Accuphase

Class-A
Precision Integrated Stereo Amplifier

E-800S

希望小売価格:1,265,000円(税込)

展示・体験試聴中

純A級 プリメインアンプ E-800Sは、

 50周年記念モデル E-800の後継モデルで、

プリアンプC-3900、モノラル パワーアンプA-300などの技術を惜しみなく注入、

音楽性、信頼性、機能性といったオーディオアンプに必要な要素の理想形を追求し、

回路一つ一つ、部品一点一点を見直し、

5年の歳月を経てフルモデルチェンジを果たした

インテグレーテッド・アンプのフラグシップ・モデルです。

 

プリアンプの音量調整機能は、

可変抵抗体を使わず、インピーダンスの変化による影響がないため、

高いSN比と低いひずみ率を維持したまま音量をかえることができる

AAVA(Accuphase Analog Vari-gain Amplifier)

外来ノイズの影響を受けにくいバランス回路をAAVAに採用し、

高いノイズ性能を実現した、Balanced AAVAを搭載。

 

さらに、信号の増幅を行う主アンプに、

ノイズとひずみを打ち消す効果のある副アンプを加えた回路

ANCC(Accuphase Noise and distortion Cancelling Circuit)を採用し、

一般的なボリューム位置でのノイズ性能が大幅に向上しています。

 

電力増幅段には、 高周波特性に優れ、

許容損失電力 約200W、ドレイン電流 約30Aの

大電力オーディオ用パワー MOS FETを採用し、

この素子を6回路並列接続し、 電流を分散させ、

大きな電流供給能力を獲得させる、6パラレル接続と、

2つの素子がペアとなり、小振幅から大振幅まで

すべての振幅において同時に動作を行う

プッシュプル A級動作させることにより、

非常に低い出力インピーダンスを実現し、

大電力領域での動作が安定し、諸特性が向上します。

 

出力素子を大型ヒートシンクに分散させながら搭載することで、

効率の高い放熱を行っています。

出力は、50W/8Ω, 100W/4Ω, 200W/2Ω, 300W/1Ω(音楽信号)の

ハイパワーを実現しました。

 

大電力容量の高効率トロイダル・トランスを採用。

フィルター・コンデンサーには、

63V/63000μFの大容量・高音質 タイプを2個搭載し、

余裕ある電源部を構成しています。

 

さらに、小信号を扱うプリアンプ部には専用電源回路を搭載し、

パワーアンプ部との干渉を防止しています。

加えて、プリアンプ部とパワーアンプ部の搭載位置を分離することで、

相互干渉のない理想的な動作環境を実現しています。

 

 パワーアンプ部にはインスツルメンテーション・アンプ構成を採用し、

入力端子から出力段までの信号経路をバランス伝送化しています。

このため、機器内で発生する雑音を除去する能力や

低ひずみ率などの諸性能に優れているだけでなく、

周囲の環境変化に非常に強く、

パワーアンプとしての安定度・信頼性がより一層向上します。

 

Balanced AAVAのプリアンプ部と

インスツルメンテーション・アンプ構成のパワーアンプ部を

バランス伝送で接続しており、

入力から出力まで雑音特性に優れた

フル・バランス回路を実現しています。

 

電力増幅部の電圧増幅段に、

独自技術のMCS+回路 Multiple Circuit Summing up を採用しました。

ノイズ成分を低減させる、

2並列回路の動作部分をA級ドライブ段にまで拡張して、

さらなる低雑音化を実現します。

 

フロント・パネルのMAIN INスイッチを切り替えることで、

プリアンプ部とパワーアンプ部を分離して、

独立したプリアンプとパワーアンプとして使用できます。

 

パワーアンプ部の入力には

バランス端子とライン端子の2系統を装備しており、

 バランス入力端子の極性は位相切替スイッチで切り替えることができます。

 

パワーアンプ部に、出力信号を電流で帰還する

カレント・フィードバック増幅回路を採用しました。

この回路は、ゲインが変化しても周波数特性の変化がほとんどなく、

高域の位相特性も優れています。

 

 

