCなどの

Bluetooth(A2DPプロファイル)対応機器からの

ワイヤレス音楽再生に対応。

AVRCPプロファイルにも対応しているため、

本機のリモコンで再生、一時停止、スキップなどの操作を行うこともできます。

最大8台までのBluetooth機器とペアリングすることができます。

 

 

デジタルオーディオの再生においては、

回路の動作の基準となるクロック信号の精度と

低ジッターがパフォーマンスの鍵を握っています。

D/Aコンバーターに供給するクロックの精度を高めるために、

D/Aコンバーターの近傍に超低位相雑音クロック発振器を配置し、

ジッターを最少化しています。

 

 

PMA-900HNEは、

PMA-A110の回路構成を踏襲したことに加え、

オーディオ回路に使用されるコンデンサーや

抵抗などのパーツの一部に

本来このグレードの製品には使用されない

PMA-A110と同じパーツが採用されています。

PMA-SX1 LIMITED EDITIONやPMA-A110の開発過程において、

音質担当エンジニアとサウンドマスターが試作と試聴を

繰り返して生み出したデノン専用のカスタムパーツを投入することで、

デノンの理想とする「Vivid & Spacious」なサウンドを実現しています。

 

 

ネットワーク、USB、Bluetoothを通して入力される

デジタルオーディオ信号を扱うデジタルオーディオ回路から発生する

高周波ノイズによるアナログ音声信号への影響を抑制するために、

デジタルオーディオ回路をシールドケースに封入しています。

また、電源ラインから流入するノイズに対しては

デカップリングコンデンサーを用いて除去しています。

さらに、基板やシャーシを固定するビスやワッシャーの種類を

使用する箇所に応じて変更してグラウンドインピーダンスを最適化するなど、

これまでに積み重ねてきた様々なノウハウを用いて

音質をまとめ上げています。

 

電源トランスやヒートシンク、シャーシの

大きな重量を支えるフットには、

高密度で高剛性なリブ入りフットを採用。

防振効果をさらに高めるとともに、

入念な音質チューニングも施しています。

 

 

PMA-900HNEのスピーカー端子には

経年劣化を防ぐ金メッキが施されており、

長期にわたり高い信頼性を維持します。

 また、バナナプラグにも対応しています。

2系統のスピーカーはA/B切り替えおよび

2系統の同時出力に対応しており、

2系統のスピーカーシステムの切り替えや

バイワイヤリング接続が可能です。

 

 

パワーアンプ部

定格出力

50 W + 50 W (8Ω、20 Hz 〜 20 kHz、THD 0.07 %)

85 W + 85 W (4Ω、1 kHz、THD 0.7 %)

 

全高調波歪率 0.01 % (定格出力、-3 dB時、負荷8Ω、1 kHz)

出力端子

スピーカーA またはB:負荷 4 〜 16Ω

スピーカーA+B:負荷 8 〜 16Ω

 

プリアンプ部

入力感度 / 入力インピーダンス

PHONO(MM): 2.5 mV / 47 kΩ

PHONO(MC): 200 μV / 100 Ω

CD、NETWORK/AUX、RECORDER :106 mV / 17 kΩ

 

RIAA偏差 PHONO: ± 1 dB(20 Hz 〜 20 kHz)

最大入力

PHONO(MM): 120 mV / 1 kHz

PHONO(MC): 10 mV / 1 kHz

 

入出力端子

アナログ音声入力端子 アンバランス入力×3、PHONO入力×1

アナログ音声出力端子 アンバランス出力(RECORDER)×1、

サブウーハープリアウト×1、 ヘッドホン出力×1

デジタル音声入力端子 同軸デジタル入力×1、光デジタル入力×3

その他 Network×1、USB-A×1、Wi-Fi/Bluetooth アンテナ×2

 

 総合特性

 S / N比(Aネットワーク)

 PHONO(MM): 86 dB(入力端子短絡、入力信号5 mV)

PHONO(MC): 71 dB(入力端子短絡、入力信号0.5 mV)

CD、NETWORK/AUX、RECORDER: 105 dB(入力端子短絡)

 

周波数特性 5 Hz 〜 100 kHz(0 〜 -3 dB)

トーンコントロール BASS: 100 Hz ±8 dB TREBLE: 10 kHz ± 8dB

 

無線LAN

ネットワーク種類 IEEE 802.11a / b / g / n / ac準拠(Wi-Fi® 準拠)

セキュリティ WEP 64bit、WEP 128bit、

WPA/WPA2-PSK(AES)、 WPA/WPA2-PSK(TKIP)

無線周波数 2.4GHz / 5GHz

 

Bluetooth バージョン 4.2

対応プロファイル A2DP 1.3.2、 AVRCP 1.6.2

対応コーデック SBC

周波数帯域/送信出力/通信距離

2.4GHz 帯域 / Class 1 / 約30m (見通し距離)

