Accuphase テクノロジー

MADE IN JAPAN

アキュフェーズ技術陣が

聡智を結集して開発した独自技術

 

AAVA
Accuphase Analog Vari-gain Amplifier


AAVAは

可変抵抗体を使用しない全く新しい概念の

高性能・高音質ボリューム・コントロール方式です。


音楽信号が可変抵抗体を通らないので、

インピーダンスの影響を受けません。


このため、高SN比,低ひずみ率のまま、

音質変化もなく音量を変えることができます。

AAVAシステムはアキュフェーズの独自特許です。



プリアンプ C-3900 搭載



インテグレーテッドアンプ E-800 搭載



インテグレーテッドアンプ E-650 搭載



インテグレーテッドアンプ E-480 搭載



インテグレーテッドアンプ E-380 搭載



インテグレーテッドアンプ E-280 搭載




AAVAの動作原理

音楽信号をV-I(電圧-電流)変換アンプで

《1/2、1/4、・・・、1/32,768 、1/65,536》と

16種類の重み付けされた電流に変換します。


16種類の電流は、それぞれ16個の電流スイッチによって

ON/OFF、その組み合わせで音量が決まります。


切替制御はCPU《マイクロ・コンピューター》によって、

ノブの位置と音量が同じになるようにコントロールされます。


これらの電流の合成が、音楽信号の大きさを変える

Variable Gain Circuit(音量調整回路)となります。

さらに各電流をI-V(電流-電圧)変換器によって合成し、

音楽信号の電圧に戻します。




AAVAは、重み付けされた16種類の「V-I変換アンプ」を

電流スイッチで切り替えて音量を可変します。

「V-I変換アンプ」は「2の16乗=65,536」段階の

組み合わせが可能です。



可変抵抗体での音量調整は、

通常使用するボリューム位置で

インピーダンスが増加しノイズが増えてしまいます。

AAVAはインピーダンス変化などの影響を受けないため、

SN比を悪化させることなく、また周波数特性も変わりません。

このため、実用音量レベルでの

ノイズレベルのノイズの増加がなく、

高SN比を維持することができるほか、

音質変化もありません。



AAVAは電子回路で構成し、

さらに固定抵抗器を使用するため、

微小レベルでも左右の音量差がほとんどありません。

また、各チャンネルを独立させることができるので、

チャンネル間のクロストークもほとんどなくなります。



AAVAは

増幅器とボリューム調整とが一体化した電子回路で、

電気的には大変にシンプルな構成になっています。

このため、性能や音質の経年変化による劣化が少なく、

長期にわたって高信頼性を維持します。



AAVAは

音楽信号を「電圧→電流」に変換する

純粋なアナログ処理です。



実際の操作は、CPUでボリューム・ノブ位置を検出します。

内部動作は、ノブ位置に相当する音量になるように、

電流スイッチを切り替えてAAVAのゲインを選択します。

このためノブを回して音量を変えるボリューム操作感覚は

今までと同じになり、同時に従来と同じ

リモート・コマンダーによるコントロールも可能になりました。



左右の音量バランスやアッテネーターもAAVAで行い、

余分な回路を通らないシンプルな構成で

高音質を実現しています。