スピーカーに加わる電圧をより正確に検出する技術、

バランスド・リモート・センシング

スピーカー端子の直近に配置され、

電力増幅部のGNDとスピーカー端子のGND間の

ごくわずかな電位差に着目し、

信号だけでなくGNDもスピーカー端子の直近から帰還をかけます。

これにより出力インピーダンスも下げることができました。

 

 

アンプ異常時にスピーカーとの接続を切り離し、

スピーカーの破損を防ぐ プロテクション回路。

 

一般的には機械式接点を持つ、出力リレーが使用されますが、

接点の酸化や硫化により接触抵抗が増加し、

性能や音質が劣化する問題がありました。

 

本機には、機械式接点がなく、定格電流が非常に大きく、

ON抵抗が非常に低い仕様の MOS FETスイッチを採用することで、

この問題を解決し、長期に渡る信頼性も確保しています。

 

一般的なコイルの断面は円形ですが、

本機では断面が長方形の特殊なエッジワイズ・コイルを採用しています。

本機に搭載したエッジワイズ・コイルは、

通常のコイルと比べて断面積が大きく(2mm×5mm)、

隙間を作ることなく、線材を密着させながら巻くことが可能です。

 

さらに、インピーダンスをより低く抑えるため、

プロテクション基板とスピーカー端子は結合しており

音質の向上を実現し、 ダンピングファクターは、1000を達成しています。

 

 

スピーカー出力保護回路が搭載されており、

スピーカー端子に過電流が流れた場合、ただちに出力を遮断し、

メーター照明を点滅させて警告します。

 

異常な温度上昇の検出や、

直流成分を含む信号の検出を行う従来の保護回路も搭載しています。

 

 

それぞれON/OFFが可能な

2系統のスピーカー端子を装備していますので、

接続を変更することなく2系統のスピーカーの切り替えが可能です。

2系統のスピーカー端子を同時にONすれば、

スピーカーの低音域/高音域を分離した

バイワイヤリング接続をお楽しみいただけます。

 

伝導体には真鍮の削り出し素材を採用し、

Yラグ、バナナ・プラグでの接続に対応しています。

 

入力セレクター側で10系統

 (この内、バランス入力 3系統、オプション・ボード 2系統)

 

レコーダーでの録音および再生用 1系統を入力できます。

 

 

最適な場所に配置したリレーを電子制御で切り替える

ロジックリレーコントロール信号切替方式により、

最短経路での信号伝送を実現しています。

 

フロントパネルのPHASEボタンにより、

入力端子ごとに位相の設定が可能です。

 設定した位相は電源を切っても入力端子ごとに記憶しています。

 

本格的な加算型アクティブフィルター方式のトーンコントロール機能や、

低音 300Hz ±10dB、高音3kHz ±10dB

 

小音量で聞く場合に、低域の音量を上げて聴感上のエネルギーバランスを整え

低域の量感不足を補う、

ラウドネス・コンペンセーター機能(+6dB:100Hz)も搭載しています。

 

 レコードのアームを下す時の接触音低減などに使用する

音量を下げるアッテネーター機能

 

 ステレオをモノラルに変換するMONO機能、

左右のバランス調整機能、

追加オプションボードの機能切替をする、 DAC入力切替、

MC/MM切替、サブソニックフィルター切替、MC入力インピーダンス切替用の

各種ボタンも搭載しています。

 

30ポイントのLEDで出力電力を表示するバーグラフメーターを装備。

-50dBといった小音量再生でもメーターの動きを確認できます。

さらに、ピークを捕捉するので、変化する音楽信号を正確に捉えることができます。

メーターは消灯設定も可能です。

 

別売のディジタル・入力ボード(DAC-60)や、

(DSD 2.8/5.6/11.2MHz、PCM 384kHz受信時の正確な周波数表示に対応。(MHz/kHz切替)

アナログ・ディスク入力ボード(AD-60) を増設することで、

ハイレゾやアナログ・レコードの

高品位な再生をお楽しみいただけます。

 

 

ヘッドホン専用アンプを搭載しています。

適合インピーダンス : 8Ω以上

音量調整もBalanced AAVAで行いますので、優れた音質でお楽しみ頂けます。

大型ガラス採用など、より洗練されたイメージの表現

セレクタ、ボリューム周りのリング(台座)を金メッキ化

 

 

セパレートアンプに採用している最新の回路と最高品位の素材、

磨き上げてきた感性と先進の技術により、E-800Sは

あらゆるスピーカーの能力を余すところなく引き出します。

E-800S 仕様

 

 

 

 

 





Accuphase
50周年記念モデル
第4弾

Precision Integrated Stereo Amplifier

E-5000

希望小売価格:1,045,000円(税込)

展示・体験試聴中!