 

総合 外形寸法(W × H × D) 434 x 131 x 375 mm

質量 8.3 kg

 

電源 AC 100 V、50 / 60 Hz

消費電力 200 W

待機時消費電力 0.2 W

2.5W(TV自動再生機能、ネットワークコントロール、Wi-Fi、Bluetooth有効時)

 

付属品 かんたんスタートガイド、取扱説明書、保証書、

リモコン、 単4形乾電池 × 2、Wi-Fi/Bluetoothアンテナ× 2、電源コード












 

 


ストリーミング対応 インテグレーテッドアンプ
DENON 「DENON HOME AMP」

 

希望小売価格 121,000円(税込)

カラー:ブラック

W217×H89×D242mm、2.1kg

コンパクトな筐体に

デノンのHiFiサウンドを詰め込んだ

ワイヤレス・ストリーミング・アンプ

 

Marantz「MODEL M1」アンプと、共通項目は多いですが、

最初からブランド別に開発されているため、内部構造や音は異なります。

 

<Marantz MODEL M1との主な違い>

 

DENON HOME AMPは、

デノンで開発された音質パーツなどを採用。

デノンのサウンドマスターが音質チューニングし、

Vivid & Spaciousなサウンドを実現します。

 

(MODEL M1は、デジタルフィルター処理に

マランツ独自のアルゴリズムによるデジタルフィルターの搭載や、

厳選パーツの採用など、マランツのサウンドマスターが音質チューニングし音作りを行っています。)

 

 

DENON HOME AMPは、

リモコン受光部を本体には非搭載の為、

汎用品のIRセンサーを接続しなければ、

お持ちの赤外線リモコンで音量調整する

リモコンプリセット機能などは利用できません。

 

入力ソースや音量設定を記憶できる、

クイックセレクト機能ボタンを本体前面に3つ装備。

 

 

和をコンセプトにしたデザイン

樹脂素材そのまま仕様の茶器を意識したキャビネット形状

 

天板はパンチングメタル素材や、枯山水を意識した形状

国外生産品

(MODEL M1は国内の白河工場生産品)

 

 

 

<DENON HOME AMP 主な特長>

 

HEOS(ネットワークオーディオ機能)

Amazon Music HD、AWA、Spotify、SoundCloud

 

HDMI(eARC/ARC)接続でテレビ音声

最大192kHz/24bit PCM、Dolby Digital Plus信号入力)

※マルチチャンネル信号はステレオにダウンコンバードして再生

HDMIコントロール機能対応(電源連動、音量調整など)

 

ブルートゥース(Ver4.2)、AirPlay2、

インターネットラジオ(TuneIn)

光デジタル入力(最大192kHz/24bit PCM、Dolby Digital)

※マルチチャンネル信号はステレオにダウンコンバードして再生

RCAライン入力

 

DSD 5.6MHz、PCM 192kHz/24bit対応

USBストレージ再生対応

 

2.4GHz/5GHzデュアルバンドWi-Fi対応  

サブウーファープリアウト機能

 

 

本体前面のタッチコントロール・ボタンで

再生、停止、音量の調整などの操作が行えます。

 

さらに、

お気に入りのインターネットラジオ局や

入力ソースをワンタッチで呼び出せる

クイックセレクト機能ボタンを3つ搭載。

 

例えば、インターネットラジオ再生中に

本体前面のクイックセレクトボタンを約3秒間押しすると、

そのラジオ局と音量が記憶され、

次回からはクイックセレクトボタンの

ワンタッチで再生を開始することができます。

(クイックセレクトは、HEOSアプリで名前を変更可能です)

 

Denon Home Ampには赤外線受光部がなく、

リモコンも付属していませんが、

市販の赤外線リモコン受光モジュールを接続できる

IR入力端子(モノラルミニジャック)を備えています。

 

この端子に赤外線リモコン受光モジュールを接続すれば、

赤外線リモコンの信号を受信することができるようになります。

Denon Home Ampには

主要メーカーのテレビのリモコンコードが

あらかじめ記憶されているため、

特別な設定を行うことなくテレビのリモコンで

音量を調整することができます(リモコンプリセット機能)。

 

また、HEOSアプリの設定から、

テレビやその他の機器の赤外線リモコンの信号を学習して、

音量調整や消音、入力ソースの切り替えなどの

操作を割り当てることことができます(リモコン学習機能)。

 

 

コンパクトな筐体ながら、大型スピーカーも余裕でドライブする

定格出力125W+125W(4Ω)の

ハイパワーフルデジタルアンプを搭載。

 

その外観から受ける印象とは裏腹に、

大型スピーカーであっても正確にドライブし、

タイトで厚みのある低音を余裕たっぷりに再生することができます。

 

