Accuphase
アキュフェーズ 横浜本社見学
2014年 9月某日に、
アキュフェーズ横浜本社内にある、
工場見学をさせて頂きました。
アキュフェーズ製品は、
質の追求に徹する為、
ベルトコンベアを使用しない生産ラインです。
製品は全て、本社内の工場にて、
手作業で丁寧に組み上げられ、
全ての製品、1台、1台、全数に、
入念な検査が行われています。
その検査風景の
一部を、ご紹介致します。
製造・検査風景
修理品エリア
新製品開発用の試聴部屋
<製造・検査風景>
当日は、純A級プリメインアンプ
E-600 モデルを製造・検査中。
配線動作検査。
1台毎、丁寧に作業を行っています。
実際のスピーカー接続(8Ω)を
想定した状態で
24時間行う、エージング工程。
各個体が同じ状態になる様に、
管理された一定の温度環境内での通電チェック。
調整検査。
波形で確認しながら、内部ケーブル類を調整します。
フロントパネルを本体に組み上げる、仕上げ工程。
外観上、一番重要となるフロントパネルを扱う作業は、
細心の注意が払われています。
振動を発生させる機械の上に、製品を乗せ、
過酷な状況下での実動検査。
手動による振動テストも行い、
動作に影響がないか、入念にチェックしています。
回りを仕切りで囲んだ個室状態で、
各部の点灯・音出しの確認をする実動検査2。
安全性検査を行い、
サイドパネル部を取りつけ、最終検査へ。
最終となる出荷検査は、
別の部署となる品質保証部が、
入念に、動作・外観チェックを行っています。
出荷検査に合格すれば、
シルアルNoを刻印する梱包工程へ。
ボリューム等の詳細パーツ類は、
別の専用ルーム内で組み上げられています。
通常、気が付かない様な
小さな傷でも見逃さない、
徹底した品質管理が行われています。
見えづらい小さな傷でも、
パネルは使用されずにNG扱いとなります。
<修理品エリア>
別フロアにある、修理品エリア。
多くの製品を修理できる様に、
様々なパーツが管理されております。
お預かりの修理品は、
地震がおきても大丈夫な様に、
強固な剛性ラックに固定収納され、
徹底した安全配慮がされています。
お客様が製品購入時に、
返送されたお客様カードにより、
お客様の製品情報は、全て管理され、
過去の修理工程等も、
把握しやすい様になっています。
アンケート内容等は、
今後の製品開発参考の為に、
アキュフェーズの役員全員が、
順番に目を通されております。
<試聴ルーム>
別フロアとなる、
設計開発エリア内の一室には、
新製品の音質テストも行う、
試聴ルームが完備されています。
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