W465×H211×W502mm、33.8kg

 

E-5000は、高級セパレートアンプと遜色ない性能と音色を目指し、

AB級動作が奏でる大出力を実現、 クオリティを含め、

純A級動作のE-800と正に双璧をなすプリメインアンプといえます。

 

回路的にプリアンプ部とパワーアンプ部が完全に分離されており、

それぞれを独立して活用することも可能です。

 

プリアンプ部はBalanced AAVA方式を搭載、

入力アンプとI/V変換アンプをディスクリート構成にして一層の低雑音化を実現、

 かつプリアンプ入力からパワーアンプ部に至るまで、

完全バランス構成の信号伝送を可能としています。

 

パワーアンプ部の出力素子は、

パワートランジスタ、5パラレル・プッシュプル駆動、

アンプ出力の低インピーダンス化によってスピーカーの定電圧駆動を実現、

 

同時に、高効率大型トロイダル・トランスと

大容量フィルター・コンデンサー(40000μF)を2個搭載の強力電源部により

240W/ch(8Ω)、320W/ch(4Ω)のダイナミック出力を実現しました。

増幅部には、最新の超低雑音インスツルメンテーション・アンプを導入し、

驚異的な高SN比の実現に成功しました。

さらにプロテクション回路に、長期信頼性に優れた

接点のないMOS FETスイッチや

バランスド・リモート・センシングなどを搭載、

 

出力回路を徹底的に低インピーダンス化して、

ダンピングファクター1000を達成(E-480と比較し67%向上)、

スピーカーが持っている表現力を最大限に引き出す、

理想的な駆動を実現しています。

 

デジタル入力ボード「DAC-60」

アナログディスク入力ボード「AD-50」を増設すれば

デジタル音楽信号やアナログディスクの高品位再生も可能です。

 

スピーカー端子に過電流が流れた場合、

ただちに出力を遮断し、メーター照明を点滅させて警告する

保護回路を搭載しています。

 

太いスピーカーケーブルにも対応できるスピーカー端子を装備し、

スピーカーA/Bの2系統を(A、B、A+B)にて使用できます。

 


 

 

 



Class-A
Precision Integrated Stereo Amplifier

 「E-700

希望小売価格:946,000円(税込)

展示・体験試聴中!

E-700は、

50年に渡り培った高度な設計テクノロジーを結集し、

最新回路とハイグレードの素材により、

前モデルE-650の性能や音質を大幅に向上させた、

純A級ステレオ・プリメイン・アンプです。

音へのこだわりとノウハウの全てを投入、

音楽の表現力の全てを引き出すモデルとして誕生しました。

 

プリアンプ部は画期的な

『Balanced AAVA方式ボリューム・コントロール』を搭載しています。

AAVAを2回路平衡駆動とした『Balanced AAVA』は、

入力端子から出力端子まで、

信号の流れ全てが完全バランス構成として高純度の信号伝送が可能、

高品位な音楽再生に寄与します。

更なる電気的性能の向上を図るため、

部品の配置・基板のパターン及びアースレイアウトを最適化、

電流-電圧変換回路には独自のANCCを採用して、

低ひずみ・低雑音化を実現しました。

 

 

パワーアンプ部は、

最新のインスツルメンテーション・アンプ方式を採用して信号経路をバランス伝送化、

さらに進化した『MCS+』回路やカレント・フィードバック増幅回路を搭載して、

諸特性の向上を図りました。

また、最高グレードの素材や回路・パターン技術を駆使することにより、

徹底的に低インピーダンス化して、ダンピングファクターは1000を保証、

あらゆるスピーカーの理想的な駆動を実現します。

 