デジタル音声信号を入力できるパワーアンプ回路であるため、

デジタル音声信号は、スピーカー出力直前のフィルター回路まで

一度もアナログ信号に変換されることなく、純粋かつ高品位に増幅されます。

サウンドマスターがサプライヤーと共同開発した

デノン専用のカスタムコンデンサーや、

ハイエンドモデルにも採用される高音質フィルムコンデンサー、

専用設計の出力段用インダクターなど、

Hi-Fiグレードの高品位なパーツを贅沢に用いて

徹底したサウンドチューニングを施すことにより、

デノンらしいVivid & Spaciousなサウンドを実現しています。

 

 

Denon Home Amp専用に、

4mm厚のボトムプレートをベースに、

高剛性なインナーシャーシで3層構造の基板を支える

モノブロック・インナーストラクチャーを新たに開発。

コンパクトな筐体の中で、3層構造にすることで、

高出力に必要な電源回路の面積を確保し、

シャーシや基板を最適な形状、最適なレイアウトで構成することにより、

音質に影響する振動の効果的な抑制に加え、

回路間の相互干渉の防止や優れた放熱性能、

これらすべてを高いレベルで達成することができました。

 

スピーカー端子には経年劣化を防ぐ金メッキが施されており、

長期にわたり高い信頼性を維持します。

また、バナナプラグにも対応しています。

 

左右音量バランス調整機能

 トーンコントロール(低音 / 高音 ±5dB)

 

定格出力

100 W + 100 W (8Ω、20 Hz 〜 20 kHz、THD 0.05 %)

 125 W + 125 W (4Ω、1 kHz、THD 0.05 %)

 

 S/N比 105dB(OPTICAL IN、HDMI IN)

 

アナログ部

 入力感度 / 入力インピーダンス 200mV/20kΩ(LINE IN)

最大許容入力 2.5V

 

入出力端子

アナログ音声入力端子 アンバランス入力×1

アナログ音声出力端子 サブウーファープリアウト×1、

デジタル音声入力端子 HDMI(eARC/ARC)、光デジタル入力×1

その他 Network×1、USB-A×1、IR入力×1

 

無線LAN

ネットワーク種類 IEEE 802.11a / b / g / n / ac準拠(Wi-Fi® 準拠)

セキュリティ WEP 64bit、WEP 128bit、WPA/WPA2-PSK(AES)、

WPA/WPA2-PSK(TKIP)、WPA3-SAE(AES)

無線周波数 2.4GHz / 5GHz

 

Bluetooth バージョン 4.2

対応プロファイル A2DP 1.3.2、 AVRCP 1.6.2

 対応コーデック SBC

周波数帯域/送信出力/通信距離 2.4GHz 帯域 / Class 1 / 約30m (見通し距離)

 

 外形寸法(W × H × D) 217 x 89 x 242 mm

質量 2.1 kg

電源 AC 100 V、50 / 60 Hz

消費電力 70 W

待機時消費電力 0.3 W(ディープスタンバイモード時)

2.0W以下(クイックスタートモード時)

付属品 かんたんスタートガイド(保証書)、光デジタルケーブル、電源コード

 

 

 

 

 

 

 












8K対応HDMIセレクター搭載した

Hi-Fiネットワーク・ステレオレシーバー

「DRA-900H」

希望小売価格 121,000円(税込)

 

 

パワーアンプ回路には、個々のパーツの選定および

回路設計の自由度が高いディスクリート構成を採用することで、

デノン独自の音作りを可能にしています。

左右チャンネルを対称配置し、

電源ラインとグラウンドも左右で完全に分離することにより、

チャンネルセパレーションと空間表現力を高めています。

 

DRA-900Hでは、前作のDRA-800H(海外専用モデル)から

パワーアンプ初段にカレントミラー回路を追加し、

ドライバー段のブートストラップ回路をトランジスタ回路に変更することにより、

高級機に迫るほどの劇的なノイズの低減と歪みの改善を果たしています。

定格出力は、100W + 100W(8Ω、20Hz〜20kHz T.H.D. 0.08%)を誇り、

大型のヒートシンクを採用することにより、放熱性を高め、

大音量時においても安定したサウンドを実現しています。

 

 

半導体メーカーと共同開発した

入力セレクター、ボリューム、出力セレクター

それぞれの機能に特化したカスタムデバイスを採用。

これらは本来、ハイエンドモデルのために開発された高性能デバイスです。

専用のデバイスを最適な配置で基板上に実装することによって、

音質を最優先したシンプルかつストレートな信号経路とし、

透明感の高いサウンドを実現しています。

さらに、アナログオーディオ回路をノイズ源となる電源トランスと

電源基板から最も離れた場所に配置し、

グラウンドパターンの最適化および信号ラインの

低インピーダンス化を徹底することにより、優れたS/N比を実現しています。

 

 

D/A変換回路には、L/R それぞれに2ch、

合計4ch のD/Aコンバーターを用いるダブル・ディファレンシャル構成を採用。

2段の差動合成によりノイズを低減し、

優れたS/N比と透明感の高い空間表現を実現しています。

 

 

チップ内部の構成やワイヤリングのリファインに加え、

高品質なシリコンウェファーの採用によって音質対策が図られた

高音質オペアンプをD/Aコンバーターのポストフィルターに採用。

音の密度や解像感、空間表現を向上させています。

 

また、D/A変換回路やフォノイコライザー回路などには、

サウンドマスターが厳選したコンデンサーや抵抗などの

高音質パーツを多数投入しています。

 

さらに、シャーシやトップカバーを固定するネジやワッシャーの品種や素材、

そしてクッション材についても音質担当エンジニアとサウンドマスターが

一つ一つ入念に試作と試聴を重ね、最適なものを選び抜いた結果、

よりシャープなフォーカスとディテールの表現力、

ナチュラルかつ広大なステレオイメージの再現が可能になりました。

 

 

クリーンで安定した電源供給のために、大電流の供給能力、

低リーケージフラックス、低振動を突き詰めた

カスタム仕様の大型EIコアトランスを搭載。

よりエネルギー感豊かなサウンドにために巻き線の材質にもこだわり、

OFC(無酸素銅)を採用しています。

プリアンプとパワーアンプそれぞれに専用の巻き線から電源を供給することにより、

相互干渉を抑え、サウンドの純度を高めています。

電源部のブロックコンデンサーには、

新たに開発された大容量10,000uFのカスタムコンデンサーを2個使用しています。

プリアンプ用の電源回路にも

高品位なオーディオグレードのコンデンサーを投入しています。

 

 

D/Aコンバーター、DSP、HDMI回路への電源供給を担うデジタル電源基板には、

エルナー製コンデンサーなどの音質対策パーツを使用することにより、

サウンドの純度を高め、より広い空間表現力を獲得しました。

また、デジタル電源回路のスイッチング周波数を通常の約3倍にすることで

スイッチングノイズを可聴帯域外へシフトさせ、再生音への影響を排除しています。

 

 

DRA-900Hは、HDMI端子から入力される

デジタルオーディオ信号対するジッターリダクション機能を搭載しています。

この機能は、すべてのHDMI入力ソースに対して作用し、

D/A変換の精度を向上させます。

 

 

スピーカーターミナルには確実な接続が可能なスクリュータイプを採用。

経年変化や信号の劣化を防止する金メッキ加工を施しています。

2系統の端子を備えており、バイワイヤリングによる高音質化や

2組のスピーカーを切り替えての使用が可能です。

 

2.2chプリアウトを装備しているため、

外部パワーアンプの追加による音質向上や、

サブウーファーの追加によるさらに迫力のある低音再生が可能です。

 

音質に悪影響を及ぼす内部、外部の不要振動を排除し、

音質を向上させるダイレクト・メカニカル・グラウンド・コンストラクションを採用。

ヒートシンクや電源トランスなどの重量物はフットの間近に配置して

高剛性なシャーシにしっかりと固定。

また、フットには、共振を防止するリブを設けた高密度フットを採用し、

より振動に強い構造を実現しています。

 

 

8K/60Hzと4K/120Hzの映像信号に対応する

HDMI入力を3系統、出力を1系統装備しており、

新4K8K衛星放送や動画配信サービス、

最新ゲーム機の超高精細かつ滑らかな映像美を

ハイクオリティなサウンドとともに存分に楽しむことができます。

 

また6入力/1出力すべてのHDMI端子が

最新の映像コンテンツに対する

著作権保護技術「HDCP 2.3」に対応しています。

DRA-900HはHDMI出力端子からの電源供給能力が

従来の200mAから300mAに向上されており、

電源供給を必要とする長尺のHDMIケーブル使用時にも

高品位かつ安定した伝送を可能にします。

 

 ※HDMI 4 / 5 / 6の入力端子およびHDMI出力端子が

8K60AB、4K120AB(最大40Gbps)のパススルーに対応しています。

※8K対応プレーヤーを接続する際は、

“Ultra High Speed HDMI”ケーブルをご使用ください。

 

 

DRA-900Hは、映像のダイナミックレンジを拡張する

「HDR(High Dynamic Range)」映像信号のパススルーに対応しています。

HDR10、Dolby Vision、HLG(Hybrid Log-gamma)に加えて、

HDR10+およびDynamic HDRにも対応しているため、

パッケージメディア、ストリーミング、放送などソースを問わず

表現力豊かなHDR映像を楽しむことができます。

 

 

DRA-900Hは、ゲームやVRコンテンツ体験の質を向上させる

HDMI 2.1の新機能「ALLM(Auto Low Latency Mode)」、

「VRR(Variable Refresh Rate)」、

「QFT(Quick Frame Transport)」に対応しています。

 