出力素子には、パワーMOS FETを採用、チャンネル当たり

4パラレル・プッシュプル純A級動作で駆動させています。

あわせて、大電力容量トロイダル・トランスと、

大容量フィルター・コンデンサーによる強力な電源部により、

 

35W/8Ω, 70W/4Ω, 140W/2Ω, 160W/1Ω(音楽信号)の

リニアなパワーを達成。

 

A級動作範囲内では電源部の消費電力も常に一定で、

あらゆる入力信号の変化にゆるぎない能力を発揮します。

 

 

アンプ異常時にスピーカーを保護するプロテクション回路には、

機械式接点のない MOSFETスイッチを採用することで、

音楽信号が接点を通ることによる音質の劣化を避けることができます。

さらに、経年劣化の問題を解決し、長期に渡る信頼性を確保しています。

本機のMOS FETスイッチは、

定格電流が非常に大きく、ON抵抗が非常に低いものを採用しています。

 

一般的なコイルの断面は円形ですが、

E-700には、通常のコイルと比べて断面積が大きく(2mm×5mm)、

すき間を作ることなく、線材を密着させながら巻くことが可能な、

断面が長方形の特殊なエッジワイズ・コイルを採用して直流抵抗を極限まで下げ、

さらに、プロテクション基板とスピーカー端子を直結しており、

ダンピング・ファクターと音質の向上を実現しています。

 

 

最新の回路と高品位な素材により誕生したE-700は、

フラッグシップ・モデルに迫る性能と音質を実現する

インテグレーテッド・アンプです。

 

デジタル入力ボードDAC-60、

アナログディスク入力ボードAD-60をはじめ

各種のオプションボードを装着可能。

 

DAC-60使用時DSD 2.8/5.6/11.2MHz、

PCM 384kHz受信時の正確な周波数表示に対応。 (MHz/kHz切替)

AD-60使用時フロントパネルから

サブソニックフィルター切替、MC入力、 インピーダンス切替が可能。

設定結果をディスプレイに表示。(MM/MC切替は従来通り可能)

 

本機はプリアンプ部とパワーアンプ部を分離して、

独立したプリアンプとパワーアンプとして使用できます。

切り替えはフロント・パネルの MAIN IN スイッチで行います。

バランス端子とライン端子の2系統を装備しております。

 

 

 

 

 

 

 



Accuphase

Integrated Stereo Amplifier

E-4000

希望小売価格:693,000円(税込)

展示・体験試聴中!

W465×H181×W428mm、24.4kg

 

E-4000は、創立50周年記念モデルE-5000の技術を踏襲し、

 高級セパレートアンプと遜色ない性能と音色を目指し、

AB級動作が奏でる大出力を実現しました。

回路的にプリアンプ部とパワーアンプ部が完全に分離されており、

それぞれを独立してセパレートアンプとして活用することも可能です。

 

プリアンプ部は、AAVA音量調整機能システム、回路、部品配置、

アース強化などを徹底的に見直して電圧・電流変換回路を低インピーダンス化、

また電流・電圧変換回路には、

ノイズとひずみを打ち消す効果のある副アンプを加えたANCCを採用するなど、

一層の低ひずみ、低雑音化を実現しています。

 

パワーアンプ部には、バランス回路を搭載した

インスツルメンテーション・アンプを導入し、高SN比の実現に成功しました。

 

電力増幅段は、

高周波特性に優れ、許容損失電力約150W、コレクタ電流約15Aの

大電力パワートランジスターを採用しました。

この素子を4パラレル接続プッシュプル AB級動作させることにより、

アンプ出力の低インピーダンス化によってスピーカーの定電圧駆動を実現、

そして大型高効率トロイダル・トランスと

大容量フィルターコンデンサー(80V/40000μF)2個搭載、

さらに小信号を扱うプリアンプ部には専用電源回路を搭載した

 

強力電源部により、

180W/ch(8Ω)、260W/ch(4Ω)の

ダイナミックな出力を達成しました。

プリアンプ部・パワーアンプ部の搭載位置も分離して

相互干渉を防止し理想的な動作干渉を実現しています。

 

さらに、バランスド・リモート・センシングや

プロテクション回路に長期信頼性に優れた

接点のない、定格電流が非常に大きく、ON抵抗が非常に低い

MOS FETスイッチを搭載するなど、

出力回路を徹底的に低インピーダンス化して、

ダンピングファクターを大幅に改善し

ダンピングファクター800を達成。

スピーカーが持っているポテンシャルを最大限に引き出す、

理想的な駆動を実現します。

 

 



 


インテグレーテッド・ステレオ・アンプ

Accuphase 「E-3000」

希望小売価格: 495,000円(税込)

W465×H161×D422mm、23.1kg


E-3000は、

上位モデルE-4000の技術を踏襲し、多彩な機能を備え、

従来のE-280とE-380モデルを統合した、

新サイズ設計のAB級インテグレーテッド・ステレオアンプです。

 

 

ボリュームコントロール回路には

AAVA(Accuphase Analog Vari-gain Amplifier)を搭載。

可変抵抗体を使わずにボリュームをコントロールするAAVAは、

可変抵抗体を音楽信号が通らないため、

インピーダンスの変化による影響を受けることがなく、

高いSN比と低いひずみ率を維持したまま音量を変えることができます。

 

また、可変抵抗体の接触面の劣化に影響されないため、

初期性能を長期にわたって維持できる高い信頼性を兼ね備えています。

 

入力バッファーアンプの出力インピーダンスは、

AAVAの性能に大きな影響を与えます。

 

E-3000では、高性能アンプを5回路並列動作させる

5-MCS(Multiple Circuit Summing-up)により、

低インピーダンスと高SNを実現しています。

 

また、従来AAVAに隣接していた入力バッファーアンプを

入力端子の近くへ移動させたことで、

外来ノイズの影響を大幅に抑制しています。

 

 

また、電流・電圧変換回路には、

ノイズとひずみを打ち消す効果のある副アンプを加えた

ANCC(Accuphase Noise and Distortion Cancelling Circuit)を採用し、

ボリュームを絞った状態から

一般的なボリューム位置でのノイズ性能が大幅に向上しています。

 

 

電力増幅段には、高周波特性に優れた

許容損失電力 約130W、コレクタ電流 約15Aの 大電力パワートランジスタを採用。

 

この素子を3回路並列接続、

対称的な動作を行う2つの素子がペアとなり信号出力する

プッシュプルAB級動作させることにより、

非常に低い出力インピーダンスを実現しています。

さらに1ペア当たりのパワーの負担が1/3に軽減されるため、

大電力領域での動作が安定し、諸特性が向上します。

出力素子を大型ヒートシンクに分散させながら配置することで、

効率の高い放熱を行っています。

 

これらの技術により、

定格出力(100W/8Ω、150W/4Ω)のハイパワーを実現しています。

 

大電力容量の高効率トランスを採用

平滑用アルミ電解コンデンサーには、

71V/33000μFの大容量・高音質タイプを2個搭載し、

余裕ある電源部を構成しています。

 

さらに、小信号を扱うプリアンプ部には専用電源回路を搭載し、

パワーアンプ部との干渉を防止しています。

加えて、プリアンプ部とパワーアンプ部の搭載位置を分離することで、

相互干渉のない理想的な動作環境を実現しています。

 

パワーアンプ部には外来ノイズの除去能力やひずみ率が優れた

インスツルメンテーション・アンプ構成を採用。

回路の改善や部品定数の最適化により低雑音化を図っています。

 

フロントパネルのMAIN INスイッチを切り替えることで、

プリアンプ部とパワーアンプ部を分離して、

独立したプリアンプとパワーアンプとして使用できます。

 

パワーアンプ部に、出力信号を電流で帰還する、

カレント・フィードバック増幅回路を採用しました。

この回路は、ゲインが変化しても周波数特性の変化がほとんどなく、

高域の位相特性も優れています。

 

 