ALLMはコンテンツの種類に応じて画質とレイテンシーの

どちらを優先するかを自動で切り替える機能です。

例えばゲームやVRコンテンツを再生する際には、

レイテンシーが最小になるよう設定され、

操作に対する画面表示の遅れを最小化します。

その際AVアンプは、レイテンシーに影響する機能を自動的に停止します。

 

VRRは、PCやゲーム機などの映像ソース機器とディスプレイを同期させ、

任意のタイミングでリフレッシュレートを切り替えることを可能にします。

これにより画面割れ(ティアリング)やカクつきなしに映像を表示することができます。

 

QFTは、ディスプレイ側のフレームレートは変更せずに、

映像ソース機器からの伝送速度を上げることでレイテンシーを低減し、

ゲームやVRコンテンツにおける表示の遅延を解消し、スムーズな映像を実現します。

 

 

ARC(Audio Return Channel)に対応しています。

192kHz / 24 bitまでのリニアPCM(2ch)の入力が可能で、

テレビ放送や動画配信サービス、ブルーレイディスクなどの

音声をHi-Fiクオリティで楽しむことができます。

特にDRA-900Hにおいては、HDMIケーブルを通して伝送されるオーディオ信号を、

HDMIインターフェースデバイスを介することなく、

直接デジタルオーディオセレクター(DIR)に入力すること、

そしてデジタルオーディオ回路の電源の強化や低ノイズ化、

グラウンドの強化等の徹底した音質チューニングにより、

他のデジタル入力同様の高音質を実現しました。

 

HDMIコントロール機能(CEC)にも対応しており、

HDMI接続したテレビと電源ON/OFFを連動させたり、

テレビのリモコンでDRA-900Hの音量を調整したりすることができます。

 

 

DRA-900Hは、1080pおよび4K解像度のHDMI映像信号を

8KにアップスケーリングしてHDMI出力することができます。

※フレームレート変換は行いません。

 

 

本機がスタンバイ状態のときでも、

ソース機器からのHDMI入力信号をTVに出力することができます。

また本機がスタンバイ状態でもリモコンの入力ソース選択ボタンで

本機の入力ソースを切り替えることができます。

 

 

入力ソースにCD※、Tuner、HEOS Music、Phonoの

いずれかを選択して音楽を再生しているときに、

別のHDMI入力ソースの映像をテレビに表示することができます。

一度設定を行うと入力ソースごとに設定が保存されます。

※ HDMI端子にCD入力が割り当てられているときは設定できません。

 

 

ネットワークスピーカーや、サウンドバー、Hi-Fiコンポーネントなど、

デノンの 様々なオーディオ製品に採用されている

ネットワークオーディオのプラットフォーム「HEOS」を搭載。

ストリーミングサービスやインターネットラジオをはじめ、

ローカルネットワーク上のミュージックサーバー(NAS / PC / Macなど)や

USBメモリーに保存した音源やスマートフォン、タブレット、Bluetooth®機器など、

多彩な音源を再生することができます。

さらに同一のネットワークに接続した他のHEOS Built-inデバイスに

本機で再生中の音楽を配信することもできます。

セットアップ、操作は無料のHEOSアプリで

誰でも簡単に行うことができ、Alexaによる音声操作にも対応しています。

 

 

Amazon Music HDやAWA、Spotify、SoundCloudなど

幅広い音楽ストリーミングサービス※に対応。

ストリーミングサービスでは、これまでのように

自分の好きなアーティストの楽曲を選んで再生することはもちろん、

最新楽曲から往年の名曲まで、音楽のジャンル、時代、

その日の気分などで選べる多種多様なプレイリストが豊富に用意されているため、

新たな音楽との出会いの可能性が無限に広がります。

 

また、音楽、トーク、ニュースなど

世界中のインターネットラジオも楽しむことができます。

MP3、WMA、AACフォーマットで配信されている放送に対応しており、

「TuneIn」のデータベースからジャンルや地域、

言語などをもとに簡単に検索することができます。

 ※サービスの利用には別途登録・契約や料金が必要な場合があります。

 

 

Amazon Alexaによる音声コントロールに対応しています。

Denon Homeシリーズのスマートスピーカーやサウンドバー、

Amazon EchoなどのAlexaが利用可能なデバイスに話しかけるだけで

再生、停止、スキップや音量の調整などの基本的な操作に加えて、

Amazon Musicの楽曲から曲名やアーティスト名、年代、ジャンルなどを

指定して再生することができます。

また、インターネットラジオの放送局を音声で呼び出すこともできます。

 

 