スピーカーに加わる電圧をより正確に検出する技術、

バランスド・リモート・センシング

スピーカー端子の直近に配置され、

電力増幅部のグランドとスピーカー端子のグランド間の

ごくわずかな電位差に着目し、信号だけでなく

グランドもスピーカー端子の直近から帰還をかけます。

これにより出力インピーダンスも下げることができました。

 

 

アンプ異常時にスピーカーとの接続を切り離し、

スピーカーの破損を防ぐプロテクション回路。

 一般的には機械式接点を持つ、出力リレーが使用されますが、

接点の酸化や硫化により接触抵抗が増加し、性能や音質が劣化する問題がありました。

 

本機には、機械式接点がなく、

定格電流が非常に大きく、ON抵抗が非常に低い仕様の

MOS FETスイッチを採用することで、

この問題を解決し、長期に渡る信頼性も確保しています。

 

プロテクション基板とスピーカー端子は

結合しており音質の向上を実現し、

ダンピングファクターは、600を達成しています。

 

スピーカー出力保護回路が搭載されており、

スピーカー端子に過電流が流れた場合、

ただちに出力を遮断し、メーター照明を点滅させて警告します。

異常な温度上昇の検出や、

直流成分を含む信号の検出を行う従来の保護回路も搭載しています。

 

 

それぞれON・OFFが可能な2系統のスピーカー端子を装備していますので、

接続を変更することなく、2系統のスピーカーの切り替えが可能です。

 

2系統のスピーカー端子を同時にONにすれば、

スピーカーの低音域、高音域を分離したバイワイヤリング接続をお楽しみいただけます。

端子の素材には真鍮無垢材の削り出しを採用し、

Yラグ、バナナプラグでの接続に対応しています。

 

入力セレクター側で8系統、

この内、バランス入力1系統、オプションボード 2系統と、

レコーダーでの録音および再生用 1系統を入力できます。

 

最適な場所に配置したリレーを電子制御で切り替える

ロジック リレーコントロール信号切替方式により、

最短経路での信号伝送を実現しています。

 

フロントパネルのPHASEボタンにより、

入力端子ごとに位相の設定が可能です。

設定した位相は電源を切っても入力端子ごとに記憶しています。

 

本格的な加算型アクティブフィルター方式の

トーンコントロール機能(高音3kHz±10dB、低音300Hz±10dB)や、

音量で聞く場合に、低域の音量を上げて聴感上のエネルギーバランスを整え

低域の量感不足を補う、ラウドネス・コンペンセーター機能+6dB(100Hz) も搭載しています。

 

 左右のバランス調整機能、

レコードのアームをおろすときの接触音低減などに使用する音量を下げるアッテネーター機能、

ステレオをモノラルに変換するモノ機能、

 

追加オプションボードの機能切替をする、

DAC入力切替、MC、MM切替、サブソニックフィルター切替、MC入力インピーダンス切替用の

各種ボタンも搭載しています。

 

ディスプレイ部は、

DSD 2.8、5.6、11.2MHz、PCM 384kHz 受信時の正確な周波数表示に対応します。  

 

大型のアナログ式ピークパワーメーターを採用。

ピークを補足するので、変化する音楽信号を正確に捉えます。

感度が高く-50dBといった小音量再生時にも指針の動きを確認可能です。

 

大型のガラスパネルを採用したメーター内の照明には

明るく見やすいLEDを採用、消灯機能も備えております。

本格的なヘッドホン専用アンプも搭載しております。

ボリューム・コントロールも AAVA で行いますので、

優れた音質の演奏をお楽しみいただけます。

 

付属しているお客様カードのハガキに記入しお送りすることで、

5年間の保証書が発行されます。

 





 


ステレオ・フォノアンプ

Accuphase 「C-57」

希望小売価格: 825,000円(税込)

 2025年 5月 発売予定

W465×H114×D407mm、14.8kg


フォノアンプ C-57は、

C-47をフルモデルチェンジを、

アナログ・テクノロジーの粋を結集し、最新の回路・高音質素子を採用することで、

ステレオ・フォノ・アンプの最高峰として

アナログのさらなる魅力を引き出します。

 

新方式 ANCC採用 MC ヘッドアンプ回路による高性能化

MC時 入力換算雑音: 156dBV

副アンプによる雑音、 ひずみ打消し回路を採用 (従来の ANCC とは異なる新回路)