NASやPCなどのミュージックサーバーやUSBメモリーに保存した

DSDファイル、ハイレゾ音源の再生に対応しています。

DSDファイルは5.6MHzまで、

PCM系ファイルは192kHz/24bitまで再生することができます。

さらに、DSD、WAV、 FLAC、Apple Losslessファイルの

ギャップレス再生にも対応。

クラシック音楽や、ライブ盤などを聴いても

曲間で音が途切れることがありません。

 

iPhoneやiPad、Macなどから手軽に音楽を再生できる

「AirPlay 2」に対応。

Apple Musicやアプリなどの音声をDRA-900Hで楽しむことができます。

また複数のAirPlay 2対応機器によるマルチルーム再生にも対応しています。

さらに、「ホーム」アプリ上でDRA-900Hをアクセサリとして追加すると、

Apple Music※やiPhoneのライブラリの曲を

Siriによるボイスコントロールで再生することができるようになります。

 ※サービスの利用には別途登録・契約や料金が必要な場合があります。

 

 

スマートフォンやタブレット、PCなどの

Bluetooth(A2DPプロファイル)対応機器からのワイヤレス音楽再生に対応。

AVRCPプロファイルにも対応しているため、

本機のリモコンで再生、一時停止、スキップなどの操作を行うこともできます。

最大8台までのBluetooth機器とペアリングすることができます。

 

DRA-900HはBluetooth送信機能も搭載しており、

本機で再生中の音声をBluetoothヘッドフォン等でも再生することができます。

たとえば、リビングのスピーカーで再生している音楽を

キッチンで家事をしながらヘッドフォンで一緒に聴いたり、

夜間などスピーカーで大きな音が出せない時間帯に

Bluetoothヘッドフォンで映画を楽しんだりすることができます。

DRA-900Hは、Bluetoothヘッドフォンの音量操作にも対応しているため、

Bluetooth対応ヘッドフォンやイヤフォン本体に

音量調整機能がない場合でも適切な音量に調整することが可能です。

※ Bluetooth受信機能とBluetooth送信機能を同時に使用することはできません。

 

 

Wi-Fi(無線LAN、IEEE 802.11 a/b/g/n/ac)に対応しているため、

設置場所に有線LAN環境がなくても、

ネットワーク機能の使用やアプリでの操作が可能です。

2.4 GHz帯と5 GHz帯の両方が利用でき、

MIMO (Multiple-Input and Multiple-Output)にも対応しているため、

高速かつ安定した通信が可能です。

Wi-Fiのセットアップは、対応ルーターとボタン一つで接続できる「WPS」や、

iOSデバイスを使った設定など誰でも簡単に行える方法をご用意しています。

 

 

MMカートリッジ対応のPhono入力を装備しています。

フォノイコライザーを内蔵していない

レコードプレーヤーでも直接接続して手軽に楽しむことができます。

 

 

FM/AMラジオチューナーを搭載しており、ラジオも良い音で楽しめます。

95MHzまでのFMラジオの受信に対応しているため、

全国で開局が進んでいるFM補完放送「ワイドFM」を聴くことができます。

また、最大で56の放送局をプリセット登録できます。

 

※ FM補完放送(ワイドFM)とは、AM放送局の放送区域において、

難聴対策や災害対策のために、

従来のFM放送用の周波数(76 MHz 〜90 MHz)に加えて、

新たにFM放送用に割当てられた周波数(90 MHz 〜 95 MHz)を用いて、

AM番組を放送すること意味しています。

 

iPhone / iPad、Androidスマートフォン、タブレット用

リモコンアプリ「Denon AVR Remote」に対応。

同一ネットワーク内のモバイルデバイスから

DRA-900Hの操作や設定を行うことができます。

 

 

同一ネットワーク内のPCやタブレットのウェブブラウザを使って

DRA-900Hの設定や操作が行えるウェブコントロール機能に対応しています。

 

 

消費電力や発熱を抑えながら映画や音楽を楽しめる「エコモード」を搭載。

音量や入力信号の有無に関わらず常に消費電力を低減する「オン」、

音量や入力信号の有無に合わせて自動的に消費電力を最適化する「オート」、

消費電力を低減しない「オフ」の切り替えが可能です※。

※お買い上げ時の設定は「オート」です。

 

リアパネルには、5V/1.5Aまでの電源供給が可能な

給電専用USB-A端子を装備しています。

ビデオストリーミングデバイスなどのUSB電源アダプターを使用せず、

DRA-900Hから電源を供給することで、配線をスッキリさせることができます。

 

DRA-900Hの各種設定は、

洗練されたHD解像度のセットアップメニューで行うことができます。

設定内容の説明文とそれをサポートする画像により、

取扱説明書を読まなくても設定を行うことができます。

 

DRA-900Hは、メインルームと同じソース、

または異なるソースを同時に楽しめるマルチゾーン機能を搭載しており、

ゾーンプリアウトに外部パワーアンプを接続して、

ゾーン2のスピーカーを鳴らすことができます。

メインゾーンとゾーン2では個別に入力の選択やボリュームの設定が可能です。

また、All Zone Stereo機能を使用すれば、

メインゾーンで再生中の音声をゾーン2でも楽しむことができます。

 

定格出力 100W+100W

 (8Ω、20Hz 〜 20kHz、THD 0.08%、2ch駆動)

 

実用最大出力 175W  

(JEITA: 6Ω、1kHz、THD 10%、1ch駆動)

 

適合インピーダンス 4 〜 16Ω

周波数特性 10Hz 〜 100kHz (+1,-3dB、ダイレクトモード時)

S/N比 98dB (IHF-A、ダイレクトモード時)

 

チューナー受信周波数帯域

FM: 76.00 MHz 〜 95.00 MHz AM: 522 kHz 〜 1629 kHz

 

無線LAN

ネットワーク種類(無線LAN 規格)

IEEE 802.11a / b / g / n / ac準拠(Wi-Fi® 準拠)

セキュリティ WEP 64bit、WEP 128bit、

WPA/WPA2-PSK(AES)、 WPA/WPA2-PSK(TKIP)、WPA3-SAE(AES)

無線周波数 2.4GHz / 5GHz

 

Bluetooth バージョン 5.0

対応プロファイル 受信: A2DP 1.2、 AVRCP 1.5 送信: A2DP 1.2

対応コーデック SBC

周波数帯域 / 送信出力 / 通信距離

2.4GHz 帯域 / Class 1 / 約30m (見通し距離)

 

HDMI端子

入力×6 ※ HDMI 4 / 5 / 6:8K60AB / 4K120AB(最大40Gbps)対応

モニター出力×1 ※ 8K60AB / 4K120AB(最大40Gbps)対応、ARC対応

 

音声入出力端子

アナログ音声入力×2、PHONO入力(MM)× 1、光デジタル入力×2、同軸デジタル入力×1、

2.2chプリアウト×1、ヘッドフォン出力×1(フロント)

 

その他の入出力端子

Network×1、USB-A×1(フロント)、USB-A×1(リア、5V/1.5A 給電専用)、

FMアンテナ端子×1、 AMアンテナ端子×1、リモートコントロール端子×1

 

外形寸法(フット、端子、つまみ、アンテナを含む)

 アンテナを立てた場合 W434 × H215 × D339mm

アンテナを寝かせた場合 W434 × H151 × D339mm

質量 8.6kg

電源 AC 100V、50/60Hz

消費電力 220W

待機電力 0.1W (ネットワークコントロール、HDMIパススルーオフ時)

 0.5W (CEC スタンバイ)

付属品 かんたんスタートガイド、保証書、リモコン(RC-1259)、単4形乾電池×2、

FM室内アンテナ×1、 AMループアンテナ×1、電源コード

 

 

 

 











プリメイン・アンプ
PMA−800NE
カラー:プレミアムシルバー

希望小売価格 77,000円(税込)


PCM 192 kHz / 24 bitの入力信号に対応するデジタル入力を搭載しました。

入力端子は光デジタルを3系統、同軸デジタルを1系統装備しています。

デジタル入力基板はシールドケースに封入し、

デジタルオーディオ回路からの輻射ノイズによる音質への悪影響を抑えています。

 

新たにMM型 / MC型カートリッジの両方に対応する

フォノイコライザーを搭載しました。

PMA-800NEでは、PMA-2500NE、PMA-1600NEと同様の回路構成を採用。

初段にデュアルFETを3パラレルで使用し、

低ノイズ型のデュアルOPアンプとあわせ、

繊細なフォノ入力信号を高S/N比を保って増幅します。

 

デノンのオーディオアンプ設計におけるもっとも重要なテーマである

「繊細さと力強さの両立」を実現するために、

一般的なトランジスタの3倍のピーク電流供給能力を持つ

HCトランジスタをシングルプッシュプルで用いるシンプルな回路を採用しています。

多数の素子を並列駆動して大電流を得る手法において

問題となる素子の性能のバラツキによる音の濁りを解決し、

楽音の表情までも繊細に描き出す表現力を実現するために、

デノンは1ペアという最小単位の素子による増幅にこだわり続けています。

さらに音質への影響の大きい入力カップリングコンデンサを用いない

シンプル&ストレートな回路構成により、鮮度の高い再生を実現しています。

 

増幅回路にはPMA-2500NE、PMA-1600NEと同様に

プリアンプでの増幅を行わず、1段構成のハイゲインパワーアンプのみで

増幅を行うハイゲインアンプ構成を採用。

音声信号が通過する回路と素子の数を減らし、

信号経路を限りなく短く、かつ高品位に構成することにより、

純度の高いサウンドを実現しています。

 

ボリウムにはオーディオグレードのモーター式ボリウムを採用。

デノンがこだわり続けるアナログ式ボリウムは入力バッファ回路が不要であるため、

電子ボリウムに比べてシンプルな回路構成が実現でき、

音声信号の鮮度の低下や色付けを避けられるというメリットがあります。

 