 

副アンプは主アンプの入出力間誤差信号を出力し、

副アンプで囲まれた 範囲内で発生した雑音

(ひずみ等その他 誤差)を、抵抗の熱雑音を含め打ち消す

 

主副アンプ共にバランスアンプを採用

副アンプはバイポーラトランジスタによる低インピーダンス構成の超低雑音アンプ

低電源電圧の副アンプにより、性能向上と低消費電力動作を同時に実現

 

MC ヘッドアンプ利得は 50 dB

 

ごく僅かなハムノイズの混入を抑制するため、

天板内部板金はスリット付きの新構造を採用

 

入力負荷インピーダンスに 60Ω MC を追加

MC 時 10/ 30 /60/100/200/300/1kΩ より選択可能

近年の低インピーダンスMC カートリッジ に対応するため

30Ωと100Ωの間に60Ωを追加

 

MM時 1k/47k/100k Ω より選択可能

 

左に入力セレクタ、右に負荷インピーダンスセレクタを配置した左右対称デザイン

負荷インピーダンスセレクタの操作性向上

 

低雑音、高レギュレーション電源回路を新規設計

 

MC ヘッドアンプ副アンプ用に低雑音仕様の低電圧電源を追加

 

新規設計 トランス、ブロックコンデンサ

 

フル・バランス構成

MC・MM 独立、専用設計のバランス型ヘッドアンプ

 

MMヘッドアンプは低雑音 JFET入力利得 20dB

 

バランス入出力型 RIAA イコライザー・ アンプ

 

 

 



 

 

 


デジタル入力ボード

DAC-60

希望小売価格:99,000円(税込)

 

DSD(11.2MHz/1bit)、PCM(384kHz/32bit)

 

DAC-60は、アキュフェーズ対応アンプに搭載する事で、

デジタル信号をアンプ本体に直接入力できる

デジタル入力ボードです。

3種類の入力端子(USB、OPTICAL、COAXIAL)を備えており、

多様なデジタル機器との接続が可能です。

D/Aコンバーターには、ES9016K2M(ESSテクノロジー社製)を

2回路並列駆動する「2MDS+変換方式」を採用。

極めて原音に忠実なアナログ信号へと変換します。

 

<USB>

フォーマット:USB2.0ハイスピード(480Mbps)準拠

サンプリング周波数

DSD:2.8MHz、5.6MHz、11.2MHz/1bit(11.2MHzはASIOのみ)

PCM:32kHzから384kHz/32bit

適合ケーブル:USB2.0タイプBコネクタ付ケーブル(2M以内)

 

<OPTICAL>

フォーマット:JEITA CP-1212準拠

サンプリング周波数

PCM:32kHzから96kHz/24bit

適合ケーブル:JEITA規格光ファイバーケーブル

 

<COAXIAL>

フォーマット:IEC 60958 AES-3準拠

サンプリング周波数

PCM:32kHzから192kHz/24bit

適合ケーブル:75Ω同軸デジタルケーブル

 

 

 

 

 


アナログディスク入力ボード

AD-60

希望小売価格: 77,000円(税込)

 

MM/MC対応フォノイコライザーアンプ

 

AD-60は、

アキュフェーズ対応モデルに搭載することで、

レコードの演奏を楽しめる高性能フォノイコライザーアンプです。

最新の回路や選び抜いた高音質素材を採用し、

低雑音化と高精度なRIAA偏差を実現しました。

また、MC入力時には最適な入力インピーダンスを

30/100/200/300Ωの中から選択可能です。

 加えて、レコードの反りによるウーファーのゆれをカットする

サブソニック・フィルターを装備しました。

 

アンプ本体に切り替え機能が搭載されていれば、

MC/MMの切り替え、MC入力インピーダンスの選択、

サブソニック・フィルターのON/OFFを

フロントパネルから行うことができます。

 

 

ゲイン:MC 66dB、MM 40dB

入力インピーダンス MC:30/100/200/300Ω、MM:47kΩ

サブソニックフィルター:25Hz-12dB/octave。