PhonoやCDなどのアナログ信号の入力時には、

デジタル入力回路への給電を断つことにより

デジタル入力回路を完全に停止させた

「アナログモード」で動作させることができます。

音質に影響を及ぼす高周波ノイズの発生を抑えることにより、

ディテールまで情報量が豊かで澄み切ったサウンドを実現します。

※アナログモードに設定中は、同軸デジタル、光デジタル入力は使用できません。

 

HCシングルプッシュプル回路の能力を最大限に引き出すため、

電源回路には大型のEIコアトランスと

PMA-800NE専用に

新たに開発されたカスタム仕様の

大容量(8,200μF)のブロック電解コンデンサー、

および大容量整流ダイオードを採用。

クラスを超えた重厚さとタイトさを兼ね備えた

低音再生を余裕の電源供給能力で支えています。

 

アナログオーディオ回路には、エントリーグレードながら、

PMA-2500NEやPMA-1600NEなど上位モデルでも使用されている

SX1の技術を汲む高音質パーツを多数投入。

これまでにデノンが開発してきたカスタムパーツに加えて、

サウンドマネージャーがスリーブの印刷や色にまでこだわりぬいて

音質を磨き上げたスペシャルパーツを採用することにより、

生命感溢れる躍動的なサウンドと見通しの良い空間表現力を獲得しました。

 

プリメインアンプには、Phono回路、プリアンプ回路、

パワーアンプ回路など大小様々なレベルの信号を扱う回路が同居しています。

これらの回路間の相互干渉を抑制するために、

それぞれの回路のレイアウトを分離するコンストラクション

「S.L.D.C.(Signal Level Divided Construction)」を採用しています。

 

入力から出力までの信号ラインを最短化する

ミニマム・シグナル・パス回路により信号の劣化や色付けを抑え

純度の高い再生音を実現しています。

PMA-800NEにおいては、

ソースダイレクトやPhono(MM/MC)の切り替えを

機械式スイッチではなく、リレーで切り替えることにより、

信号ラインを最短化。

さらに使用頻度の低くなったACアウトレット、プリアウト端子を削除。

回路のシンプル&ストレート化を突き詰めることで

さらなる高音質化を図りました。

 

電源トランスやヒートシンク、シャーシの大きな重量を支えるフットには、

高密度で高剛性なリブ入りフットを採用。防振効果をさらに高めるとともに、

入念な音質チューニングも施しています。

 

トップカバーの厚みを従来よりも14%アップし、

剛性を向上させました。

ダイレクト・メカニカル・グラウンド・コンストラクションや

高密度フットと合わせ、

より振動に強いコンストラクションを実現しています。

 

スピーカー端子には金メッキ処理により経年劣化を防止し、

長期にわたる信頼性の高い接続を実現しています。

接続が容易なバナナプラグにも対応しています。

 

 

定格出力

50 W + 50 W (8Ω、20 Hz 〜 20 kHz、THD 0.07 %)
100 W + 100 W (4Ω、1 kHz、THD 10 %、JEITA)

全高調波歪率 0.01 %

(定格出力、-3 dB時)、負荷8Ω、1 kHz

出力端子

スピーカー AまたはB:負荷 4 〜 16Ω
スピーカー A + B:負荷 8 〜 16Ω

 

入力感度 / 入力インピーダンス

PHONO(MM): 2.5 mV / 47 kΩ

PHONO(MC): 200μV / 100 Ω

CD、NETWORK、RECORDER :

105 mV / 40 kΩ (ソースダイレクトオフ)

105 mV / 17 kΩ (ソースダイレクトオン)

RIAA偏差 PHONO : ± 0.5 dB(20 Hz 〜 20 kHz)

最大入力

PHONO(MM): 70 mV / 1 kHz

PHONO(MC): 6 mV / 1 kHz

 

 

アナログ音声入力端子

アンバランス入力×4、PHONO(MM / MC)入力×1


アナログ音声出力端子

アンバランス出力(RECORDER)×1 、ヘッドホン出力×1


デジタル音声入力端子

同軸デジタル入力×1、光デジタル入力×3


その他 IRコントロール入出力×1

 

S / N比(Aネットワーク)

PHONO(MM): 86 dB(入力端子短絡、入力信号5 mV)

 PHONO(MC): 71 dB(入力端子短絡、入力信号0.5 mV)

CD、NETWORK、RECORDER: 105 dB(入力端子短絡)

周波数特性 5 Hz 〜 100 kHz(0 〜 -3 dB)

トーンコントロール

BASS(低域): 100 Hz ±8 dB
TREBLE(高域): 10 kHz ±8 dB

 

消費電力 200 W

待機電力 0.3 W

 

外形寸法(W × H × D) 434 x 122 x 307 mm

質量 7.5 kg